2014年12月14日

こころのこよみ(第36週) 〜汝は何を怖がっているのか〜


わたしというものの深みにおいて

いま、目覚めよ、と

密(ひめ)やかに世のことばが語る。

  汝の仕事の目当てを

  我が精神の光で満たせ、

  我を通して、汝を捧げるべく。 



In meines Wesen Tiefen spricht
Zur Offenbarung draengend
Geheimnisvoll das Weltenwort ;
Erfuelle deiner Arbeit Ziele
Mit meinem Geisteslichte
Zu opfern dich durch mich



わたしというものの深みにおいて、「いま、目覚めよ」と、世のことばが密やかに響く。

「世のことば」とは、キリスト。
キリストがささやくように「いま、目覚めよ」と言う。

「目覚めよ」とは、恐れや不安を乗り越えよ、ということ。

世のことばがささやいている。

汝は何を怖がっているのか。
何も怖がることはない。
己の内に隠されている恐怖から、他者を罵り、責めることは、もうやめよ。
汝を捧げよ。
汝の仕事に。
我(キリスト)を通して。

仕事をするということは、そういうことではないか。


わたしというものの深みにおいて
いま、目覚めよ、と
密(ひめ)やかに世のことばが語る。
  汝の仕事の目当てを
  我が精神の光で満たせ、
  我を通して、汝を捧げるべく。 




posted by koji at 23:41 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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