2014年10月05日

村上恭仁子さん公演『台所のおと』のご報告



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今日、村上恭仁子さんによる「ことばの家」言語造形公演『台所のおと』に来てくださった皆さん、どうもありがとうございました。

深い深い息遣いと、ことば一語一語の明瞭な造形。

わたしたち観客は、彼女の深い呼吸を共にし、ひとつひとつの音韻の造形と共にみずからも密やかなダンスをしながら、物語を共に生きたのでした。

それは、まぎれもなく、その場にいる人と人との、目には見えない、一瞬一瞬に織りなされる精神の連携でありました。

だからこそ、老若男女皆、今日の二時間を超える公演中、身じろぎもせず、空間に造形されることばの世界に浸りきっていたのでした。

全く、稀有な世界だと思います。

その世界を村上さんと共に観客みんなで創り上げたのです。

山口健さんのチェロ演奏もこころの深みに触れるような響きを奏でてくれました。

言語造形の舞台は、ことばの響きと共におのずと立ち現われる精神の空間です。
ひとりひとりの人が集い、そこでことばの精神に耳を傾ける礼拝の場です。

終演後、わたしは妻とふたりで話しました。
「自分たちは、このことばの家で、何をやってるんだろうね」
「言語造形に仕えさせてもらってるね」

素晴らしい舞台を生んでくれた村上さん、山口さん、そして観客の皆さん、本当にありがとう。


posted by koji at 23:21 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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