2016年02月05日

初国小さく作らせり 〜滋賀講演『ことばと子どもの育ち』のご感想〜


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初国(はつくに)小さく作らせり。
 
我が国における「国」とは、
そもそも、自分たちが米作りをする土地のこと。
 
自分たち自身を養うための限りはおのずから定まってきて、
それは小さいものであり、
その小ささのなかにこそ、
豊かさは息づきます。
 
若い人たちで農に立ち返る人が増えて来ているということ。
その人たちのこころの深みにどのようなものが胎動しているんだろう。

暮らしを素朴なものにしてゆくほどに、
生きることのうちで本当に大事にしたいものが見えてくる。

暮らしのリズミカルな繰り返し。
その手足の動きが、おのずと、話すことばにいのちを注ぎ込んでいた、
小さな初国であった我が国。

いま、ふたたび、ひとりひとりが、どのような初国を創っていくことができるだろう。
 

先日させてもらった滋賀での講演『ことばと子どもの育ち』を聴いて下さった、
たかたまさん、
http://tamairo.jugem.jp/?eid=1158#sequel

そしてsallygardenさんの文章
http://sallygarden.hatenablog.com/entry/2016/01/24/063924
シェアさせていただきます。

 
まっすぐで、柔らかなこころ。
たかたまさん、sallygardenさんはじめ、
そんな人たちにたくさん出逢えて、本当に嬉しかった。
 
以前、大阪箕面のシュタイナー幼稚園で、
先生をされている山崎さんが語ってくださった『お話のお宮』のことを想い出しながら、
その講演では話させてもらったんです。
http://kotobanoie.seesaa.net/article/394581885.html
 
たかたまさん、sallygardenさん、どうもありがとうございます。


posted by koji at 09:17 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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