2025年04月18日

鏡像



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我が目の前で、気になる身の動きをしきりにする人がいました。

わたしは、しかし、気にしているということを表には表さず、じっと黙っていましたが、こころの内ではかなり気に病んでいたのでした。

ところが、ある考えがふとやってきたのでした。

それは、その動きをする人の、表側ではなく、内なるこころのありように意を向けてみようという考えでした。

そして、そうしてみた、その一瞬、わたしははっとしたのです。

それは、その人のこころの動きと、わたしの内なるこころの動きとが、恐らくですが、全く同じだということに気づいたのです。

わたしにとって目障りと言ってもいい、その人の動きは、まさに、わたしが自分のこころの内でしている不調和で、ある意味、不誠実な動きそのものをからだの動きや顔の表情をもって表してくれていたのでした。

わたし自身はこころの内に秘めていて、他者に気づかれていないし、自分自身さえも気づいていないそのこころの動きを、その人は表側に身振りや表情として出してしまっている、という違いがあるだけなのだということに気づいたのでした。

そして、はっと、思い至ったのでした。

つまり、これは、おそらく無意識でしょうが、その人がわたしの目の前でそのような動きをすることによって、わたしにアンチパシーを呼び起こし、わたしにわたし自身のこころの内なる動きのありようを気づかせよう、意識させようとしてくれているということなのではないか。

この人は、わたしだ。

本当に青天の霹靂とはこのことを言うのだ、そう思えたのでした。

そして、この気づきが起こるやいなや、わたしはその人の動きに対して、いや、その人に対して、全く新たな情が湧きおこって来たのでした。

さらに、そればかりでなく、まるで悪魔が去って行ったかのように、その人のその動きが止んで行き、その人が話し出すと、叡智に満ちたとても深みのあることばが発せられるではありませんか。

わたしの目の前で起こるあらゆることごとは、わたしの内なるこころの鏡像だと、改めて思い知ったのでした。

こころの眼が開けると、みずからのこころの内なる恐れや怒りや低い情欲が、こころの世における動物や人のすがたとなって外から自分自身に襲い掛かって来ることについて、ルードルフ・シュタイナーが『いかにして人が高い世を知るにいたるか』という本の中に書いています。

金縛りにあった時、そのような恐ろしいすがたにリアルにまみえることがあること、ご経験のおありになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こころの世では、物質の世で起こることの真相が顕わになるということなのですね。

こころの世で起こっていることは、無意識であろうとも、現代の多くの人に働きかけています。

理由の分からない不安感や怖れに苛まれている人も多く、こころの免疫力が相当落ちていることを痛感しています。

それゆえに、精神の観点、靈(ひ)の観点からこころの世のことを学ぶ必要があるとわたしは思います。

物質的な観点からでは、絶対に人生の謎は解けないからです。

わたしには、勇気が必要だと思いました。

現象と本質を分けて観てとる、心臓からの勇気です。






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2025年04月14日

4/20(日)復活祭からの「こころのこよみ」オンラインクラス



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2024年3月31日の復活祭の日(甦りの祭り)から始めました「こころのこよみ」オンラインクラスが、昨日2025年4月13日、第52週目を終えました。毎週毎週、一年間にわたって受講して下さった伊藤振一郎さんがこの「こころのこよみ」クラスに向けてことばをしたためて下さいました。


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1年間本当にありがとうございました。

「一首読み出でては一体の仏像を造る思ひをなし、一句を思ひ続けては秘密の真言を唱ふるに同じ」「力をも入れずしてあめつちを動かし目に見えぬ鬼神をもあはれと思わせ・・・猛き武士の心を慰むるは歌なり」

今から十数年前に古今和歌集の仮名序や西行法師、明恵上人の歌を目にしたとき、「言葉」には果たしてそのような力が本当にあるものか?それはきっと個人の力だけではなく時代が為すものであって、現代においては言葉の力は失われ、古来に読まれたような精神や言葉は生まれないだろうし、言葉の力のほんのわずかな片鱗を感じるのみしかできないのだろうと思ったこと、ときおりそのことを思い出しては忘れてをくり返し、10年以上の月日が流れました。1年間、諏訪さんに「こころのこよみ」をリードして頂いてもう一度そのことを想います。

言葉にはほんとうに・・・、あめつちを動かす力がある・・・と感じられたこと、何を大げさな、と思う人が大多数とは思いますが、実際にその言葉を私達一人ひとりが用いているということの重み、有難さ、謙虚さ、明るさ、その想いで言葉を発することができるならば社会は自分の周りから少しずつ変容していくと思います。

また、日本語のもつ潜在性とシュタイナーを通して語られた叡智が結ばれ、それを言語造形という芸術実践を通し、身体という私の唯一無二の楽器に、私自身が言葉を響かせること。その響きの中で、言葉に私を導いてもらっていること。「はじめに言葉ありき」とはまことなのだと、言葉に何度も立ち上がるように勇気づけられました。

是非多くの方々に、日本語のもつ力、響き、余韻、シュタイナーの「こころのこよみ」の叡智、そして目に見える全ての生命、目に見えない全ての生命へ言葉をとおしてはたらきかけてゆくことの大切さ、尊さを学んでゆくこと。

「こころのこよみ」クラスに多くの方々が集ってゆくことを願います。

一年間本当にどうもありがとうございました。

(伊藤振一郎さん記)



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毎回のこよみについてのわたしからの解説と共に、おひとりおひとり、こよみを声に出し、朗々と響かせることによって、そのことばの意味と共に、響きがもたらす余韻から感じる、本当に妙なるものをわたしたちは実感しながら、外なる一年間の四季の巡りと共に内なるこころの巡りを辿って来たのでした。それは靈(ひ)の領域にこころが少しずつ触れてゆく、週ごとのことばと声がもたらすメディテーションの時間の積み重ねでもありました。


上にご紹介させていただいた伊藤さんのことばにもありますように、シュタイナーを通してこの世に生まれた、それらのこよみのことばは、わたしたちのいろいろと事が起こる日々の暮らしをみずみずしく引き立て、引っ張り、引き上げ、導いてくれる、そんな光と熱の力を持っているのでした。そして、ことばに導かれるようにして、わたしたちは、こころから、毎日の仕事に向かってゆくのでした。


わたしは念うのです。現代、人には、このような「ことば」が要るのではないか。靈(ひ)からこころへの、日本語によるこのような「ことば」が要るのではないか。


新しく受講されようとしておられる方に、何かのきっかけになることをこいねがって、伊藤さんへの感謝と共に、そのことばをご紹介させていただきました。


講師:諏訪耕志



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●日時
毎週日曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月20日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円


●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。





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2025年04月13日

学んだことは忘れていい






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

you tube channel「シュタイナー ことばの家 諏訪耕志」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos

ことばの家 諏訪耕志



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【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】

『2025年度 こころのこよみ オンラインクラス』

4月20日(日)、今年の復活祭(甦りの祭り)の日、夜8時半より始めます今年度の新しい「こころのこよみクラス」のメンバーを募集いたします。

「こころのこよみ」とは、シュタイナーが毎週ごとに書き記した「こころのカレンダー」です。

そのカレンダーには、季節の移りゆきに応じて、こころの調べを奏でるような毎週ごとのことばが記されてあります。

そのことばに沿い、また、ことばに導かれて、わたしたちはメディテーション(瞑想)の道へと入ってゆき、こころを整え、こころを育む道を歩いてゆきます。

それはシュタイナーの学び、アントロポゾフィーの真髄のような、靈(ひ)に対する愛と熱い情熱に満ちた学びでもあります。

昨年度もクラスを営みまして、復活祭の第1週目から辿って来まして、もうすぐ最後の第52週目に至ろうとしています。

そこでの学びは、わたしたちの内なるこころと、外なる自然・地球・宇宙との間の、ひめやかなハーモニーを感じ始めることへの促がしに満ちています。

共に、毎週日曜日の夜、シュタイナーの『こころのこよみ』の道を歩いて行きませんか。

講師:諏訪耕志

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●日時
毎週日曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月20日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円

●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net

●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。





2025年5月7日(水)から始めます
新「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週水曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)


●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/


諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/


you tube channel「シュタイナー ことばの家 諏訪耕志」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。

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2025年04月11日

こころのこよみ(第52週)



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奈良 吉野川



こころの深みより

靈(ひ)が向かふ ありありとした世へと

そして美しきものが溢れ出づる 場の拡がりから

ならば流れ込む 天(あめ)なる彼方より

生きる力が人のからだへと

そしてひとつにする 力強く働きつつ

靈(ひ)といふものを 人の人たるところと
 
 
 
Wenn aus den Seelentiefen 
Der Geist sich wendet zu dem Weltensein 
Und Schönheit quillt aus Raumesweiten,
Dann zieht aus Himmelsfernen
Des Lebens Kraft in Menschenleiber
Und einet, machtvoll wirkend,
Des Geistes Wesen mit dem Menschensein.
 


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【向かひ合ふ週 第1週】


世の拡がりから

陽が語りかける 人の感官に

そして喜びがこころの深みより

光とひとつになる 観ることのうちに

ならば拡がり渡る おのれであることの被ひから

考へがここより彼方へと

そして結びつける おぼろに

人といふものを ありありとした靈(ひ)へと



Wenn aus den Weltenweiten
Die Sonne spricht zum Menschensinn
Und Freude aus den Seelentiefen
Dem Licht sich eint im Schauen,
Dann ziehen aus der Selbstheit Hülle
Gedanken in die Raumesfernen
Und binden dumpf
Des Menschen Wesen an des Geistes Sein.






 

posted by koji at 18:27 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年04月09日

毎週月曜夜のオンライン読書会『シュタイナー 子どもの教育』へのご案内



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「シュタイナーコレクション1 子どもの教育(高橋巌訳)」(筑摩書房)のオンライン読書会、先日、第一回目のクラスを行うことができました。


毎週月曜日の夜8時半から9時半まで、シュタイナーの子どもへの教育論・人間論・芸術論を1ページずつ学んでゆく1時間です。


このクラスでは、この本の内容を分かちあってゆくことは勿論のことなのですが、参加者のこころからの声を互いに聴きあう時間をとても大事にして参ります。


焦らず、じっくりと、語りあい、聴きあい、学びを分かちあってゆきます。


本当にゆっくりとひと段落ひと段落読み進めてゆくこと、ひとことひとこと味わいながら読んでゆくことで、わたしたちは学びを情で受け取り、知識を情になり変わらせてゆく練習をするのです。知識を貯め込む学びではないのですね。学びをもって情を深く育んでゆくのです。


いつからでもご参加可能ですので、「シュタイナー 子どもの教育」を、そんな風に学んでいきたい方、どうぞ☺️


春からの新しい習慣。月曜の夜の学び。ご一緒に始めて行きませんか。


講師 諏訪耕志



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●日時
毎週月曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月7日(月)を第一回目にして始めました。


●テキスト ご参加の際、ご用意をお願いいたします。
「シュタイナーコレクション1 子どもの教育(高橋巌訳)」(筑摩書房)


●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円


●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。





posted by koji at 23:32 | 大阪 | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

祈り






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

you tube channel「シュタイナー ことばの家 諏訪耕志」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】

『2025年度 こころのこよみ オンラインクラス』

4月20日(日)、今年の復活祭(甦りの祭り)の日、夜8時半より始めます今年度の新しい「こころのこよみクラス」のメンバーを募集いたします。

「こころのこよみ」とは、シュタイナーが毎週ごとに書き記した「こころのカレンダー」です。

そのカレンダーには、季節の移りゆきに応じて、こころの調べを奏でるような毎週ごとのことばが記されてあります。

そのことばに沿い、また、ことばに導かれて、わたしたちはメディテーション(瞑想)の道へと入ってゆき、こころを整え、こころを育む道を歩いてゆきます。

それはシュタイナーの学び、アントロポゾフィーの真髄のような、靈(ひ)に対する愛と熱い情熱に満ちた学びでもあります。

昨年度もクラスを営みまして、復活祭の第1週目から辿って来まして、もうすぐ最後の第52週目に至ろうとしています。

そこでの学びは、わたしたちの内なるこころと、外なる自然・地球・宇宙との間の、ひめやかなハーモニーを感じ始めることへの促がしに満ちています。

共に、毎週日曜日の夜、シュタイナーの『こころのこよみ』の道を歩いて行きませんか。

講師:諏訪耕志

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●日時
毎週日曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月20日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円

