2016年03月29日

一葉の書きし明治の世 〜4/2(土)樋口一葉『十三夜』神奈川言語造形公演〜


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今週土曜日の公演を迎えるにあたり、
昨年の秋の大阪での上演とは全く違うこころもちで、
わたしは今回の舞台を迎えています。
 
この作品の稽古を重ねるほどに、
この作品と出会えたことへの感謝が溢れてくるのです。
 
夫婦関係、男と女の関係というものの中で、
どうしても、
そのように動いてしまわざるをえない
力学のようなものがあり、
その力が自分自身の実生活と
見事に重なっていることに気づいたときの驚きは、
ここでもうまくことばに出来ずにいます。
 
人は理屈で生きているのではなく、情動で生きているということ。
 
そして、情でこそ生きる人生というものを、
おおぜいの人が理屈で処理しようとしはじめたのが、
もしかしたら明治という時代なのではないだろうか。
 
そして、その流れはいまだに続いていて、
つぎつぎと人のこころを死に追いやろうとしている・・・。
 
一葉がものしたこの物語に出会えたことによって、
わたしは、世界を、他者を、そして自分自身を、
無意識に理屈で処理しようとしている己れの性向に
歯止めをかけるチャンスをもらえたように実感しています。
 
 
  一葉の 書きし明治の世を思へば
  ゆゑわかなくに 眼(まなこ)潤み来  
                   吉井勇
 
 
この物語を皆さんが耳でお聴きになって、
全身でお聴きになって、
どのような人間像と人間ドラマが
立ち上がってきますでしょうか。
お楽しみいただけましたら、幸いです。
 
そして、この作品について、
皆さまの胸のうちに、新しく語りあいが生まれますこと、
そのようなことをも密かに希っております。
 
お待ちしております。
 
 
http://www.kotobanoie.net/pray.html#13n
 
■ 日時       
         2016年 4月 2日(土)
         開場14時 開演14時30分
 
■出演 
 
 語り : 諏訪耕志  諏訪千晴 
 
 ギター: 清水久芳
 
 
■会場
 
 日本キリスト教団 まぶね教会
 http://members3.jcom.home.ne.jp/4621641401/access.html
 
  小田急線「柿生」駅 南口より 約15分
  東急田園都市線「たまプラーザ」駅より 約35分
 
  ※会場は多少分かりにくいためHPでご確認ください。 
 
 
■ 入場
 
 ご予約  大人 3000円  中高生 1000円
 当日   大人 3500円  中高生 1500円
 
 
■ お申込みフォーム
 http://www.kotobanoie.net/pray.html#13n
 
 
■ お問い合わせ

 ことばの家 
 http://www.kotobanoie.net/access.html


posted by koji at 19:39 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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