2012年01月29日

こころのこよみ(第41週) 〜生活のキリスト化〜

Der Seele Schaffensmacht

こころから生み出す力、

Sie strebet aus dem Herzensgrunde

それは心の基からほとばしりでる。

Im Menshenleben Götterkräfte

人の生きる中で、神々の力を

Zu rechtem Wirken zu entflammen,

ふさわしい働きへと燃え上がらせるべく。

Sich selber zu gestalten 

おのれみずからを形づくるべく。

In Menschenliebe und im Menschenwerke.

人の愛において、人の仕事において。




人は、
善きこと、素晴らしいことを、大いに考えることはできても、
それを行為にまで移していくことには、難しさを感じるのではないでしょうか。

考えることや思いえがくこと。
そして、
実際に、すること。

この間には、人それぞれにそれぞれの距離があります。



「血のエーテル化」(1911年10月1日 バーゼル)と題された講演で、
シュタイナーが語っていることを、
今週の『こよみ』をメディテーションする上での助けにしてみましょう。


人は、昼間、目覚めつつ考えているとき、
心臓からエーテル化した血が光となってほとばしりでて、
頭の松果体にまで昇っていき、輝く。

そして、
人は、夜眠っているあいだ、考える力が眠り込み、
逆に意志・意欲が目覚め、活発に働く。
そのとき、
大いなる世(マクロコスモス)から人の頭の松果体を通り、心臓に向かって、
「いかに生きるべきか」
「いかに人として振舞うべきか」といった道徳的な力が、
その人に朝起きたときに新しく生きる力をあたえるべく、
色彩豊かに流れ込んでくる。

それは、神々が、その人を励ますために夜毎贈ってくれている力だ。

だから、人は夜眠らなければならない。

人が少しでも振る舞いにおいて成長していくためには、
眠りの時間に神々から助けをもらう必要がある。

昼間、人において、
こころから生み出す力」、考える力が、
心の基」から、エーテル化した血が光となってほとばしりでる。

その下から上へのエーテルの流れは、
頭の松果体のところで、
夜、上から下への神々の力と出会い、
そこで光が色彩をもって渦巻く。

その光の輝きは心臓あたりにまで拡がっていく。

それが、人というミクロコスモスで毎日起こっていることがらだ。

そして、マクロコスモス、大いなる世においては、
キリスト・イエスがゴルゴタの丘で血を流したとき以来、
そのキリストの血がエーテル化し、
地球まるごとを中心から輝かせている。

そのとき以来、
ひとりひとりの人が、
キリストのゴルゴタのことを知るほどに、
みずからの内なるエーテル化した血の流れが、
キリストのエーテル化した血とひとつになって、
昼間、人を輝かせ、力づけている。

そのキリスト化したエーテルの血と、
マクロコスモスから夜毎やってくる神々の力とが出会うことで、
人は、さらに昼間、
愛において
仕事において
その神々の力をふさわしい働きへと燃え上がらせる

考えることや思いえがくこと。
そして、
実際に、すること。

その間を、人みずからが埋めていく。

それが時代のテーマだ。


鍵は、アントロポゾフィーによって、キリストのことを学ぶことだと感じます。

キリストのゴルゴタのことを人がしっかりと目覚めて分かるために、
アントロポゾフィーは20世紀初頭にやってきた、
とシュタイナーは語っています。


   なお、
   シュタイナーが、Seele ということばを使うときは、
   からだと繋がるところでありながらも、
   からだからは独立した働きを荷う「こころ」を言っていますが、
   Herzen ということばを使うときは、
   物質の素材でできている心臓のありようをも含む意味合いを指し、
   またその物質の心臓の働きを支えているエーテルの心臓を指すようです。
   そこで、Herzen を「心」と書き表しています。


posted by koji at 22:07 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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