御田植神事に先立ち御田の代掻きを荷ってくれる斎牛。
早苗を捧げ持つ植女(うえめ)。
昨日、我が氏神様である住吉大社の御田植神事に参詣。
神功皇后がここ住吉(すみのゑ)の地に水神様をお祀りするためにお社を据えられたのが、約千八百年前。
その時から毎年行われている古式ゆかしい神事だ。
我が国の神話では、
お米を作ることは、神様からことよさしされたこと。
その厳粛さをもって、いまだに営まれ続けている。
お米は、太陽の光と熱をいっぱいに浴びて、
わたしたちのからだのなかに入り、
内なるお陽さまの力として、
毎日を生きていく力となる。
そのことへの信仰。
なんと古き素朴な信仰であろうか。
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