●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net

●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。





2025年5月7日(水)から始めます
新「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週水曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)


●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
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諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
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ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。


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これから子どもたちと創ってゆきたい国語の時間



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「古今和歌集」の仮名序が紀貫之によって記されています。その中で彼のコメントと共に、在原業平(ありはらのなりひら)の和歌(やまとうた)が取り上げられていて、読んでいるとこころに染み入るように響いて来ます。


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在原業平は、その心あまりて言葉たらず。しぼめる花の、色なくてにほひ残れるがごとし。

月やあらぬ春や昔の春ならぬ我が身一つはもとの身にして

(「古今和歌集」の仮名序より)



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一千何百年前の古き人と密(ひめ)やかにこころを通わせることのできる喜び。


そんな喜びをこそ、子どもたちとも分かちあいたいと願います。そんな国語芸術の時間を創りたいと思うのです


確かに、小学生や中学生では(もしかしたら、高校生や大学生でも)、これらの高くて深い文学の味わいはまだ分かりかねるでしょう。しかし、すべてをすぐに分かる必要はどこにもないのです。


よきもの、本物に触れることが大切なのですから。


そして、何年かのち、何十年かのちに、想い起こし、その味わいがようやく分かること。


生きることの深みを味わえる能力は、人生を根底で支える力でもあります。


そしてその能力は、促成栽培できず、長いときの中で大切なことを学び、そしてそれを忘れ、またそれを想い起こすことの繰り返しの中で、培われてゆくのです。


その忘却と想起のダイナミズムが、人にこの人生を生き抜いてゆく力を与えるのです。






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2025年04月03日

5/7(水)からのシュタイナー著「いかにして人が高い世を知るにいたるか」毎週水曜日夜オンラインクラスへのご案内



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シュタイナーという人から学べること。本当にそれは、驚くほどたくさんあります。


しかし、その中で、わたしが最も大切だと思うものは、この「いかにして人が高い世を知るにいたるか」という本を通してのこころの修練です。


このこころの修練は、その人を自由へと導く「道」であります。


しかし、すぐに結果が見えるような学びでは明らかにありません。こつこつと、毎日、こころの修練を重ねてゆくこと自体の喜びと手応え、その情と意欲を分かち合うこと。それが、このクラスの存在意義です。


しかも、誰からもその修練を強制されない、その人自身のこころからなしてゆく、ひたすらに自由なるひとつの内なる営み。それを自分の生活の中に据えてゆくためのクラスなのです。


5月7日(水)から始めます毎週一時間のこのクラスでは、この本を最初から、1ページ1ページ、ひと段落ひと段落、丁寧に読み進めていきます。そして、自分自身でこころの修練を実際にしてゆくことができるよう、講師のわたしからも、受講して下さる方々同士においても、促がし合うために、おのおのの思いや考えをことばで聴きあうことのできる時間にして行きます。


この学びは、知性の学びではなく、きっと、意志の学び、意志を継続させてゆくことによって情を育む学びです。ですので、継続して、毎週一時間、水曜の夜に集うクラスです。


わたしたちは、現代において、ここまで物質的な生き方の底辺まで落ちて来たからこそ、ふたたび、こころを、眼に見えない領域、靈(ひ)の世へと羽ばたかせゆくべき時代に、間違いなく生きています。


その21世紀の新しい生き方を実際に、自分自身から始めていくための学びです。


シュタイナーの学びにご関心のおありになる方、その中でも、我がこころの成長こそが要(かなめ)であることを感じておられる方、ぜひ、ご一緒しませんか。


講師: 諏訪耕志



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●開催日時
毎週水曜日 20時半〜21時半


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
(月謝制で前の月の末までにご入金をお願いいたします)


鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。https://www.dokkoiii.com/%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E8%B3%BC%E5.../


参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
ことばの家 諏訪耕志 
e-mail suwa@kotobanoie.net
tel 075-203-5919





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桃の節句といのちの甦り






旧暦の三月三日、桃の節句として、我が国でずつと祝はれ続けて来た祭り。

それは、いま、靈(ひ)のいのちの甦り、精神の復活を、ひとりひとりの内で寿ぐ営みです。

わたしたちは、そのことを新しく意識し直し、まさしく、自分自身のこころの内から靈(ひ)の祭りを創りゆくことができます。



これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、ことばづくり(言語造形)の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

you tube channel シュタイナー「ことばの家」諏訪耕志
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos

ことばの家 諏訪耕志



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【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】

『2025年度 こころのこよみ オンラインクラス』

4月20日(日)、今年の復活祭(甦りの祭り)の日、夜8時半より始めます今年度の新しい「こころのこよみクラス」のメンバーを募集いたします。

「こころのこよみ」とは、シュタイナーが毎週ごとに書き記した「こころのカレンダー」です。

そのカレンダーには、季節の移りゆきに応じて、こころの調べを奏でるような毎週ごとのことばが記されてあります。

そのことばに沿い、また、ことばに導かれて、わたしたちはメディテーション(瞑想)の道へと入ってゆき、こころを整え、こころを育む道を歩いてゆきます。

それはシュタイナーの学び、アントロポゾフィーの真髄のような、靈(ひ)に対する愛と熱い情熱に満ちた学びでもあります。

昨年度もクラスを営みまして、復活祭の第1週目から辿って来まして、もうすぐ最後の第52週目に至ろうとしています。

そこでの学びは、わたしたちの内なるこころと、外なる自然・地球・宇宙との間の、ひめやかなハーモニーを感じ始めることへの促がしに満ちています。

共に、毎週日曜日の夜、シュタイナーの『こころのこよみ』の道を歩いて行きませんか。

講師:諏訪耕志

.
●日時
毎週日曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月20日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円

●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net

●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。






「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週火曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)





●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/


諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/


you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。


posted by koji at 21:58 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月31日

シュタイナーの社会三分節論A






シュタイナーの社会有機体三分節論を語らせていただいたものを、二回(各一時間少しほど)に分けてご覧いただきます。

後半のこの動画『シュタイナーの社会三分節論A』では、わたしたち自身の考へ方をゆつくりと変へてゆく、内なる革命の内実について述べてゐます。

それは、愛に向かふ営みなのです。

前半 https://youtu.be/yJaKaPEREM4 では、社会のことを考へてゆくために、まづは、その社会を成り立たせてゐる「ひとりひとりの人」、「ひとりの人」を論じることからこの講義を始めてゐます。

じつくりと、そして、何度もご覧いただき、お考へいただければ、幸ひです。


これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

you tube channel シュタイナー「ことばの家」諏訪耕志
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos

ことばの家 諏訪耕志



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【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】

『2025年度 こころのこよみ オンラインクラス』

4月20日(日)、今年の復活祭(甦りの祭り)の日、夜8時半より始めます今年度の新しい「こころのこよみクラス」のメンバーを募集いたします。

「こころのこよみ」とは、シュタイナーが毎週ごとに書き記した「こころのカレンダー」です。

そのカレンダーには、季節の移りゆきに応じて、こころの調べを奏でるような毎週ごとのことばが記されてあります。

そのことばに沿い、また、ことばに導かれて、わたしたちはメディテーション(瞑想)の道へと入ってゆき、こころを整え、こころを育む道を歩いてゆきます。

それはシュタイナーの学び、アントロポゾフィーの真髄のような、靈(ひ)に対する愛と熱い情熱に満ちた学びでもあります。

昨年度もクラスを営みまして、復活祭の第1週目から辿って来まして、もうすぐ最後の第52週目に至ろうとしています。

そこでの学びは、わたしたちの内なるこころと、外なる自然・地球・宇宙との間の、ひめやかなハーモニーを感じ始めることへの促がしに満ちています。

共に、毎週日曜日の夜、シュタイナーの『こころのこよみ』の道を歩いて行きませんか。

講師:諏訪耕志

.
●日時
毎週日曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月20日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円

●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net

●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。






「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週火曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)





●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
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諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
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ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。



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2025年03月28日

こころのこよみ(第51週)



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金沢の武家屋敷庭にて



春を待つ


内なる人といふものに

流れ込む 感官の豐かさが

おのれを見いだす 世の靈(ひ)は

人のまなこに映る相(すがた)のうちに

それはその力を世の靈(ひ)から

きつと新たに汲み上げる



Ins Innre des Menschenwesens
Ergießt der Sinne Reichtum sich,
Es findet sich der Weltengeist
Im Spiegelbild des Menschenauges,
Das seine Kraft aus ihm
Sich neu erschaffen muß.



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾




【向かひ合ふ週 第2週】


外なるすべての感官のうちに
 
見失ふ 考への力がおのれのあり方を
 
見いだす 靈(ひ)の世は
 
人がふたたび芽吹いてくるのを
 
その萌しを靈(ひ)の世に
 
しかしそのこころの実りを
 
人のうちにきつと見いだす
 
 
 
 
Ins Äußre des Sinnesalls
Verliert Gedankenmacht ihr Eigensein;
Es finden Geisteswelten
Den Menschensprossen wieder,
Der seinen Keim in ihnen,
Doch seine Seelenfrucht
In sich muß finden.
 
 
 

シュタイナーは、Sinn(感官)とEmpfindung(感覚)とをはつきりと使ひ分けてゐます。

Sinn(感官)は、目や耳などの感覚器官であり、その機能・働きをも言ひます。

Empfindung(感覚)は、Emp(受けて)findung(見いだされたもの)といふつくりで、感官に向かつてやつて来るもののことを言ひます。





posted by koji at 21:36 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月23日

シュタイナーの社会三分節論@






シュタイナーの社会有機体三分節論を語らせていただいたものを、二回(各一時間少しほど)に分けてご覧いただきたいと思っています。

前半では、社会のことを考えてゆくために、まずは、その社会を成り立たせている「ひとりひとりの人」、「ひとりの人」を論じることからこの講義を始めています。

じっくりとご覧いただければ、幸いです。


これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

you tube channel シュタイナー「ことばの家」諏訪耕志
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos

ことばの家 諏訪耕志



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2025年03月22日

死にし者への祈り



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我が愛 いま 
汝を包む想ひと ひとつに結ばれむ

そして すべての暑さを涼しくし
すべての寒さを暖めむ

愛に包まれ 光を受け
上へと昇りゆき給へ

(シュタイナーの私信 1905.12.31 ベルリンより)


春のお彼岸だからでしょうか。死にし方々との繋がりの大切さが身に染みて感じられます。


今朝もこうごうしい朝です。





posted by koji at 09:35 | 大阪 | Comment(0) | アントロポゾフィー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月21日

こころのこよみ(第50週)



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京都市伏見区の城南宮にて 満開の枝垂れ梅



語りかける 人の<わたし>に
 
力強く立ち上がりつつ
 
そしてものものしい力を解き放ちつつ
 
世のありありとした繰りなす喜びが 
 
「あなたの内にわたしのいのちを担ひ
 
魔法の縛りを解き
 
至らむ わたしは わたしのまこと目指すところに」
 
 
 
Es spricht zum Menschen-Ich,
Sich machtvoll offenbarend
Und seines Wesens Kraefte loesend,
Des Weltendaseins Werdelust:
In dich mein Leben tragend
Aus seinem Zauberbanne
Erreiche ich mein wahres Ziel.
 
