2016年05月30日

言語造形による音声『ざしき童子のはなし(2)』(宮澤賢治作)




幼い子どもたちは、
わたしたち大人が持っている、
鋭く目覚めた意識を本来的にはまだ持つことはできません。

健やかな子どもほど、
ぼんやりとした、云わば、とりとめのない意識で生きています。

しかし、そんな意識だからこそ、
大人には感じられないものを感じたり、時には、見たりするのでしょうか。

民俗学者の柳田國男が、こんなことを報告しています。
小学校にひとりの座敷わらしが現れ、
子どもたちと一緒に遊び戯れたが、
尋常一年生の小さい子どもらの他には見えず、
「小さい子がそこにいる」と言っても大人にも年上の子にも見えなかった、と。

作者宮澤賢治は、大人になっても、
そのような感受性と視力を持っていたようです。

『ざしき童子のはなし』四つのお話しのうちの二つ目です。
 
言語造形による語りを、どうぞ、聴いてみてください。



この記事へのコメント
Posted by 諏訪耕志 at 2016年06月03日 08:13
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