多国籍の人々で賑はふ四条大橋の上から美しい夕方の鴨川
昨夜は、京都に福間洸太朗氏のピアノを聴きに行く。
圧巻のムソルグスキーの「展覧会の絵」。
音楽とは、聴きとられた天の楽音だ。
からだまるごとで舞ひ上がるフォルム、切り裂く稲妻、満天に瞬く星々のきらめき、宇宙大に屈伸される上腕と十指によつて描かれる色彩。
舞台の遥か上、それらは瞬間の閃光のやうだ。
音楽が見える。
聴き終へたあとの夜の眠りは、再び、拡大された音楽に満たされてゐる。
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