 

♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第3週】


語りかける 世のすべてに
 
おのれを忘れ
 
かつ おのれのおほもとを肝に銘じながら
 
人の育ちゆく〈わたし〉が 
 
「あなたの内に解き放つ わたしを
 
わたしならではの鎖から
 
解き明かす わたしは わたしのまことたるところを」
 
 
 
Es spricht zum Weltenall,
Sich selbst vergessend 
Und seines Urstands eingedenk,
Des Menschen wachsend Ich:
In dir befreiend mich
Aus meiner Eigenheiten Fessel,
Ergründe ich mein echtes Wesen.
 




posted by koji at 18:13 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月20日

2025年度 こころのこよみ オンラインクラス 始めます



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4月20日(日)、今年の復活祭(甦りの祭り)の日、夜8時半より始めます今年度の新しい「こころのこよみ オンラインクラス」のメンバーを募集いたします。


「こころのこよみ」とは、シュタイナーが毎週ごとに書き記した「こころのカレンダー」です。


そのカレンダーには、季節の移りゆきに応じて、こころの調べを奏でるような毎週ごとのことばが記されてあります。


そのことばに沿い、また、ことばに導かれて、わたしたちはメディテーション(瞑想)の道へと入ってゆき、こころを整え、こころを育む道を歩いてゆきます。


それはシュタイナーの学び、アントロポゾフィーの真髄のような、靈(ひ)に対する愛と熱い情熱に満ちた学びでもあります。


昨年度もクラスを営みまして、復活祭の第1週目から辿って来まして、もうすぐ最後の第52週目に至ろうとしています。


そこでの学びは、わたしたちの内なるこころと、外なる自然・地球・宇宙との間の、ひめやかなハーモニーを感じ始めることへの促がしに満ちています。


共に、毎週日曜日の夜、シュタイナーの『こころのこよみ』の道を歩いて行きませんか。


講師:諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



●日時
毎週日曜日午後8時30分〜おおよそ9時30分
4月20日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス)のお月謝 5000円
初回体験参加  1000円


●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家
tel 080-4651-3146(諏訪耕志)
e-mail suwa@kotobanoie.net


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。







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2025年03月15日

こころのこよみ(第49週)



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「わたしは感じる、世のありありとした力を」
 
さう語る 考への明らかさ
 
考へつつ おのれの靈(ひ)が育ちゆく
 
暗い世の夜の内に
 
そして近づきゆく 世の昼に
 
内なる希みの光を放ちつつ
 
 
 
Ich fühle Kraft des Weltenseins:
So spricht Gedankenklarheit,
Gedenkend eignen Geistes Wachsen
In finstern Weltennächten,
Und neigt dem nahen Weltentage
Des Innern Hoffnungsstrahlen.
 
 

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【向かひ合ふ週 第4週】


「わたしは感じる わたしのわたしたるところを」
 
さう語る 感覚
 
それは陽のあたる明るい世の内で
 
光の流れとひとつになる
 
それは考へるに
 
明るくなるやうにと暖かさを贈り
 
そして人と世を
 
ひとつに固く結びつけようとする
 
 
 
Ich fühle Wesen meines Wesens:
So spricht Empfindung,
Die in der sonnerhellten Welt
Mit Lichtesfluten sich vereint;
Sie will dem Denken
Zur Klarheit Wärme schenken
Und Mensch und Welt
In Einheit fest verbinden.
 

 
※普通、「Denken」といふドイツ語を訳すときには、「思考」と訳すことが多いのですが、「denken」といふ動詞(考へる)がそのまま名詞になつてゐるので、その動きを活かすべく、「考へる」と動詞的に訳してゐます。

 



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2025年03月11日

互いを讃え、敬うことへの意識のなり変わり



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『古事記(ふることぶみ)』に「黄泉の国のくだり」があります。


そのくだりは、多くの人によく知られているところで、死んでしまった妻イザナミノミコトを夫イザナギノミコトが死の国、黄泉の国まで追いかけて行くところから始まります。


しかし、そこで妻のおそろしい姿をのぞき見してしまったイザナギノミコトは、黄泉の国の鬼とも言える醜女(しこめ)たちや八柱(やばしら)の雷神(いかづちのかみ)たちに追いかけられながらも、生の国、葦原中国(あしはらのなかつくに)まで逃げ帰ってきます。


そして、そのくだりの最後に、夫イザナギノミコトと妻イザナミノミコトとが大きな岩を間に据えて向かい合い、ことばを交わし合います。


死の国の女神は申されます。「一日(ひとひ)に千頭(ちかしら)くびりころさむ」。


そして、生の国の男神が申されます。「一日(ひとひ)に千五百(ちいほ)産屋(うぶや)立ててむ」と。


最後に、精神からのことばをもって、このくだりが閉じられます。「ここをもて一日にかならず千人(ちひと)死に、一日にかならず千五百人(ちいほひと)なも生まるる」。




甦り(黄泉帰り)の祭りを来月4月20日に控え、今、わたしは、この我が国の神語りが伝えてくれていることにいたくこころを惹きつけられています。


それは、死(の神)と生(の神)が、大きな岩(意識)で隔てられてはいても、ことばを交わし合ったということなのです。


そして、その談(かた)らいは、いまも、ずった続いている、そう思われてなりません。死と生は談らい続けています。その談らいによって死と生は表裏一体のものです。どちらかひとつが欠けても世はなりたちません。ふたつはひとつなのです。


死と生とが、そのように断絶しているように見えているのは、わたしたちの意識のせいです。


しかし、我が国の神話・神語りのありがたいところは、その大きな岩という断絶を超えて、死と生が談らひ合つているという、このことであり、さらには、この談らいがこれまでの多くの解釈によるような憎しみをもってやりとりされているのではなく、互いに互いの存在と役割を讃え合っているということです。


それは、如実に響きとして響いています。互いに呼びかける時に、どちらも相手のことを「うつくしき・・・」ということばを発しているのです。それは、死と生とが、もとは、ひとつであったことから来る情の発露です。


世は分かたれなければならないこと。しかし、憎しみをもって分断が宣言されるのではありません。


分かたれたからこそ、互いが互いを認め、讃え、敬っています。


分断を煽るのではなく、互いを讃え、敬うという、葛藤を超えたひとりひとりの人の意識の変容こそが、世を生成発展させ、弥栄に栄えさせることへと深いところで働きかけています。


個人のことだけでなく、男女間のことだけでなく、国と国、民と民との間のことにおいても、分断しようとする力が強く働いている今ですが、国防や国際社会における政治的駆け引きなどもその必要性から当然なされてしかるべきだと考えつつも、この内なるひとりひとりのこころのなり変わりこそが世に新しい場を創りなす鍵となるのだということを肝に銘じたいのです。


政治的な面において、世には残酷なところがあるとわたしは痛感しています。(願わくば、このことばが、分断を言いつのることではなく、事実を事実として認めることへと繋がりますように。)その現実を知るほどに、上に書いたことのかけがえのない精神からの伝えとしての我が国の神話・神語りの重要性をいまさらながら念うのです。


そのことをわたしたち日本人は深みで知っています。ご先祖様はそのことをわたしたち現代人以上に遥かに深く遠く知っておられました。


そして、その古くからの伝統や習慣が失われてしまった今、わたしたちは、教育を通して、意識的に、我が国の神語りを暮らしの基にもう一度据え直すことができないでしょうか。


我が国の神話・神語りによって、死と生が二極対立としてあるのではなく、ふたつがまるごとでひとつなのだとおおらかに(かつ、密やかな悲しみを湛えながら)捉える力を育むことが大切なことではないかと思うのです。


その内なる力が、世の分断を防ぎ、和してあることへ、そしてその和すことそのことが、弥栄に栄えゆくことへとわたしたちを導くという、いにしへからの我が国の精神の伝統をわたしも信じています。


この内なる密(ひめ)やかなこころのなり変わりを、わたしたちは、もう一度、意識的に練習して行くこと。この大切さ、必要性を強く念うのです。







posted by koji at 11:13 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月10日

日本昔話 花咲か爺






京都も、春の訪れが近づいて来、梅の花がはやくも咲き誇っています。桃の花、桜の花の蕾も膨らんでいます。そんな春の風そよぐ中、このお話がこころにじんわりと染み入って来ます。

posted by koji at 16:44 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月07日

こころのこよみ(第48週)



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平櫛田中『養老』



光 世の高みより

こころに力満ちつつ流れくる

顕はれよ こころの謎を解きながら

世の考へるの確かさよ

集めつつ その光り輝く力を

人の胸に愛を呼び覚ますべく



Im Lichte das aus Weltenhöhen
Der Seele machtvoll fliessen will
Erscheine, lösend Seelenrätsel
Des Weltendenkens Sicherheit
Versammelnd seiner Strahlen Macht
Im Menschenherzen Liebe weckend.



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第5週】


光 靈(ひ)の深みより
 
その場その場で実り豊かに織りなしつつ
 
神々の創りたまふものを啓く
 
光に顕はれる こころそのもの
 
広がりつつ ありありとした世へと
 
そして立ち上がりつつ
 
狭いおのれの内なる力から
 
 
 
 
Im Lichte, das aus Geistestiefen
Im Räume fruchtbar webend
Der Götter Schaffen offenbart:
In ihm erscheint der Seele Wesen
Geweitet zu dem Weltensein
Und auferstanden
Aus enger Selbstheit Innenmacht.





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2025年03月06日

ひのみやこ 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座



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【この講座の中心軸は?】


毎週水曜日の夜8時半から一時間、シュタイナーの『いかにして人が高い世を知るにいたるか』という本をじっくりと1ページ1ページ読み深め、瞑想へと向かう内なる練習の道を歩んでゆくこと。


その営みをこの講座では軸に据えています。


それは、現代における子どもに向けての教育にとって、大人の内なる自己教育を礎にする以外によりどころはないからなのです。


内なる自己教育、それは、みずからのこころを磨き続けてゆくことによって、わたしがますます〈わたし〉になりゆく、まさに「自由への道」を歩いてゆくことに他なりません。その営みは、自分自身を自分自身で、インスタントにではなく、ゆっくりと時間をかけて、根底からなり変わらせてゆく営みなのです。


この毎週のオンラインクラスを通して、わたしたちは現代を生きる大人として、その自由への道を歩いてゆくことを一年半にわたりながら共にしてゆきます。



【芸術体験の重要性・必要性】


そして、その後、各自がその道をしっかりと歩んでゆけるよう、その人がまさしく「その人」になりゆく道を歩んでゆくことができるよう、その内なる自己教育をからだに刻み込むために、蔵王に三日間ずつ計9回集まり、人間学の講義に加えて、豊かで活き活きとした芸術体験を重ねてゆきます。


わたしたちのこれからの暮らしにおいて、本当に健やかで豊かな時間を重ねてゆくためになくてはならないもの、それは、芸術的な感覚を開いてゆくことなのです。その感覚は、世界を分別的、分析的、表面的に捉えることよりも、もっと深く、情に満ちて、愛に満ちて摑みゆくことへとわたしたちを導きます。


毎日口に入れる食べ物を育ててゆく基礎を学ぶ「農のいとなみ」

音の調べにからだまるごとで沿いつつ静かに耳を澄ませる「音楽」

それぞれの色が湛えているそれぞれの感情をたっぷりと味わう「色彩」

手でもって描く一本一本の線に活き活きとした息づかいを通わせることで文字を書くことの芸術性を学ぶ「フォルメン線描」

手と指を柔らかく使うことで有用性と美を共に湛える道具や小物をひとつひとつ創る「手仕事」

植物の生命溢れるすがたをまさしく芸術的に捉える練習を重ねてゆく「ゲーテ的自然観察」

地球と宇宙に拡がる様々な天体との関係性を視野に入れつつ、情をもって農の営みを深めてゆく「バイオダイナミック農法」

ことばの響きやリズムに沿ってからだまるごとで動く「オイリュトミー」

さらには、リズムとタクトとメロディーに満ちた古くからの日本神話を原語どおりにからだまるごとで響かせながら演じる「演劇」など・・・。


それら手足を働かせて世界とわたしたち自身を生きる様々な芸術体験を重ねて参ります。


この教員養成講座とは、総合的、全人的な芸術学校なのです。



【文化を支える母国語】


そしてさらには、日本のこれまでの歴史に根差した精神文化を基調とすることを教育の基に据えることの重要性を感じています。それぞれの国や民族の精神文化が最も秘められているのは、実は、ことばなのです。母国語なのです。その母国語を芸術的に体験することの大切さをこのたびの教員養成講座では特に引き立てています。


