2017年08月24日

瀧蔵神社・笠山荒神社 〜大和にをける出雲人との繋がり〜


IMGP0280.JPG
瀧蔵神社


奈良の三輪山の東に連なる泊瀬山(はせやま)。

麓にある長谷寺からその山を車で20分ほど登つてゆくと、出雲といふ部落。

そこは、古代の禊場(みそぎば)であつた。
 
そこには、瀧蔵神社といふ古代からの社がひつそりと鎮まつてある。
 
山上のこの瀧蔵信仰が基となつて、長谷寺が建てられたさうだ。
 
そこには、以前から何故か行きたい気持ちがあり、昨日、妻と二人で車を駆つて行つてきた。
 
また、その神社に隣りあふやうに鎮座されてゐる笠山荒神社(かさやまかうじんじや)へもお参りする。
 
いずれも出雲の人の信仰圏をわたしたちは歩いたことになるやうだ。
 
そこに惹きつけられるといふことに不思議を感じる。
 
なにせ、笠山荒神社には、いつさい表立つては知られてゐないが、スサノオノミコトといふ出雲と関わりの深い神の址があつた。
 
そこには、日、月、星の印がつけられた三本の剣が地に樹てられてゐる。
 
あまりにも不思議な印に、茫然とする。 

IMGP0303.JPG
笠山荒神社の隠れたところにましますスサノオノミコトに関わる址。

 
そして三輪山の西に出て檜原神社へ、さらに北に進んで穴師座兵主神社(あなしにますひょうづじんじゃ)へ。
兵主神社にお参りしている最中から、遠い空で雷が鳴りだした。
 
鳴る神の音のみ聞きし巻向の檜原の山を今日見つるかも
(『萬葉集』1092 柿本人麻呂歌集より)
 
人麻呂は、穴師の山人・神人の古のこころを歌ひあげた歌人である。
 
IMGP0310.JPG
檜原神社


IMGP0315.JPG
巻向あたりから西へ二上山を望む。




posted by koji at 09:54 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 神の社を訪ねて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。