2017年08月07日

オイリュトミスト佐々木泰祐さん


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今回の『丹生都比売』の舞台で、大きな働きをなしてくれたのが、佐々木泰祐(たいすけ)さんによるオイリュトミー、並びに演技だつた。
 
言語造形にをいて、肉声から生まれる、ことばの動き、流れ、かたちを、つねづねよりも深いことばの意味とともに感覚することができる。
 
佐々木さんのオイリュトミーを観るとき、演者の肉体を見るのではなく、演者の肉体の周りを取り巻く風のやうな流れ、色、熱を観るのだといふことが、今回明瞭に実感することができた。そして、その流れ、色、熱、かたちこそが、「ことば」である。理屈ではなく、からだによる実演から、さう認識することができたことが、何よりもわたしにとつて喜びと糧になつた。
 
舞台公演の三時間前には丹生神社にて、花岡攻事さんの言語造形と共にオイリュトミーによる「丹生大明神告門」奉納がなされた。花岡さんの肉声とひとつになつて空間に巻き上がる精神の動き。この祝詞が、いま、ここで、このやうなかたちで、響かせられてゐること。そして花岡さん、佐々木さんといふ若い藝術家がかうして自分自身の足でしつかりと立ち、歩みを刻み込んでゐること。奉納が終わると共に、予期せぬほどの感情の高ぶりを感じた。
 
佐々木さんは、笠井叡さんのもとでのオイリュトミー修業の後、スイスに渡り、修業を更に続け、いまはヨーロッパやアジアの各地で公演活動を繰りなされてゐる。
 
また、帰国されるときが、とても楽しみだ。
 
(一枚目の写真はトルネード純子さんの写真をお借りしました)


posted by koji at 17:39 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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