それゆえ、日本語の芸術体験「ことばづくり(言語造形)」をオンサイトの講座では毎日いたします。すべての人が自分の母国語で生活しています。その当たり前に使っている母国語の精神に芸術的に触れてゆくことで、わたしたちはこのからだに通っている血と肉を活き活きと支えている生命感を甦らせることができるのです。文化の中心は、「ことば」なのです。



【なぜシュタイナー教育なのか】


その当たり前に目にし、耳にし、口にしているものの中に、高貴なものが潜んでいることに気づいてゆく。それが、シュタイナーから生まれたアントロポゾフィーという学問であり、シュタイナー教育という教育実践であり、そのあり方は、科学的でありつつ、同時にそれ以上に、芸術的なのです。


これからの教育は芸術であっていい。教育行為そのものが、人というものをつくりなす芸術行為となりえます。


その意味で、「教員養成講座」とは、教師を養成するということ以上に、「人を人たらしめる、その人をますますその人に織りなしてゆく」講座なのです。


「教師」という職業に就いている人だけでなく、大人ひとりひとりが、自分自身の全存在と個性をもって、これからの未来の世代に対して何らかの人としての本当の働きかけをおのおのして行く必要があることを、わたしたち「ひのみやこ」のスタッフは確信しています。


すべての大人が、ある意味で、「教師」であります。


その意味で、「シュタイナー教員養成講座」を宮城県蔵王町で創って参りたいと思っています。


ぜひ、その主旨を汲んでいただきたく、ご関心のおありになる方に、これらのことばが届くように、願いつつ、文を閉じさせていただきます。


お読みくださり、ありがとうございました。



ひのみやこ 諏訪耕志



【小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」】
.
●日程
2025年5月3日(土)小学一年生クラス
     4日(日)小学二年生クラス
     5日(月・祝)小学三年生クラス
教員養成講座に併せて、以降も行っていきます。
.
●時間
14時から15時
.
●場所
宮城県蔵王町
.
●ご参加費
お子様おひとりにつき3000円
.
参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform
.
.
.
ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
2025年5月開講
ホームページはこちら↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako







posted by koji at 17:08 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

心臓の蓮の花から生まれる愛






ルドルフ・シュタイナーの『いかにして人が高い世を知るにいたるか』といふ書を読むことで得られる感覚のはじまりを述べさせてもらつてゐます。

観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】


「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週火曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)





●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/


諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/


you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。




posted by koji at 17:04 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年03月01日

こころのこよみ(第47週)



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立ち上がりくる 世のふところから

感官への輝きを甦らせる繰りなす喜び

それは見いだす わたしの考へる力を

備へし神の力の

力強くわたしの内に生きることを



Es will erstehen aus dem Weltenschosse,
Den Sinnenschein erquickend Werdelust,
Sie finde meines Denkens Kraft
Gerüstet durch die Gotteskräfte
Die kräftig mir im Innern leben.



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【向かひ合ふ週 第6週】


立ち上がる おのれなりであるところから
 
わたしのわたしたるところ そしてみづからを見いだす
 
世の啓けとして
 
時と場に満ちる力の内に
 
世 それはわたしに示す いたるところで
 
神々しいもとの相(すがた)として
 
末の相(すがた)のまことたるところを
 
 
 
Es ist erstanden aus der Eigenheit  
Mein Selbst und findet sich
Als Weltenoffenbarung             
In Zeit- und Raumeskräften;         
Die Welt, sie zeigt mir überall
Als göttlich Urbild
Des eignen Abbilds Wahrheit.

 



posted by koji at 21:13 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月28日

世の冷たさに立ち向かふこと それがわたしの使命






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参ります。

you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
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アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


『ことばづくり(言語造形)』クラス (オンサイト・オンライン両方あり)


●日時 
毎月第三土曜日 午後13時〜14時半
(参加される方が多い時は15時終了予定) 
オンライン参加・録画受講も可能
(2025年7月のみ第四土曜日 8月のみ第五土曜日)
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●ご参加費
4回連続 16000円  単発 5000円
.
.
●場所
ことばの家  京都市伏見区醍醐勝口町3-102
.
.
●交通
地下鉄東西線「醍醐」駅 徒歩20分
京阪バス「醍醐和泉町」停留所 徒歩10分
醍醐駅発コミュニティーバス「端山団地前」停留所 徒歩3分
お車でのお越しは「ことばの家」に一台分のスペースがあります。
.
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●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家 諏訪  
tel 075-203-5919
e-mail suwa@kotobanoie.net
.
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●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
.
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ことばの芸術「ことばづくり(言語造形)」の時間は、人を育ててゆく上で、もしくは、その人がその人自身になってゆく上で、「ことば」というものが本当に重きをなすものであるということを、理屈ではなく、体感で、芸術的に感じ、味わっていく時間にいたします。その芸術の営みは、何よりも、おのれの解放と喜びが湧き上がって来る祝祭的な営みであり、教育だけでなく、生きることの根底を支えるものであります。
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ご参加される方には、声に出してみたい作品をひとつお持ちいただきます。
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京都伏見の醍醐で新しく始めさせていただく「ことばの家」。
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どうぞよろしくお願いいたします。
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ことばの家 諏訪耕志  http://www.kotobanoie.net/profile.htm




【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】


「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週火曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【「テオゾフィー 人と世を知るということ」zoomによるオンラインクラス】

●開催日時
第二・第四土曜日 午前10時〜12時

●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


鈴木一博氏翻訳「人と世を知るということ テオゾフィー」をご用意ください。

連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は、恐れ入りますが、講座費は払い戻しはいたしませんが、後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳してゐます。
それは、「魂(たましひ)」といふ日本のことばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいふことばであつたからです。
シュタイナーが「Seele」といふことばで言つてゐるのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)つたところ、すなはち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後20時半〜21時半

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/


諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/


you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。




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2025年02月27日

生きとし生けるものとの対話 〜ひのみやこ 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座〜



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わたしの住んでいる京都では、一昨日あたりから急に春めいて来ました。朝、起きて、障子を開け、すぐ庭に出たくなります。醍醐山から昇って来る朝の陽の光に照らされる庭が息づいて来ているのを感じます。


そこに根づき、芽ぶき、息を吐きだすかのように天に向かって伸びあがって来る彼ら植物の営み。鳥たちが忙しそうに舞い降りて来ては花の蜜を吸い、飛び去ってゆきます。それらに、眼差しを注ぎ、こころの手で触れ、こころの胸で語りかけます。気持ちがすがすがしくなり、いのちが踊るような感覚になり、春の訪れならではの情がふくらみます。


待ちに待ちました。植物を通して、いのちが萌し、育ち、栄え来るのをです。それは、こころ躍らせながら、この季節ならではのこころの練習ができるからなのです。


『いかにして人が高い世を知るにいたるか』というシュタイナーの著(鈴木一博訳)に「備え」という章がありまして、そこにこんなことが書き記されてあります。



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その人が、きっと、花咲き、栄えるということの定かなありようを覚えつつ、他のすべてをこころから追い出し、しばし、そのひとつの印象にみずからを委ねる。

その人が、まもなく、このことを重ねて見届けるようになる。

すなわち、それまではこころをかすめるだけであったひとつの情が、みなぎり、力強く、意欲的なかたちをとる。

その人が、きっと、その情のかたちの余韻をみずからの内に安らかに響かせる。

その人が、きっと、内においてまったく静かになる。

その人が、きっと、みずからを外の世から閉めだし、まったくひとりで、その花咲き、栄えるという事実にむけてこころが語ることに則る。


(58ページより)



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このあと、この書には、こういったこころの練習を重ねてゆくにつれて、どのようなことが、こころに生まれて来るかについて書き記されてあります。


それは、こころの養いです。情の育みです。ものへゆく道を歩いていくことです。


それは、靈(ひ)の文化の営みへと、わたしたちが入っていく入り口になります。


アントロポゾフィーからの「ひのみやこ 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座」は、日本においては、とても古くからの営みでありつつ、とても真新しい生き方への指南でありたいと考えています。


四季の巡りと共に、わたしたち日本人は、農のいとなみを真ん中において、風や光、植物、動物、人と語らいながら、神を敬い、暮らしを貫きつつ巡りめぐる継続性(エーテルのいとなみ)をずっと育んできたのです。


公園で、林で、森で、川で、山で、海で、田んぼで、畑で、道ばたで、そしてお庭でも、卓上の花瓶に向かい合っても、こういった生きとしし生けるものとの対話を介してのこころの養いのための機会が、わたしたちにふんだんに与えられてあります。


そんな、わたしたちの血に流れている古くからの精神性を、新しい意識で暮らしの中に根づかせていくべく、学びを始めて参ります。


それは、繰り返しになりますが、靈(ひ)の文化の新しい創造です。





【3月5日(水)20:30~ オンライン説明会】

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



【小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」】

●日程
2025年5月3日(土)小学一年生クラス
     4日(日)小学二年生クラス
     5日(月・祝)小学三年生クラス
教員養成講座に併せて、以降も行っていきます。

●時間
14時から15時

●場所
宮城県蔵王町

●ご参加費
お子様おひとりにつき3000円

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
2025年5月開講
ホームページはこちら↓
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2025年02月24日

「ある」から一日を始める






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参ります。

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『ことばづくり(言語造形)』クラス (オンサイト・オンライン両方あり)


●日時 
毎月第三土曜日 午後13時〜14時半
(参加される方が多い時は15時終了予定) 
オンライン参加・録画受講も可能
(2025年7月のみ第四土曜日 8月のみ第五土曜日)
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●ご参加費
4回連続 16000円  単発 5000円
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●場所
ことばの家  京都市伏見区醍醐勝口町3-102
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●交通
地下鉄東西線「醍醐」駅 徒歩20分
京阪バス「醍醐和泉町」停留所 徒歩10分
醍醐駅発コミュニティーバス「端山団地前」停留所 徒歩3分
お車でのお越しは「ことばの家」に一台分のスペースがあります。
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●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家 諏訪  
tel 075-203-5919
e-mail suwa@kotobanoie.net
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●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
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ことばの芸術「ことばづくり(言語造形)」の時間は、人を育ててゆく上で、もしくは、その人がその人自身になってゆく上で、「ことば」というものが本当に重きをなすものであるということを、理屈ではなく、体感で、芸術的に感じ、味わっていく時間にいたします。その芸術の営みは、何よりも、おのれの解放と喜びが湧き上がって来る祝祭的な営みであり、教育だけでなく、生きることの根底を支えるものであります。
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ご参加される方には、声に出してみたい作品をひとつお持ちいただきます。
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京都伏見の醍醐で新しく始めさせていただく「ことばの家」。
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どうぞよろしくお願いいたします。
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ことばの家 諏訪耕志  http://www.kotobanoie.net/profile.htm





【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
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【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】


「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週火曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
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【「テオゾフィー 人と世を知るということ」zoomによるオンラインクラス】

●開催日時
第二・第四土曜日 午前10時〜12時

●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


鈴木一博氏翻訳「人と世を知るということ テオゾフィー」をご用意ください。

連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は、恐れ入りますが、講座費は払い戻しはいたしませんが、後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
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【毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳してゐます。
それは、「魂(たましひ)」といふ日本のことばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいふことばであつたからです。
シュタイナーが「Seele」といふことばで言つてゐるのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)つたところ、すなはち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後20時半〜21時半

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/



諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/




ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。


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2025年02月23日

宮城蔵王 安心できる学び舎づくり 小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」とシュタイナー教員養成



