2015年04月04日

こころのこよみ(第52週)〜十字を生きる〜 (再掲)


こころの深みから

精神がみずからありありとした世へと向かい、

美が空間の拡がりから溢れ出るとき、

天の彼方から流れ込む、

生きる力が人のからだへと。

そして、力強く働きながら、ひとつにする、

精神というものと人であることを。




Wenn aus den Seelentiefen 
Der Geist sich wendet zu dem Weltensein 
Und Schönheit quillt aus Raumesweiten,
Dann zieht aus Himmelsfernen
Des Lebens Kraft in Menschenleiber
Und einet, machtvoll wirkend,
Des Geistes Wesen mit dem Menschensein.




ものをじっと観る。
ものがありありとしてくるまで、じっと観る。
そのとき、こころの深みが動く。
こころの力を振り絞って、そのものとひとつになろうとするとき、
わたしの精神とものの精神との交流が始まる。

そして、また、そのときに、
方向で言えば、まさに上から、天から、
そのつどそのつど、フレッシュな光、息吹き、啓けがやってくる。

言語造形をしているときも、同じだ。

みずから稽古しているとき、
うまくいかなくても、
それでも繰り返し、繰り返し、
ことばがありありとしたものになるまで、
美が立ち上がってくるまで、ことばに取り組んでいるうちに、
また、他者のことばをこころの力を振り絞りながら聴いているときに、
「これだ!」という上からの啓けに見舞われる。

そのたびごとに、わたしは、力をもらえる。
喜びと安らかさと確かさをもって生きる力だ。

精神である人は、みずからのこころとからだを使って、
じっと観る。聴く。働く。美を追い求める。

そのとき、世の精神は、力強く、天から働きかけてくれる。

そして、精神と人とをひとつにしようとしてくれている。

人と世が、美を通して出会い、(横の出会い)
人と天が、生きる力を通して出会い、(縦の出会い)
その横と縦の出会いが十字でクロスするところで、
『こころのこよみ』は、この第52週をもって一年を終える。



こころの深みから
精神がみずからありありとした世へと向かい、
美が空間の拡がりから溢れ出るとき、
天の彼方から流れ込む、
生きる力が人のからだへと。
そして、力強く働きながら、ひとつにする、
精神というものと人であることを。




posted by koji at 09:01 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。