仙台での5日間連続のシュタイナー教員養成講座から帰ってきました。
クリスマスのイエス生誕劇を参加者の皆さんと共に辿った5日間。
大村祐子さんの素晴らしい12感覚論と相まって、
言語造形を通して参加者の皆さんの内側に日を追うごとに変容が起こり、
最後の5日目にはとても厳粛で敬虔な時を分かち合えたように、
わたしには感じられたのです。
わたし自身も、おひとりおひとりの息遣いに寄り添って、
この「おさな子の生まれを寿ぐ」劇を生きていくうちに、
こころの浄まり、と言っていいのか、
余計なこころの傾きを洗い流してくれるような作用をこの劇から頂いていることに気づきました。
それもすべて、20名もの参加者の皆さんの、
暖かくて真っ直ぐで積極的なこころもちと、
この連続講座を運営されている福島玲子さんはじめスタッフの皆さんの献身的な働きと細やかなお気遣い、
そしてすべてを見守ってくださっている大村祐子さんの精神的なサポートのお蔭に他なりません。
講座の後の夕食を囲んでの語らいも堪らなく嬉しかったし、
すべての講座を終えた後、受講者のおひとりの方が松島まで観光に連れて行って下さるその優しさに胸が一杯になった宮城での時間でした。
それにしても、夜7時に仙台空港から飛び立って9時半には大阪の我が家に着いていることに、
何だか今まで自分は遠いところにいたのか近いところにいたのか分からなくなるような不思議な感覚に包まれてしまった。
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