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今年のゴールデンウィーク、5月3日から始めます宮城県蔵王町における「ひのみやこ シュタイナー教員養成講座」。


そして、2027年春からの学び舎を開くことの先駆けとしまして、小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」を2025年のこの教員養成講座に重ねて開校いたします。


募集は、一年生、二年生、三年生の3クラスです。


シュタイナー教育に基づいた時間を子どもたちと楽しみながら過ごして行きたいと思います。


まずは、わたくし諏訪が、からだをリズミカルに動かしながら、わらべ歌を歌ったり、ことばあそびをしたりすることから始め、日本の昔話や神話を通して、ことばを聴き、ことばを話し、ことばをもって演じることの魅力を、子どもたちと共にゆっくり、たっぷりと味わってゆくこと。そして、やがては、動物のこと、植物のこと、地球のこと、人の歴史のこと、ことばの使い方(文法)などを芸術的に学んでゆきたいのです。


こころにみずみずしさを注ぎ込むこと。それには、学びのすべてを芸術的に設えてゆくことが必要です。


そして、この、子どもたちとのひとときひとときにおいて、すべてのこと、すべての存在に対する、感謝と愛を想い起こすこと。それこそが、子どもたちと分かち合いたいことなのです。


子どもたちが集まって来てくれましたら、わたくしだけでなく、他の教師による色彩体験や音楽体験、農の営みなども子どもたちとして行き、2027年の春の小学生のための学び舎「ひのみやこ わらしべ(仮名)」開校に向かって行きたいと考えています。


●日程
2025年5月3日(土)小学一年生クラス
     4日(日)小学二年生クラス
     5日(月・祝)小学三年生クラス
教員養成講座に併せて、以降も行っていきます。

●時間
14時から15時

●場所
宮城県蔵王町

●ご参加費
お子様おひとりにつき3000円




そして、大人の方々との教員養成講座で、わたしはアントロポゾフィーの講義とことばづくり(言語造形)を担当させてもらいます。


約一年半の期間を通して、9回、蔵王町「ひのみやこ」に集まり、朝から夕までの三日間連続の講座を人間学の講義と共に、様々な芸術を体験してゆきます。さらには、毎週一回オンラインで集まり、シュタイナーの『いかにして人が高い世を知るにいたるか』という本に沿って、こころの育みからメディテーション(瞑想)の営みへと取り組み続けます。


この教員養成という営みですが、とかく、「シュタイナーはこう言っているのだから、教育実践においても、これこれこうでなければならない」というような規則のようなものが、シュタイナー教育にはつきまとっている印象を醸す恐れがあるのかもしれない、とよく危惧します。


しかし、徹頭徹尾、そうではないのですね。


実際に目の前にいるひとりひとりの子どもと丁寧に付き合い続けること、そして、大人同士においても、仲間ひとりひとりと丁寧に付き合い続け、誰よりも、そのひとりの人を知ること、そこにこそ、この時代におけるシュタイナー教育、アントロポゾフィームーブメントの必要性があります。


教員養成の眼目は、人を知るということ、そして自分自身を知るということ、そこから自分自身を生き、他者とハーモニーを奏でながら社会を創ってゆくということなのです。


何をするか、何を教えるか、何を仕事にするかという様々な具体的なことは、「人というもの」を知ることから、ゆっくりと、その人その人に啓けて来ます。


だからこそ、教員養成とは、極端なものの言い方に聴こえてしまうかもしれませんが、そこで学ぶ者が「自分に何ができるか」と問うことではなく、「子どもというものは、どのようにして成長して行くことができるのか」「人というものは、どのような存在なのか」「世(宇宙)というものは、どのようななりたちをしているのか」という、本当に大切なことを学び、知るために営まれているのです。


何が大切なことで、何が本当のことかを、知ること。アントロポゾフィーから、それを学び続けること。そして、様々な芸術体験を通して、自分自身の感覚、自分自身の存在そのものを芸術的に養ってゆくこと。


それは、これまでの自分自身の人生経験だけを下地にした、ある意味、自分勝手な価値観から仕事をするのではないのです。


そうではなく、「人というもの」についてのその認識と新しい芸術感覚の啓けこそを基にして、人は、自分自身を知るという学びに勤しみながら、ゆっくりと、少しずつ、少しずつ、自分にできることから、自分のいる場所で始めて行けばいいのです。


ですので、学び合い、共に生きる、仲間の存在が大切です。


それは、この人間観、世界観、宇宙観を共に育み合いながら、それぞれにできることを励まし合い、促がし合い、相談し合いながら、少しずつ、共なる精神の仕事を進めていくことのできる仲間の存在です。


大人同士の援け、そしてさらには、天からの援けを求め、実際に得ることからこそ、わたしたち大人ひとりひとりが、自分の足りないところがあっても、努力して、ゆっくりと少しずつ力をつけて行くことができますし、何よりも安心して働き、生きて行くことができる。


そのような大人のための学び舎と語らいの場。そういう場を創ることが、この教員養成講座の一番のテーマなのです。


大人が安心して生きていますと、きっと、子どもたちも安心して毎日を生きていくことができます。


人というものを、からだにおいて、こころにおいて、精神において、靈(ひ)において、芸術的に知るということ。


小学生のクラス、そして、大人自身の学び舎、それは本当に新しい意識で始める新しい営みです。



●2月26日(水)20:30~22:00 プレ講座『講義「世は美しい」 & 声のワークショップ・ことばづくり(言語造形)』
(講師:諏訪耕志 /ひのみやこ コースリーダー)

●3月5日(水)20:30~ オンライン説明会

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform





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2025年02月21日

他者との間にハーモニーを産み出すこと






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参ります。

you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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『ことばづくり(言語造形)』クラス (オンサイト・オンライン両方あり)


●日時 
毎月第三土曜日 午後13時〜14時半
(参加される方が多い時は15時終了予定) 
オンライン参加・録画受講も可能
(2025年7月のみ第四土曜日 8月のみ第五土曜日)
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●ご参加費
4回連続 16000円  単発 5000円
.
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●場所
ことばの家  京都市伏見区醍醐勝口町3-102
.
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●交通
地下鉄東西線「醍醐」駅 徒歩20分
京阪バス「醍醐和泉町」停留所 徒歩10分
醍醐駅発コミュニティーバス「端山団地前」停留所 徒歩3分
お車でのお越しは「ことばの家」に一台分のスペースがあります。
.
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●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家 諏訪  
tel 075-203-5919
e-mail suwa@kotobanoie.net
.
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●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
.
.
ことばの芸術「ことばづくり(言語造形)」の時間は、人を育ててゆく上で、もしくは、その人がその人自身になってゆく上で、「ことば」というものが本当に重きをなすものであるということを、理屈ではなく、体感で、芸術的に感じ、味わっていく時間にいたします。その芸術の営みは、何よりも、おのれの解放と喜びが湧き上がって来る祝祭的な営みであり、教育だけでなく、生きることの根底を支えるものであります。
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ご参加される方には、声に出してみたい作品をひとつお持ちいただきます。
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京都伏見の醍醐で新しく始めさせていただく「ことばの家」。
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どうぞよろしくお願いいたします。
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ことばの家 諏訪耕志  http://www.kotobanoie.net/profile.htm





【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】


「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週火曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





【「テオゾフィー 人と世を知るということ」zoomによるオンラインクラス】

●開催日時
第二・第四土曜日 午前10時〜12時

●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


鈴木一博氏翻訳「人と世を知るということ テオゾフィー」をご用意ください。

連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は、恐れ入りますが、講座費は払い戻しはいたしませんが、後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳してゐます。
それは、「魂(たましひ)」といふ日本のことばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいふことばであつたからです。
シュタイナーが「Seele」といふことばで言つてゐるのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)つたところ、すなはち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後20時半〜21時半

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
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諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
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ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。



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こころのこよみ(第46週)



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世 それはいまにもぼやかさうとする
 
こころのひとり生みの力を
 
さあ 来たれ 汝よ 想ひ起こせ
 
靈(ひ)の深みから輝きつつ
 
そして強めよ 我に 観ることを
 
欲する力を通し
 
おのれを保つことができるやうに
 
  
 
Die Welt, sie drohet zu betäuben 
Der Seele eingeborne Kraft;
Nun trete du, Erinnerung,
Aus Geistestiefen leuchtend auf 
Und stärke mir das Schauen,
Das nur durch Willenskräfte 
Sich selbst erhalten kann.
 
 
 
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【向かひ合ふ週 第7週】


わたしのわたしたるところ それはいまにも飛び去らうとする
 
世の光に強く引き寄せられて
 
さあ 来たれ 汝よ 我が御声(みこゑ)よ
 
汝がふさはしきところに 力に満ち
 
考へる力に代はりて
 
それは感官の輝きの内に
 
消え去らうとしてゐる
 
     
    
 
Mein Selbst, es drohet zu entfliehen,
Vom Weltenlichte mächtig angezogen.
Nun trete du mein Ahnen
In deine Rechte kräftig ein,
Ersetze mir des Denkens Macht,
Das in der Sinne Schein
Sich selbst verlieren will.
 
  

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2025年02月15日

こころのこよみ(第45週)



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東山魁夷 「碧湖」



強まりゆく 考への力
 
靈(ひ)の生まれとの結びつきのうちに
 
それは晴れ渡らせる 感官へのおぼろげなそそりを
 
まつたき明らかさへと

こころの満ち足りが

世のくりなしとひとつになれば
 
きつと感官への啓けは
 
考へる光を受けとめる
 
 
 

Es festigt sich Gedankenmacht
Im Bunde mit der Geistgeburt,
Sie hellt der Sinne dumpfe Reize
Zur vollen Klarheit auf.
Wenn Seelenfülle
Sich mit dem Weltenwerden einen will,
Muß Sinnesoffenbarung       
Des Denkens Licht empfangen.
 
 

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【向かひ合ふ週 第8週】


育ちゆく 感官の力
 
神々の創り給ふものとの結びつきのうちに
 
それは鎮める 考へる力を
 
夢のまどろみへと
 
神々しいものが
 
我がこころとひとつになれば
 
きつと人の考へるは
 
夢のやうなありやうのうちに静かに慎んでゐる
 
 
 
Es wächst der Sinne Macht          
Im Bunde mit der Götter Schaffen, 
Sie drückt des Denkens Kraft           
Zur Traumes Dumpfheit mir herab.
Wenn göttlich Wesen           
Sich meiner Seele einen will,
Muß menschlich Denken  
Im Traumessein sich still bescheiden. 
 
 





posted by koji at 11:34 | 大阪 | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月12日

人は心臓で考えることができるようになる!






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参ります。

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チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



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『ことばづくり(言語造形)』クラス (オンサイト・オンライン両方あり)


●日時 
毎月第三土曜日 午後13時〜14時半
(参加される方が多い時は15時終了予定) 
オンライン参加・録画受講も可能
(2025年7月のみ第四土曜日 8月のみ第五土曜日)
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●ご参加費
4回連続 16000円  単発 5000円
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●場所
ことばの家  京都市伏見区醍醐勝口町3-102
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●交通
地下鉄東西線「醍醐」駅 徒歩20分
京阪バス「醍醐和泉町」停留所 徒歩10分
醍醐駅発コミュニティーバス「端山団地前」停留所 徒歩3分
お車でのお越しは「ことばの家」に一台分のスペースがあります。
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●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家 諏訪  
tel 075-203-5919
e-mail suwa@kotobanoie.net
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●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
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ことばの芸術「ことばづくり(言語造形)」の時間は、人を育ててゆく上で、もしくは、その人がその人自身になってゆく上で、「ことば」というものが本当に重きをなすものであるということを、理屈ではなく、体感で、芸術的に感じ、味わっていく時間にいたします。その芸術の営みは、何よりも、おのれの解放と喜びが湧き上がって来る祝祭的な営みであり、教育だけでなく、生きることの根底を支えるものであります。
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ご参加される方には、声に出してみたい作品をひとつお持ちいただきます。
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京都伏見の醍醐で新しく始めさせていただく「ことばの家」。
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どうぞよろしくお願いいたします。
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ことばの家 諏訪耕志  http://www.kotobanoie.net/profile.htm





【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

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【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】


「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週火曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
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●お申し込み・お問い合わせ
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【「テオゾフィー 人と世を知るということ」zoomによるオンラインクラス】

●開催日時
第二・第四土曜日 午前10時〜12時

●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


鈴木一博氏翻訳「人と世を知るということ テオゾフィー」をご用意ください。

連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は、恐れ入りますが、講座費は払い戻しはいたしませんが、後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

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【毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳してゐます。
それは、「魂(たましひ)」といふ日本のことばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいふことばであつたからです。
シュタイナーが「Seele」といふことばで言つてゐるのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)つたところ、すなはち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後20時半〜21時半

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
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●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/



諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/




ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。



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2025年02月08日

こころのこよみ(第44週)



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東山魁夷「冬華」



捉へる 新たな感官へのそそりを

満たす こころの明らかさ

念ふ 満を持して靈(ひ)が生まれたことを

絡みあひ芽生える世の繰りなし

我が考へるを創りなす意欲とともに



Ergreifend neue Sinnesreize
Erfüllet Seelenklarheit,
Eingedenk vollzogner Geistgeburt,
Verwirrend sprossend Weltenwerden
Mit meines Denkens Schöpferwillen.



