2018年11月20日

帯中津日子天皇の御陵、そしてカフェ杜の灯


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休日には、神社や御陵・古墳を訪ね歩くことが、この四年ほどの習慣になつてゐます。
 
神社や御陵の上に拡がる大空を見上げるのが、好きなのかもしれません。
 
お日様の光と白い雲の行き交ひ、そしてその下を吹き過ぎる風は、こころと神との行き交ひを促してくれるやうで、いのちを洗濯してゐるやうな気持ちになります。
 
今日は、大阪府藤井寺市の仲哀天皇の御陵、恵我長野西陵(えがのながののにしのみささぎ)へ。
 
仲哀天皇、御生前は帯中津日子(たらしなかつひこの)天皇と申されました。
 
この方は、かの倭武命の御子息であり、神功皇后(息長足姫命)の夫君であり、応神天皇の父君でありました。
 
神に反逆したために、命を絶たれてしまはれた帯中津日子天皇。
 
わたしは、この方を偲ぶこと浅からず、今日も陵の周りを歩き廻りながら、思ひを巡らせてゐました。
 
人類が、われらが民すべてが、経験しなければならないことを、一身に背負はれて生きられたお方。
 
その御陵の上には、秋の穏やかで静かな空が澄み渡つてゐました。
 
景色といふものは、わがこころの情と重なり合つて、情景になるものなのですね。
 
我が家から一時間も経たずに行くことのできる場所に、このやうな歴史的「情景」をふんだんに持つことができるこの日本といふ国、とりわけ近畿地方は、精神的に贅沢な地です。
 
思ひで一杯になつた自分は、御陵の近くのカフェ「杜の灯」に入りました。
 
ここは、辛國神社に面してゐる静かなカフェです。
 
美味しいコーヒーとシフォンケーキを頂きながら、マスターのコレクションされてゐる蓄音機からSP盤のジャズ、そして、大きなオルゴールから流れてきたその調べは、不思議な感覚なのですが、子どもの頃に部屋の片隅を見つめつづけてゐるうちに、壁の向こうに通ずる穴をくぐり抜けて、どこか他の世界に踏み込んだやうな感覚を、一瞬、垣間見せてくれました。

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大阪・名張 言語造形公演『山月記』
11月30日(金)・12月1日(土)
https://www.facebook.com/events/355150188559093/
 
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ことばの家 クリスマス公演・キリスト生誕劇2018
2018年12月25日(火)17時開演
於 大阪市立阿倍野区民センター小ホール
https://www.facebook.com/events/894100854122598/
 
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親子演劇塾「ことばの泉」キリスト生誕劇
2018年12月28日(金)13時開演
於 和歌の浦アート・キューブ
https://www.facebook.com/events/2147958465524679/
 
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2019年1月開校
『言語造形と演劇芸術のための学校』
https://kotobanoie.net/school/


posted by koji at 21:43 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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