2018年02月17日

青いスミレ




以前、キッズレーダーに掲載させてもらつてゐた『語り聞かせ教室』。ルドルフ・シュタイナーの「青いスミレ」。
 
齒が生え変はり始めてから九歳~十歳ごろまでの子どもたちの感情を育んでいく。
 
そのことの重要性は、我が家の下の娘(丁度九歳、まうすぐ四年生)を観てゐても、いたく感じるところだ。
 
植物や、動物や、青い空の色や、雪の冷たさなどに触れるとき、彼女の感情が深く深く動かされる樣子を観て、もう既に大人になつてしまつてゐるわたしはとても新鮮な驚きと懐かしさを覚える。
 
この時期にある子どもならではのこころのありやう。自分自身のその頃のことを想ひ起こすと、とても懐かしく感じる。
 
世界のどの部分も、息をし、ことばを話す生き物のやうに捉へてゐた。自分のこころと世界が、密やかな話しを交はしてゐた。
 
そんな時期にある子どものこころを育んでいくために、とりわけ、感情生活を豐かに息づかせていくために、たとへば、このやうなお話を、石も植物も川も雲も山も動物たちも人に語りかけてくる存在として、芸術的に語つてあげられたなら、と思ふ。
 
そんな風に、この年代の子どもの感情を耕すこと。
 
それは、その子の生涯の感受性、世の捉へ方の質を深めていくことに、おそらく繋がつていくのではないだらうか。
 


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