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第9週】


忘れる 我が意欲のこだわりを
 
満たす 世の熱 夏を告げつつ
 
我が靈(ひ)とこころを

光のうちにわたしを失くすやうにと
 
わたしに求める 霊(ひ)において観ることが

そして力に満ちて御声(みこゑ)がわたしに告げる

「汝を失くせ 汝を見いだすために」
 
 
 
Vergessend meine Willenseigenheit,
Erfüllet Weltenwärme sommerkündend
Mir Geist und Seelenwesen;
Im Licht mich zu verlieren
Gebietet mir das Geistesschauen,
Und kraftvoll kündet Ahnung mir:
Verliere dich, um dich zu finden.  
 
 



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2025年02月06日

『コミュニケーショントレーニングネットワーク岸英光さんとのトークライブ』 ひのみやこ 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座 @宮城蔵王 清水絢子 高橋愛満 諏訪耕志







2025年2月5日に行いました、コミュニケーショントレーニングネットワーク統括責任者・岸英光さんとのトークライブです。


人は、ことばを介してこそ、世を知るということ。だからこそ、そのことばをもっと味わうことが、人生そのものを味わうことへと繋がってゆきます。もっと生命のみづみづしさ、こころの躍動、そして精神の豊かさを味わう。


子どもたちへの教育、我々大人たちの自己教育に必要不可欠なその視座を語らわせていただきました。


岸さん、含むところ本当に豊かなお話し、どうもありがとうございました。そして、画面には映っておられませんが、ご参加下さった方々にもこころより感謝申し上げます。



ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
2025年5月開講
ホームページはこちら↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako



開講に向けての説明会、ならびにプレ講座、また、引き続きトークライブもいたします。
ぜひ、お気軽にご参加下さい。

2月19日(水)20:30~ オンライン説明会

2月26日(水)20:30~22:00 プレ講座『講義「世は美しい」 & 声のワークショップ・ことばづくり(言語造形)』
(講師:諏訪耕志 /ひのみやこ コースリーダー)

3月5日(水)20:30~ オンライン説明会

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



コミュニケーショントレーニングネットワーク
ホームページ 
https://www.communication.ne.jp
Facebookページ https://www.facebook.com/paradigmshiftcoaching.Japan



********************



ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako




posted by koji at 13:21 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年02月02日

教師に必要なものは無言のうちのこころもち






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


『ことばづくり(言語造形)』クラス (オンサイト・オンライン両方あり)


●日時 
毎月第三土曜日 午後13時〜14時半
(参加される方が多い時は15時終了予定) 
オンライン参加・録画受講も可能
(2025年7月のみ第四土曜日 8月のみ第五土曜日)
.
.
●ご参加費
4回連続 16000円  単発 5000円
.
.
●場所
ことばの家  京都市伏見区醍醐勝口町3-102
.
.
●交通
地下鉄東西線「醍醐」駅 徒歩20分
京阪バス「醍醐和泉町」停留所 徒歩10分
醍醐駅発コミュニティーバス「端山団地前」停留所 徒歩3分
お車でのお越しは「ことばの家」に一台分のスペースがあります。
.
.
●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家 諏訪  
tel 075-203-5919
e-mail suwa@kotobanoie.net
.
.
●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
.
.
ことばの芸術「ことばづくり(言語造形)」の時間は、人を育ててゆく上で、もしくは、その人がその人自身になってゆく上で、「ことば」というものが本当に重きをなすものであるということを、理屈ではなく、体感で、芸術的に感じ、味わっていく時間にいたします。その芸術の営みは、何よりも、おのれの解放と喜びが湧き上がって来る祝祭的な営みであり、教育だけでなく、生きることの根底を支えるものであります。
.
.
ご参加される方には、声に出してみたい作品をひとつお持ちいただきます。
.
.
京都伏見の醍醐で新しく始めさせていただく「ことばの家」。
.
.
どうぞよろしくお願いいたします。
.
.
ことばの家 諏訪耕志  http://www.kotobanoie.net/profile.htm





【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】


「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週火曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





【「テオゾフィー 人と世を知るということ」zoomによるオンラインクラス】

●開催日時
第二・第四土曜日 午前10時〜12時

●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


鈴木一博氏翻訳「人と世を知るということ テオゾフィー」をご用意ください。

連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は、恐れ入りますが、講座費は払い戻しはいたしませんが、後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳してゐます。
それは、「魂(たましひ)」といふ日本のことばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいふことばであつたからです。
シュタイナーが「Seele」といふことばで言つてゐるのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)つたところ、すなはち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後20時半〜21時半

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/



諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/



you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。


posted by koji at 15:32 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こころのこよみ(第43週)



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冬の深みにおいて

暖まる 靈(ひ)のまことのありやう

それは与へる 世の現はれに

胸の力を通してありありとした力を

「世の冷たさに力強く立ち向かふのは、

人の内なるこころの炎」



In winterlichen Tiefen
Erwarmt des Geistes wahres Sein,
Es gibt dem Weltenschine
Durch Herzenskräfte Daseinsmächte;
Der Weltenkälte trotzt erstarkend
Das Seelenfeuer im Menscheninnern.



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【向かひ合ふ週 第10週】


夏の高みへと
 
のぼりゆく 陽 輝くもの
 
それは連れゆく わたしの人としての感じるを
 
広やかなところへと
 
御声(みこゑ)に聴きつつ 内にて動く
 
感覚 おぼろにわたしに知らせつつ
 
あなたはいつか知るだらう
 
「あなたを感じてゐる 今 ひとつの神なるものが」と。




Zu sommerlichen Höhen            
Erhebt der Sonne leuchtend Wesen sich;     
Es nimmt mein menschlich Fühlen       
In seine Raumesweiten mit.           
Erahnend regt im Innern sich          
Empfindung, dumpf mir kündend,        
Erkennen wirst du einst:            
Dich fühlte jetzt ein Gotteswesen.   






posted by koji at 13:08 | 大阪 ☔ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年01月31日

胸に炎を灯し続けるために シュタイナー「血のエーテル化」より






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


『ことばづくり(言語造形)』クラス (オンサイト・オンライン両方あり)


●日時 
毎月第三土曜日 午後13時〜14時半
(参加される方が多い時は15時終了予定) 
オンライン参加・録画受講も可能
(2025年7月のみ第四土曜日 8月のみ第五土曜日)
.
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●ご参加費
4回連続 16000円  単発 5000円
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●場所
ことばの家  京都市伏見区醍醐勝口町3-102
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●交通
地下鉄東西線「醍醐」駅 徒歩20分
京阪バス「醍醐和泉町」停留所 徒歩10分
醍醐駅発コミュニティーバス「端山団地前」停留所 徒歩3分
お車でのお越しは「ことばの家」に一台分のスペースがあります。
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●お問い合わせ・お申し込み
ことばの家 諏訪  
tel 075-203-5919
e-mail suwa@kotobanoie.net
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●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
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ことばの芸術「ことばづくり(言語造形)」の時間は、人を育ててゆく上で、もしくは、その人がその人自身になってゆく上で、「ことば」というものが本当に重きをなすものであるということを、理屈ではなく、体感で、芸術的に感じ、味わっていく時間にいたします。その芸術の営みは、何よりも、おのれの解放と喜びが湧き上がって来る祝祭的な営みであり、教育だけでなく、生きることの根底を支えるものであります。
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ご参加される方には、声に出してみたい作品をひとつお持ちいただきます。
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京都伏見の醍醐で新しく始めさせていただく「ことばの家」。
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どうぞよろしくお願いいたします。
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ことばの家 諏訪耕志  http://www.kotobanoie.net/profile.htm




【zoomによる言語造形クラス】

●日程
第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【ことばの家 zoomによるオンラインクラスのご案内】


「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス

●開催日時
毎週火曜日 20時半〜21時半

●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

鈴木一博氏翻訳「いかにして人が高い世を知るにいたるか」をご用意ください。

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




【「テオゾフィー 人と世を知るということ」zoomによるオンラインクラス】

●開催日時
第二・第四土曜日 午前10時〜12時

●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


鈴木一博氏翻訳「人と世を知るということ テオゾフィー」をご用意ください。

連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は、恐れ入りますが、講座費は払い戻しはいたしませんが、後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



【毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』】

シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
四季の巡りという時の流れ。
その中で、移ろいゆく人のこころ。
そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。
毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。
オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。
また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。
ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。
繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。
この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。
一年間の予定です。
ご一緒に歩んで参りませんか。
お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳してゐます。
それは、「魂(たましひ)」といふ日本のことばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいふことばであつたからです。
シュタイナーが「Seele」といふことばで言つてゐるのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)つたところ、すなはち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後20時半〜21時半

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

●日時:毎月第三の月曜日
   10時から12時 アントロポゾフィーの学び
   12時半から14時 言語造形

●場所:和歌山県岩出市内の公民館

●参加費:初回体験 5000円
     5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/


諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/


you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。
https://www.youtube.com/user/suwachimaru/videos


ことばづくり・言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの靈(ひ)の学び、精神科学、アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。


わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、そして、2024年10月から京都市伏見区醍醐にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。



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2025年01月25日

こころのこよみ(第42週)



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この冬の闇に

みづからの力の啓けがある

こころの強い萌しがある

暗闇にその力をもたらし

そして御声を聴きつつあらかじめ感じる

胸の熱を通して 感官が啓くことを



Es ist in diesem Winterdunkel
Die Offenbarung eigner Kraft
Der Seele starker Trieb,
In Finsternisse sie zu lenken
Und ahnend vorzufühlen
Durch Herzenswärme Sinnesoffenbarung.



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第11週】


この陽の時に 

あなたは賢き知らせを得る
 
世の美しさに沿ひつつ
 
あなたのうちにあなたをいきいきと感じ切りながら
 
「失ふ 人の〈わたし〉はみづからを
 
そして見いだしうる 世の〈わたし〉のうちに」
 
 
 
Es ist in dieser Sonnenstunde   
An dir, die weise Kunde zu erkennen:      
An Weltenschönheit hingegeben,       
In dir dich fühlend zu durchleben:       
Verlieren kann das Menschen-Ich        
Und finden sich im Welten-Ich.    
 
