2016年06月18日

第一回 おはなしペチカ ありがとうございました


CIMG0194.JPG
 
CIMG0205.JPG

CIMG0207.JPG



今日は、諏訪 千晴による、
言語造形の語りの会『第一回おはなしペチカ』でした。
 
ふたつのおはなし「青いスミレ」「つぶ長者」を通して、
今日のように、
頭上にどこまでも拡がる青い空と、
田んぼの水面に映る赤い夕焼け空とを、
聴きに来て下さった方々と分かち合えたような感覚です。
 
また、おはなしに秘められている人というもののなりかわり・変容の神秘が、
聴覚の向こうに静かに響いているのを感じた一時間でした。
  
そして、語り手自身のなりかわりも、
わたしには如実に感じられたのでした。
 
自分自身の枠を乗り越え、
より広やかで、豊かな世に己れを投げ出し、解き放って、
新しい自分自身に出会っていく。
 
それは、お話の中で進行していたことでもありますが、
語り手自身がこの会に向けてくぐり抜けてきた道のありようでもありました。
 
大阪の住吉大社の近くにある
Confidence cafe (コンフィデンス カフェ)さんの、
語りに適した心地よい空間。
 
さらに、店主さんの深い優しさが、
この会の生命を息づかせてくれた大きな要因でした。
 
言語造形に限らないと思いますが、
とりわけ、このような繊細な芸術は、
その場所に生きている人のこころもちが大きく作用するのです。
 
最後に、集まってくださった皆さんの、
澄んだこころのまなざしと、
深く聴き取ろうとされる精神の耳に、
こころより感謝いたします。
 
どうもありがとうございました。
 
CIMG0216.JPG

CIMG0221.JPG

 


posted by koji at 20:26 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
■ 新着記事
〜エーテルの世との繋がり〜 5/7(水)からの「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラスへのご案内 (04/30)
こころのこよみ(第2週) (04/29)
地上の花々 それは天上の星々の照り返し (04/28)
滋賀シュタイナー ちいさいおうち園での語らい (04/27)
アントロポゾフィー 人であることの意識 (04/24)
三羽の揚羽蝶 (04/24)
ひとりひとりの歩幅 (04/23)
京都市伏見区醍醐勝口町でのことばの家 ことばづくり(言語造形)クラスのご案内 (04/23)
ことばが甦るとき 〜甦りの祭り(復活祭)の日にちなんで〜 (04/20)
こころのこよみ(第1週) 〜甦りの祭り(復活祭)の調べ〜 (04/20)
■ カテゴリ
クリックすると一覧が表示されます。
ことばづくり(言語造形)(244)
アントロポゾフィー(182)
断想(575)
講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告(461)
こころのこよみ(魂の暦)(498)
動画(334)
農のいとなみ(1)
うたの學び(88)
神の社を訪ねて(37)
アントロポゾフィーハウス(92)
声の贈りもの(5)
読書ノート(71)
絵・彫刻・美術・映画・音楽・演劇・写真(41)
ことばと子どもの育ち(13)
「ことよさしの会」〜言語造形に取り組む仲間たち〜(11)
■ 最近のコメント
5/7(水)からのシュタイナー著「いかにして人が高い世を知るにいたるか」毎週水曜日夜オンラインクラスへのご案内 by 諏訪耕志 (04/11)
待ち望まれてゐることばの靈(ひ)〜「こころのこよみ」オンラインクラスのご案内〜 by 諏訪耕志 (04/03)
こころのこよみ(第1週) 〜甦りの祭り(復活祭)の調べ〜 by (04/09)
12/10(土・夜)12/11(日・朝)オンライン講座「星の銀貨」を通して〜人への無理解と憎しみについて〜 by アントロポゾフィーハウス (12/07)
穏やかで安らかなこころを持ち続けること、しかし、目覚めること by 諏訪耕志 (04/23)
■ 記事検索
 
RDF Site Summary
RSS 2.0