聴くといふ行為は、まぎれもなく、愛です。
ある保育所での幼な子たちとの時間。
かういふ時に、特に、言語造形をやつてゐて、よかつたなあ、幸せだなあと思ふのです。
活き活きとした息遣ひとことばの精神(言霊)に導かれて、幼な子たちのこころもからだも弾みます。
幼な子たちは、耳でお話しを聴いてゐません。
全身で聴いてゐるのです。全身が耳なのです。
だからこそ、知性の勝る賢い大人とは違ひ、幼な子は、共に舞台を創つてくれます。
演じ手と共に、聴き手が創造に参加してくれるのです。
こんな豊かさはありません。
【ことばづくり(言語造形)の最新記事】
- ことばが甦るとき 〜甦りの祭り(復活祭)..
- アドリブでお話を語ってみる
- 七年前、六年前のクリスマス イエスキリス..
- わたしたちの新嘗祭(にひなめのまつり)
- 「母の国 滋賀」でのことばづくり
- 昔話や神話を信じること
- これからの共同作業
- 青い森自然農園でのことばづくり「ことばの..
- ことばのひ 京都南丹でのことばづくり
- ありありとあるものに触れる喜びをはっきり..
- 家庭教育の基 百人一首
- きららの森サマースクールでのことばづくり..
- ことばづくり(言語造形)という芸術の必要..
- 京田辺シュタイナー学校でのことばづくり(..
- 味わい深いひとときの積み重ね
- こころよろこぶ 「ことばのひ」 in 青..
- かたちづくられる人
- 靈(ひ)の学びと言語造形
- 言語の音楽性
- 教員養成の要としてのことばの修練