 





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2025年01月19日

アドリブでお話を語ってみる



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保育園で続けている昔語り。


その園では、三つのクラスで、それぞれ二つから三つのお話をするのですが、その日の最後にしたクラスで、子どもたちからのアンコールの声、鳴り止まず( ´艸`)。


その日に用意してきたお話はすべてしてしまったし、どうしようかと。


そこで、「たぬきのメガネ屋さん」というお話をアドリブで語り始めてみたところ、子どもたちの眼がそれまで以上に爛々と輝いて来るではないですか。


いつも、ひとクラスで二十人ほどの子どもたちがいるのですが、その中には、お話を本当は聴きたいのに、なんらかの事情やこころもちで拗ねたようなふりをして向こうを向いていたり、お話の途中で大きな声を上げたりする子がいるものです。


その時もそんな子が何人かいたのですが、特にその子たちが、アドリブのお話を始めるやいなや、まさしく笑顔を顕わにしながらこちらを凝視し、じっとお話を聴くのです。また、お話のふしぶしで、そのふしぶしに応じた受け答えをするような声を上げ始めるのです。


そして、わたし自身も結末がどうなるか知らないまま、息づかいが導いてくれるままにお話をくりなしてゆき、そして行きつくべきところに行きつくかのようにお話を終えた時、子どもたちがみんなまとわりついて来ます。


楽しいのでしょうね。嬉しいのでしょうね。ファンタジーの奔出に触れることが。


アドリブでお話を創るのです。誰にでもできます。語る本人が楽しめばいいのです。


そう、幼い子どもたちが求めているものはこれなのです。


ファンタジーとは、お定まりの思考から生まれて来るのではなく、その都度その都度の意欲からおのずと繰り出して来るシンパシーの働きから生まれ出づるものなのです。それは、エゴからの働きではなく、高い世からものを仕立ててゆく力なのです。


その意欲の力を育みたがっている幼な子たちは、そういうファンタジーを通して、自分自身のからだを、自分自身の息づかいを育みたがっているのですね。


意欲の力、それは、息づかいに通います。からだまるごとの動きに通います。こころまるごとに通います。


そのように通われた意欲の力は、後年、その人の情の豊かさと、活き活きと考える力として、植物が成長してゆくように繰りなして行きます。意欲の力とは、人の根にあたるところに通う力なのですね。


深い息づかいとことばの内側に孕まれている身振り、そして音韻の細やかな造形から生まれる昔語り。


この子たちが大人になって40歳、50歳、60歳、70歳になったとき、目に見えないもの、遠く憧れを呼び起こし続けるものに対する感受性をもつ人になることを確かに見込んで、この芸術の営みを続けています。


ことばって、本当に人にとって生涯魅力を感じるものなのです。それは、幼児期、少年少女期に活きたことばをからだまるごとで味わうことから、その感受性が育ちます。


そして、そういうことばの魅力を知っていることから、人として、こころをどうくりなしてゆくことができるのかという自己教育の源に常に立ち返ることができるのです。


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2025年01月18日

こころのこよみ(第41週)



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こころから生み出す力
 
それはほとばしりでる 胸の基から
 
人の生きるのうちに神々の力を
 
ふさはしい働きへと燃え上がらせるべく
 
おのれみづからをかたちづくるべく
 
人の愛に 人の仕事に
 
 
  
Der Seele Schaffensmacht
Sie strebet aus dem Herzensgrunde
Im Menshenleben Götterkräfte
Zu rechtem Wirken zu entflammen,
Sich selber zu gestalten 
In Menschenliebe und im Menschenwerke.




♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第12週 ヨハネの祭りの調べ】


世の美しき輝き

それは切に誘(いざな)ふ わたしを こころの深みから

内に生きる神々の力を

世の彼方へと解き放つやうにと

わたしはおのれから離れ

ただ信じつつわたしを探し求める

世の光と 世の熱のうちに



Johanni-Stimmung

Der Welten Schönheitsglanz,
Er zwinget mich aus Seelentiefen  
Des Eigenlebens Götterkräfte    
Zum Weltenfluge zu entbinden; 
Mich selber zu verlassen, 
Vertrauend nur mich suchend   
In Weltenlicht und Weltenwärme.        






 


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『パーマカルチャーセンタージャパン代表設楽清和さんとのトークライブ』 ひのみやこ 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座 @宮城蔵王 清水絢子 高橋愛満 諏訪耕志






2025年1月17日に行いました、パーマカルチャーセンタージャパン代表設楽清和さんとのトークライブです。設楽さんのお話から、パーマカルチャーとシュタイナーのアントロポフィーとの間に、共有できる精神の視座があることを実感いたしました。本当にありがたい時間でした。設楽さん、ありがとうございました。そして、画面には映っておられませんが、ご参加下さった方にもこころより感謝申し上げます。



ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座
2025年5月開講
ホームページはこちら↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako



開講に向けての説明会、ならびにプレ講座、また、引き続きトークライブもいたします。
ぜひ、お気軽にご参加下さい。

1月22日(水)20:30~ オンライン説明会

1月29日(水)20:30~22:00 プレ講座『講義「世は美しい」 & 声のワークショップ・ことばづくり(言語造形)』
(講師:諏訪耕志 /ひのみやこ コースリーダー)

2月5日(水)20:30~ オンライントークライブ
(ゲスト:岸 英光 /コミュニケーショントレーニングネットワーク統括責任者)

参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



パーマカルチャーセンタージャパン
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2025年01月12日

もののあはれを知る人を育てる教育 〜宮城蔵王 ひのみやこ 主催 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座〜



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冬のさなか。こころの内なる空間が、濁りをだんだんと去って、澄みわたる季節。こころの内の透明度が増してゆくように感じるのですが、皆さんいかがでしょうか。


今年の五月から始めます「宮城蔵王 ひのみやこ主催 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座」。


わたしは、シュタイナー教育の基礎となる人間学「アントロポゾフィー」、そしてことばの芸術「ことばづくり(言語造形)」を担当させてもらいます。


さらに、この教員養成講座は「日本文化に根ざす」という副題を冠しています。


そのことの意味を述べることをしますと、本当に、多くのことばを費やしてしまわざるをえないのですが、今日は、そのうちのひとつを述べさせていただきたいのです。(それでも、こんなに長いものになってしましました。ごめんなさい!)


それは、人が「ひと」として育ちゆくということが、その人の内にどれほど、「ことば」が育っているかということとひとつであるということなのです。


ことばとは、外側に飾りとして身につけるものではなく、母から与えられた母国語を通して、こころの内側からの生命を生きるものなのです。


日本人ならば、日本語を通して、おのれのいのちを生きるのです。


ことばを飾るのではなく、ことばをどう生きるか。日本語をどれほど深く、豊かに、活き活きと生きるか。


そのことが、人が「ひと」になりゆく上で、実は、欠かせない道なのです。


「ひと」ということばは、靈(ひ)が宿り、留(とど)まり、灯(とも)る存在のことを言う、古い日本語です。


靈(ひ)が灯るとき、初めてその存在は「ひと」になります。つまり、「ひと」とは、わたしたちの理想を言い表すことばなのですね。


そして、シュタイナーから生まれた靈(ひ)の学び(精神科学)「アントロポゾフィー」は、別名、「ひととしての意識」とシュタイナー自身が言っています。つまり、靈(ひ)の灯っているおのれを意識すること、靈(ひ)の灯っているおのれを知りゆくこと、それが、アントロポゾフィーの道なのです。


日本においては、その靈(ひ)を灯すのはことばであるということが、とりわけ、引き立てられたのでした。そして、その灯った靈(ひ)のことを「言霊(ことだま)」と呼びました。


その「言霊」に親しむこと、通われること、結びつくこと、そのことが人生を貫くひとつの道だったことが、歴史に残る文献や芸術作品からはっきりと知ることができます。


そのことを最初に意識的にまとめ上げたのが、江戸時代の本居宣長です。


わたしには、同時代に、ゲルマン精神に靈(ひ)を見いだそうとしたゲーテと相通じるところがあるように思われてなりません。


宣長の歌論『あしわけ小船』や『石上私淑言(いそのかみささめごと)』を読みますと、本当に勉強になるなあ、と今朝もため息をついていました。


そう、この「ため息」。この「ため息」「嘆息」をつくときの人のこころのありようを表すことばをこそ、「あはれ」と言うのだと宣長は説いています。


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


阿波礼(あはれ)といふ言葉は、さまざま言ひ方は変はりたれども、その意(こころ)はみな同じ事にて、見る物、聞く事、なすわざにふれて、情(こころ)の深く感ずる事をいふなり。

俗にはただ悲哀をのみあはれと心得たれども、さにあらず。すべてうれしとも、おかしとも、たのしとも、かなしとも、恋しとも、情(こころ)に感ずる事はみな阿波礼(あはれ)なり。


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾


「あはれ」とは、まさに、なににつれ、「あぁ・・・」と胸から、こころから、息が吐かれるときに湛えられている情のありようです。


その吐息には、どれほど、その人の嘘のない、まごころが籠められていることでしょう。また、籠もってしまうことでしょう。


息を吐いてみる。声に出してみる。ことばにしてみる。


そのように、人は、おのれの内にあるものを外に出して、初めて我がこころを整えることができ、鎮めることができる。そうして、ようやく、自分自身に立ち戻ること、立ち返ることができる。


さらには、外に響くことばの調べをより美しく整えて行く。その吐息に乗って、整えられたことばづかい、それが和歌(うた)です。


不定形だったこころのありさまを、和歌(うた)として整えられた調べへと造形することによって、人は、「もののあはれを知る」ことができるのでした。それは、「おのれを知る」ということへとおのずから繋がってゆき、さらには、「人というものを知る」ことへと、道は続くのです。


その和歌(うた)に習熟していくことによって、人はますます「もののあはれを知る」人になりゆくのだと。


本居宣長は、そのような、この国の歴史の底にしずしずと流れていることばの生命力を、ひとりひとりの人がみずから汲み上げることの大いなる価値を、その生涯の全仕事を通して謡い上げ、語り尽くしたのです。


わたしは、これからますます、この「もののあはれを知りゆく」ことが、子どもから大人にいたるすべての人にとっての最もたいせつな教育目標であると考えています。


日本人が日本人であること、それは、「もののあはれを知る」人であるということなのです。つまり、情の豊かさを生きつつ、その豊かさを豊かさと「知っている」人であるということなのです。世界にも他にあまり例をみない、言語化された人間観です。そして、これからの世界をある意味、新たな次元へと導いて行く世界観ではないでしょうか。


そのためには、国語教育、文学教育が、どれほど重きをなすことでしょう。


小学校へ上がる前は、たっぷりと、昔話やわらべ歌、美しい詩歌や和歌を全身で聴くことができるように、そばで大人が語り、詠ってあげる。


小学校へ上がってからは、子どもたち自身が全身で詠う和歌(うた)や神話の朗唱から授業を始めるのです。ことばの意味は措いておいてもいい。まずは、ことばの流れるような調べを、先生の声、自分自身の声の響き、震えを通して、全身で味わうところから。そうして、国語の授業だけでなく、色々な授業を通して、ゆっくり、だんだんと、自分自身のことばを整えてゆくことを学んで行く。


ことばを整えてゆくことによって、子どもたちは、自分自身のこころを整えてゆくことを学んで行くことができるのです。


こころとことばとが、ひとつに重なること。これは、本当にたいせつなことです。


なぜなら、人は、ことばによってこそ、ものを考え、「もののあはれ」を感じ、自分自身のこころを決めること、意志の遂行をなしとげるからです。


吐かれる息づかいに、顔に表れる表情に、することなすことに、その人のこころのありようが写しだされます。


しかし、とりわけ、こころのありようは、すべて、ことばに表れます。選択されることばの趣きに、発せられることばの響きの後ろに、表れます。


小学校時代には、知識を詰め込むのでもなく、知識に取り組むのでもなく、外なる世に現に向き合っている自分のこころに豊かな情が育ってゆくことこそを、子どもたちは求めています。その情の育みのためには、こころとことばが美しく重なった言語生活が最もものを言うのです。


これまで、国語教育では、正しいことばづかいは教えられてきたのかもしれません。しかし、これからは、靈(ひ)に通われた美しいことばづかいを学んでゆくことに、人としての教育の如何が懸かっています。


