2013年09月09日

9/20 稲尾教彦さんと重松壮一郎さんの共演 in 長崎 波佐見町

norihei_01.jpg

毎月、言語造形の稽古に長崎から通ってこられている稲尾教彦さんは、
ことばを詩というかたちで紡いでいく詩人です。
http://blog.goo.ne.jp/mihoumura

ご自作の詩を毎月聴かせてもらっているのですが、
彼の織りなすことばに耳を傾けていますと、
とても秘めやかでありながら、たおやかな深みのある旋律が奏でられているのを感じます。

今練習されている詩はおよそ40分ほどの長編で、
聴き終わったときは、一片の素晴らしい映画を見終えたような豊穣さに満たされます。

こころに生じている波紋のひとつひとつをひとつひとつのことばに定着させていくときに、
彼は静かだけれども激しい求道心をもってことばの生まれてくる世界に耳を澄ませ、聴き耳を立てている。

その彼が、今月長崎の波佐見町で開催されるピアニストの重松壮一郎さんの「重松壮一郎と生命の森展」にゲスト出演されます。
9月20日(金)15:00〜16:00
於ギャラリーモンネポルト(長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2187-4)
http://www.livingthings.org/seimei/

お近くの方、お時間の都合がつく方、ぜひ、重松さんの素晴らしいピアノ演奏とともに稲生さんのことばの響きに耳を傾けに行ってみてください。


また、彼は、長崎でお菓子のお店の店主もされています。
菓子美呆 http://otegaruhp.com/mihou/html/_TOP/

16日(月・祝)〜23日(月・祝)の期間中、美呆のお菓子も販売されるそうです。

ホームページから、そのお菓子のことについて書かれている文章を抜書きさせてもらいます。

  私たちは”毎日でも安心して食べられるお菓子”を基本としています。
  卵乳製品が入っておらず、油分、糖分も少なめです。
  私たちのお菓子は『ヴィーガンスイーツ』です。
  『ヴィーガン』とは普通「純菜食」等と訳されますが、
  私たちとしては、
  ”人間と動植物、環境、生命全体の調和を感じながら生活すること”
  だと思っています。
  私たちは大切な友人に書く手紙のように、
  一つ一つお菓子を作りたいと思っています。
  ・・・

美呆さんのお菓子は、本当に作り手のお人柄と精神を見事に反映して、
優しく、暖かな味わいなのです。

そのお菓子を、このたびのわたしたちの大阪公演『宮澤賢治の世界』でも、休憩時間中、終演後に販売させていただきます。

お越しになられる方、どうぞこの機会に一度味わってみてください。


posted by koji at 22:54 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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