今朝、住吉大社内の摂社「若宮八幡宮」での湯立神事に参列。
このお宮には、お二方が祀られてゐる。
息長帯比売命(おきながたらしひめのみこと:神功皇后)の御子であられる誉田別尊 (ほむだわけのみこと:応神天皇)。
そして、忠臣・武内宿禰 (たけしうちのすくね) 。
その社の前で、祝詞が唱えられ、神楽の笛と太鼓に合わせて、「湯立神楽」と「天岩戸開きの舞」が巫女さんにより舞はれる。
神の御靈(みたま)の甦りを祝ふ毎年1月12日のお祭りだ。
お祭りを執り行ふ神官の方々、巫女さん、参列している崇敬者だけでなく、御日様の光、風、厳しい寒さ、木々や社を囲むすべてがすべて、この神事を厳粛にかつ途方もない喜びをもつて祝ひ合つてゐるのを感じる。
「わたしたち」「われわれ」といふことばが、こころにおのづと立ち上がつてきた。
俗世に生きてゐて、滅多に味はへないことばだ。
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