2011年09月29日

こころのこよみ(第23週)〜秋の滋味深さ〜

Es dämpfet herbstlich sich

秋めいて、和らぐ、

Der Sinne Reizesstreben; 

感官へのそそり。

In Lichtesoffenbarung mischen  

光の顕れの中に混じる、

Der Nebel dumpfe Schleier sich. 

ぼんやりとした霧のとばり。

Ich selber schau in Raumesweiten

わたしは空間の拡がりの中で観る、

Des Herbstes Winterschlaf.

秋、そして冬の眠り。

Der Sommer hat an mich 

夏はわたしに、

Sich selber hingegeben.

みずからを捧げてくれた。




前の第21週、22週において、
人の「内なる己の力」が強まってくることによって、
その内なる意識の明るさにだんだんと焦点が絞られてきているのを感じましたが、
http://kotobanoie.seesaa.net/article/227791337.html
http://kotobanoie.seesaa.net/article/227961729.html
この第23週では、
まるで、息抜きをするように、
あらためて外なる感官を通しての覚えに意識の焦点を当てています。

第18週、19週においても、
http://kotobanoie.seesaa.net/article/224227492.html
http://kotobanoie.seesaa.net/article/225478472.html
秋に入ろうとする地球にあわせて、
こころが己の力を強め始めるありようが描かれていましたが、
次の第20週ではやはり、
その強まってくる内なるものへの意識の向きを緩和するかのように、
外の世とのバランスを取ることの大切さが記されていました。
http://kotobanoie.seesaa.net/article/226604917.html

『こころのこよみ』を週から週へと味わっていますと、
呼吸における緩急のようなものを感じます。



目や耳や肌などの外なる感官を通しての覚えは、
夏から秋に季節が移り変わってくるにつれて、
夏の光の強さとはまた別の趣きで印象深く人のこころに作用します。

外なる光の強さは失せてきますので、
その分、内なる光の強さ(考えることや想うこと)が強まっています。

しかし、あらためて外なる感官を開くことによって、
外からのそそりはもうすでに弱まり、
霧のとばりが降りているように感じますが、
秋が、秋として、その趣きをありありと、滋味深くわたしたちに示してくれます。

その感官への滋味深さが、
だんだんと深まってくる秋における生命の衰えと、
来たるべき冬における生命の死とを、
わたしたちに予感させます。

そして、また、秋をそのように感覚することで、
過ぎ去った夏における世の大いなる働きの残照をわたしたちは追憶します。

あらためて、
感官を通して、
こころの想いが和らげられます。

空間の拡がりへと。
過去と未来へと。

世が、秋めいて、和らぐように。


posted by koji at 16:33 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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