密やかさに満ちて新しく受けとめたものを
憶いとともに抱きしめる。
それがわたしの勤しむこれからのこと。
それはきっと、強められた己の力を
わたしの内において目覚めさせ、
そして、だんだんとわたしをわたしみずからに与えていくだろう。
Geheimnisvoll das Neu-Empfang'ne
Mit der Erinn'rung zu umschließen,
Sei meines Strebens weitrer Sinn:
Er soll erstarkend Eigenkräfte
In meinem Innern wecken
Und werdend mich mir selber geben.
先週の『こころのこよみ』にあった「世のきざしのことば」。
その「ことば」が、
もし、わたしのこれまでの感じ方、考え方を、
拡げてくれるような、深めてくれるようなものだったとしたなら、
わたしはそれを、何度も何度も、意識の上に、こころのまんなかに、置いてみよう。
そして、その「ことば」を何度も抱きしめてみよう。
こころで抱きしめるという行為を何度もしていくうちに、
その「ことば」と、わたしが、
だんだんと、
ひとつになっていく。
「世のことば」が、「わたしのことば」になっていく。
その繰り返しの行為こそが、
<わたし>の力を強めてくれる。
わたしのわたしたるところが、だんだんと、目覚めてくる。
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