2015年01月11日

こころのこよみ(第41週) 〜考えつつ、感じつつ、確かめていく〜 (再掲)


こころから生み出す力、

それは心(臓)の基からほとばしりでる。

人の生きる中で、神々の力を、

ふさわしい働きへと燃え上がらせるべく、

おのれみずからを形づくるべく、

人の愛において、人の仕事において。


Der Seele Schaffensmacht
Sie strebet aus dem Herzensgrunde
Im Menshenleben Götterkräfte
Zu rechtem Wirken zu entflammen,
Sich selber zu gestalten 
In Menschenliebe und im Menschenwerke.



人は、善きこと、素晴らしいことを、大いに考えることはできても、
それを行為にまで移していくことには、難しさを感じるのではないだろうか。

考えることや思いえがくこと。
そして、実際に、すること。

この間には、人それぞれにそれぞれの距離がある。


「血のエーテル化」(1911年10月1日 バーゼル)と題された講演でシュタイナーが語っていることを要約して、今週の『こよみ』をメディテーションする上での助けにしてみる。


   人は、昼間、目覚めつつ考えているとき、
  心臓からエーテル化した血が光となってほとばしりでて、
  頭の松果体にまで昇っていき、輝く。

  そして、
  人は、夜眠っているあいだ、考える力が眠り込み、
  逆に意志・意欲が目覚め、活発に働く。
  そのとき、
  大いなる世(マクロコスモス)から人の頭の松果体を通り、心臓に向かって、
  「いかに生きるべきか」
  「いかに人として振舞うべきか」といった道徳的な力が、
  その人に朝起きたときに新しく生きる力を与えるべく、
  色彩豊かに流れ込んでくる。

  それは、神々が、その人を励ますために夜毎贈ってくれている力だ。

  だから、人は夜眠らなければならない。

  人が少しでも振る舞いにおいて成長していくためには、
  眠りの時間に神々から助けをもらう必要がある。

  昼間、人において、
  「こころから生み出す力」、考える力が、
  「心(臓)の基」から、エーテル化した血が光となってほとばしりでる。

  その下から上へのエーテルの流れは、
  頭の松果体のところで、
  夜、上から下への神々の力と出会い、
  そこで光が色彩をもって渦巻く。

  その光の輝きは心臓あたりにまで拡がっていく。

  それが、人というミクロコスモスで毎日起こっていることがらだ。

  そして、マクロコスモス、大いなる世からの視野には、
  キリスト・イエスがゴルゴタの丘で血を流したとき以来、
  そのキリストの血がエーテル化し、
  地球まるごとを中心から輝かせているのが視える。

  そのとき以来、
  ひとりひとりの人が、
  キリストのゴルゴタのことを親しく知るほどに、
  みずからの内なるエーテル化した血の流れが、
  キリストのエーテル化した血とひとつになって、
  昼間、人を輝かせ、力づけている。

  そのキリスト化したエーテルの血と、
  マクロコスモスから夜毎やってくる神々の力とが出会うことで、
  人は、さらに昼間、
  愛において、
  仕事において、
  その神々の力をふさわしい働きへと燃え上がらせる。

  考えることや思いえがくこと。(心臓から上っていくエーテル化した血の流れ)
  そして、
  実際に、すること。(高い世から心臓に降りてくる力)

  その間を、人みずからが埋めていく。
  そのふたつを、人みずからが重ねていく。 

  それが時代のテーマだ。



シュタイナーによって語られたこれらの精神科学からのことばを、
何度も繰り返して自分の考えで辿ってみる。
鵜呑みにするのではなく、
折に触れて、何度も考えてみる。

キリストのゴルゴタのことを親しく知るほどに、
本当に自分のこころが、輝き、力づけられているかどうか、
感じつつ、確かめていく。

そして、
そのように輝き、力づけられた自分のこころと、
神々の力が、交わっているのかどうか。

その交わりがあることによって、
自分の仕事が、充実して、
まるで自分以上の力、神々の力が燃え上がるような瞬間を迎えることができるのかどうか。

そのことを感じつつ、確かめていく。


こころから生み出す力、
それは心(臓)の基からほとばしりでる。
人の生きる中で、神々の力を、
ふさわしい働きへと燃え上がらせるべく、
おのれみずからを形づくるべく、
人の愛において、人の仕事において。



   なお、
   シュタイナーが、Seele ということばを使うときは、
   からだと繋がるところでありながらも、
   からだからは独立した働きを荷う「こころ」を言っていますが、
   Herzen ということばを使うときは、
   物質の素材でできている心臓のありようをも含む意味合いを指し、
   またその物質の心臓の働きを支えているエーテルの心臓を指すようです。
   そこで、Herzen を「心(臓)」と書き表しています。





posted by koji at 19:55 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。