2012年08月18日

こころのこよみ(第18週) 〜葛藤を経て、衣を織る〜


わたしはこころを拡げることができるのか、

受けとった世のきざしのことばを

己と 結びつけつつ。

わたしは予感する、きっと力を見いだすことを。

こころをふさわしくかたちづくり、

精神の衣へと織りなすべく。


Kann ich die Seele weiten,                  
Daß sie sich selbst verbindet                 
Empfangnem Welten-Keimesworte ?           
Ich ahne, daß ich Kraft muß finden,           
Die Seele würdig zu gestalten,               
Zum Geisteskleide sich zu bilden.
 



この夏、
こころを拡げることができるような「ことば」を受け取ることができただろうか。
これまでの自分なりの感じ方、考え方を、よき意味で突き崩し、限りを拡げていくような「ことば」を。

そう、自分に問うてみる。

おそらく、それは、どれぐらいこころの中で葛藤したかにかかっている。

夏の美しさと共に、
夏の混乱、惑溺が、この身に押し寄せ、
いま一度、自分の中心軸を見いだすための葛藤を経ることによって、
これから秋から冬へと生きていくための大いなる叡智の元となるような、
「世のきざしのことば」が初めて受け取られるのではないだろうか。

葛藤したからこそ、
「わたしは、きっと、力を見いだす」という予感がある。

<わたし>という本体は、精神であり、
その本体が衣として纏うのが、こころである。

葛藤の果てに受けとったその力は、
<わたし>という本体が纏う衣として、こころの力として、
きっと、織りなされていくはずだ。

この予感を大事にして、一日一日、少しずつでも前に進んで行こう。       



posted by koji at 22:48 | 大阪 ☔ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
■ 新着記事
ひみつ劇団 アドヴェント 朗読劇『追いはぎの小屋で』 (12/13)
宮沢賢治作「学者アラムハラドの見た着物」 (12/06)
醍醐寺の紅葉 (12/05)
かむながら (11/26)
感じあい語りあう人 (11/25)
袖ふる、といふことば (11/23)
藝術とは一歩後退すること (11/20)
冬よ 来たれ (11/19)
清らかさと暖かさ「宮沢賢治の世界」 (11/18)
幼な子の偉大なる感覚器官 (11/12)
■ カテゴリ
クリックすると一覧が表示されます。
ことばづくり(言語造形)(248)
アントロポゾフィー(189)
断想(582)
講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告(468)
こころのこよみ(魂の暦)(521)
動画(359)
農のいとなみ(1)
うたの學び(92)
神の社を訪ねて(37)
アントロポゾフィーハウス(92)
声の贈りもの(5)
読書ノート(73)
絵・彫刻・美術・映画・音楽・演劇・写真(41)
ことばと子どもの育ち(13)
「ことよさしの会」〜言語造形に取り組む仲間たち〜(11)
■ 最近のコメント
5/7(水)からのシュタイナー著「いかにして人が高い世を知るにいたるか」毎週水曜日夜オンラインクラスへのご案内 by 諏訪耕志 (04/11)
待ち望まれてゐることばの靈(ひ)〜「こころのこよみ」オンラインクラスのご案内〜 by 諏訪耕志 (04/03)
こころのこよみ(第1週) 〜甦りの祭り(復活祭)の調べ〜 by (04/09)
12/10(土・夜)12/11(日・朝)オンライン講座「星の銀貨」を通して〜人への無理解と憎しみについて〜 by アントロポゾフィーハウス (12/07)
穏やかで安らかなこころを持ち続けること、しかし、目覚めること by 諏訪耕志 (04/23)
■ 記事検索
 
RDF Site Summary
RSS 2.0