重ねて言いますが、その美しさは、表面的なものではなく、こころとことばがひとつに重なる美しさです。


和歌(うた)をはじめとすることばの芸術から学びを始めること。美しいハーモニー。調べをもったことばづかい。


宣長は、その日本人が古来たいせつにして来た精神の伝統を意識的に甦らせてくれた人なのです。


わたしたちのシュタイナー教員養成講座は、「ひと」の成長は、ことばの成長と軌を一にしているという、そのことを主眼のひとつとして打ち樹てています。


日本語ということばを守り、日本語を受け繋いで来た歴史を貫く縦の糸と、日本の大地に根ざす農の営みという横の糸とを、共に織りなし合わせ、広くて深い意味での「自然」と繋がる人の生き方を提示して行く、それが、わたしたちのシュタイナー教員養成講座の眼目で、だからこそ、「日本文化にねざす」という副題をつけたのでした。



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1月17日(金)20:30~ オンライントークライブ
(ゲスト:設楽清和 /パーマカルチャーセンタージャパン代表)

1月22日(水)20:30~ オンライン説明会

1月29日(水)20:30~22:00 プレ講座『講義「世は美しい」 & 声のワークショップ・ことばづくり(言語造形)』(講師:諏訪耕志 /ひのみやこ コースリーダー)

2月5日(水)20:30~ オンライントークライブ
(ゲスト:岸 英光 /コミュニケーショントレーニングネットワーク統括責任者)


ご関心をお持ちの方、ぜひ、お気軽に、ご参加下さい。お申し込みをお待ちしておりますね。



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参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



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2025年01月10日

こころのこよみ(第40週)



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そしてわたしはある 靈(ひ)の深みに

焼き尽くす 我がこころの基において

胸の愛の世から

おのれであることの虚しい想ひ込みを

世のことばの炎の力によつて



Und bin ich in den Geistestiefen,
Erfüllt in meinen Seelengründen
Aus Herzens Liebewelten
Der Eigenheiten leerer Wahn
Sich mit des Weltenwortes Feuerkraft.



♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第13週】


そしてわたしはある 感官の高みに

ならば燃え上がる 我がこころの深みにおいて

靈(ひ)の炎の世から

神々のまことのことばが

「靈(ひ)の基にて 探し求めよ 御声(みこゑ)に聴きつつ

汝を靈(ひ)の縁(えにし)とともに見いだすべく」



Und bin ich in den Sinneshohen,
So flammt in meinen Seelentiefen
Aus Geistes Feuerwelten
Der Gotter Wahrheitswort:
In Geistesgrunden suche ahnend     
Dich geistverwandt zu finden.




posted by koji at 23:18 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

わたしたちの縄文文明の甦り 宮城蔵王シュタイナー教員養成講座へのお誘い


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我が国における縄文時代とは、アトランティス時代を言います。


アトランティス時代とは、地球人類の頂点を示すような一大文明が起こり、栄え、そして今からおおよそ一万年前に終結したひとつの時代で、その文明の中心地は、いまの大西洋の下に沈んでいる大陸です。


アトランティス大陸の水没後、その文明の中心はインドからペルシャへ、エジプトへ、ギリシャ・ローマへと、ユーラシア大陸を西へと進みゆき、現在はその文化的中心はゲルマンの地、つまりヨーロッパの中心へと至っています。


そのように、アトランティス文明の没落後の人類の文明の変遷は、確かに、ユーラシア大陸を舞台にして繰り広げられてきたのですが、その展開を共にしていない国があるのです。


それは、日本です。


日本は、実は、アトランティス文明、つまり、一万年前まで栄えていた縄文文明のよきあり方を保持しながら、ゆっくりとその後の文明のあり方へと独自に進んで来た、他にはない特異なところであり、ユーラシア大陸で繰りなして来た文明の進み方とは歩みを異にし、その縄文のあり方、アトランティスのあり方を未来に甦らせることで新しい文明をリードする役目を負っている国であります。


アトランティス時代は地球人類の頂点を示す文明が栄えた時代であり、それは我が国の縄文時代においてもそうだったと書きました。


それはどのような文明だったのでしょう。


そのことをわたしたちはこのシュタイナー教員養成講座で改めて学び直し、そして、これからの時代、わたしたちはどのような生き方へと進んでゆくことができるのかということについて共に考え、それぞれの場でその新しい意識を子どもたちと共に生きてゆきます。


明治維新を前後とするあの時代から、わたしたちの甘受せざるを得なかった運命のもと、わたしたちはわたしたちならではの根源のあり方を忘れ、混乱に混乱を重ねて現代を生きています。


しかし、21世紀も四半世紀を過ぎようとしている今年、その根源のあり方を新しく見つめ直し、学び直し、その上で新しい意識をもって世界を精神的にリードしていく靈(ひ)の文化・文明を打ち樹ててゆく機縁にわたしたちは恵まれようとしている、わたしにはそう感じられてなりません。


縄文の生きた痕跡が残っている宮城県蔵王町。


そこにてこのような学びができることの祝福を共にしませんか。




【ひのみやこの舞台蔵王ってこんなところ@】
ひのみやこシュタイナー教員養成講座の舞台蔵王町は縄文時代から暮らしの営みがあった町です
会場のすぐ近くには、蔵王町最古と言われ8000年くらい前の縄文遺跡(明神裏遺跡)があります。
この明神裏遺跡を起点に、6000年前くらいまでは、※青麻山の東嶺や南嶺が活動地だったようです。
※青麻山とは蔵王連峰東麓に位置する山。昔は修験道の聖地として山岳信仰の対象になっていました。
なぜ縄文人がこの地を暮らす場所に選んだかというと、水が豊かで山にはどんぐりや栗の実がなりそれを食べる獣たちがたくさんいて、彼らにとっては豊穣の地だったと言われています。
そこでは、森の恵みを享受しながら、竪穴住居に住み、土器を作ったり、まつりが開かれ、日本の営みの原点のような暮らしを送っていたようです。
そんな土地で、日本文化に根差すシュタイナー教員養成講座が開かれ、何かに導かれるように学び舎ができていくことは偶然ではなく、必然なのかもしれません。




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2025年01月09日

自然に包まれて



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冬本番になって来て、山の上に拡がる空の美しさを毎朝仰ぎながら生きています。


昨年暮れのクリスマスからお正月を超えて、ひとり、部屋にいるとき、どこか透き通るような考えに恵まれるような日々を過ごしているように思えます。本当にありがたいことです。


どこにいようとも、いつであろうとも、自然はわたしを包み込み、貫いてくれている。そして、最も豊かで密やかな自然が一番近くにある。それが、自分のからだです。このからだを、こころをこめて用いれば用いるほど、その働きは豊かなものをこころにもたらしてくれる。


こころをこめて目を用いれば、神からいただいた目という自然がこころに密やかに「徳」という靈(ひ)の質をもたらしてくれる。


こころをこめて耳を用いれば、神からいただいた耳という自然がこころに密やかに「聖」という靈(ひ)の質をもたらしてくれる。


「徳」は目の働きに順(したが)い、「聖」は耳の働きに順う。


漢字という文字が人に教えようとしてくれていることにも、耳を澄ますことができます。


目という自然も、耳という自然も、唯物的感覚に裏打ちされた情報を仕入れるためだけに使われるのではなく、そのようにこころをこめて用いられることで、人のこころに、深く、豊かで、澄んだ情と考えを育むことができます。


からだという自然は、偉いものです。その自然は、こころを込めて使われるほど、靈(ひ)から働かせられるほど、その機能を深化させます。


我が身を包み、通い、貫いてくれている光や風や水といった自然。そして、自分自身のからだという自然。さらには、それらすべてを内において支えている靈(ひ)という目には見えない自然。


それらすべての自然に包まれてあることを感じ、すべての自然とこころからつきあい、すべての自然をていねいに用いることで、わたしたちに与えられている感官という感官を養うことができます。そのような感官の養いは、こころを整え、律し、靈(ひ)の拡がりと高みへと導きます。からだの感官を超えて、こころの感官、靈の感官を養うことへと道が続きゆきます。


冬のさなか、そのことを感じています。





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2025年01月07日

無名の美



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ひととせのはじめに音楽の美しさに触れたい。


そんな願いから、小西 収さん率いるトリカード・ムジーカの「第三回 楽藝の会」に足を運びました。大阪北部の箕面です。山があり、とても空気のいいところです。


少しの休憩を挟んでの二時間強に及ぶプログラムでしたが、わたしにはあっという間の二時間でした。


以下、音楽の門外漢による拙い感想・「体験」記を記させていただきたく思います。


山崎淳子さんによるライアー演奏でプログラムがはじまり、わたしはひとつひとつの音(ね)に導かれるように、いま、ここにしかないひとつの世、音楽の世にいざなわれて行ったのでした。


その後、メンバーの皆さんおひとりずつの独奏や二重奏によって、聴き手のわたしのこころもちはやわらぎ、昂り、ほどかれ、その時点ですでに音楽の美しさが肌の内側に浸透して来ているのをありありと感じていました。


しかし、少しの休憩の後、指揮者の小西さんと十一人の演奏者によるモーツァルトの交響曲40番ト短調が鳴りだした途端、わたしは自分のからだの下の方から何かが湧き上がって来るのを感じ、まぶたに涙が溢れ出て来たのです。そして、大地から揺さぶられているような感覚でその第一楽章と第四楽章を聴き終えたのでした。この曲をこんな風に感じたことは、これまでにないことでした。


その後も、ベートーヴェンの交響曲第九の第一楽章と第一の全楽章を聴きながら、わたしはその空間に、山のような、川のような、風のような、光のような、「自然」が繰り出すのを観るのでした。


そして、小西さんの指揮と演奏者の方々の演奏の織りなし合いに、「人と世があることの意味」が建築物のように一瞬一瞬打ち樹てられて行きます。


ことばでおのれが観たものを表現することはとても難しいものですね。しかし、わたしは、ここ数日かけてあの音楽体験をなんとかことばにしたいと願っていました。しかし、このように拙く述べるしかありません。


プログラムパンフレットに小西さんが記された「楽藝の会に寄せて」という文章(下にコピペさせてもらっています)は、いくたびも読むほどに感を深くさせられるのですが、そこに「彼(柳宗悦)のいう民藝の音楽版のような活動ができれば・・・」とあります。


「柳が日本民藝館に無名の美の宿る多くの工藝品/民藝品を陳列したように、私はそばに咲く「楽の花/美の声」の担い手に参集してもらい、いわば“音楽の園芸家”として“楽藝館”内に“楽音の園”を整えんとしてみた、と私からは言えます。」


この「無名の美」というもの。


それは、どこから生まれ出づるのでしょう。


わたしは、そのことをここ数日、自分自身に問うていました。


そして、こう応えが返ってくるのです。「それはただひたすらに長いときをかけての、その人の成熟からだ」と。


俗にいう有名無名を超えて、すべての人に、美しさは宿りえる。その美しさは、きっと、その人の生き方であります。その生き方からおのずと生まれ出づるもの。そういうものに従って、わたしも生きて行きたい。


そんな念いを胸に、新しい年のはじまりを迎えることができました。


以下、シェアができなかったので、小西さんの上げられた文章をコピペして載せさせていただきます。


小西さんはじめ演奏された皆様、本当に美しき善きめでたき時間をありがとうございました。



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2025年1月4日(土)
第3回 楽藝の会。
今回も、私の敬愛する奏者たちの演奏を聴き、彼ら彼女らとの演奏を共にする、至福のひとときとなりました。
──と、前回は上のように書いたのみでしたが、今回はやや饒舌モードで。
打ち上げでは「速い!」「長い!」と責められ…って、もちろん談笑が伴いつつのものです😆が、「速い」も「長い」もその通りであり、ぐうの音も出ないわけでして…。
「(普段よりも)速い」について。リアルタイムに自覚できていた部分とそうでもない部分とがあり…(頭掻)。当方、年男でありますが、還暦というのは指揮者としてはまだまだひよっ子とも言え、ご容赦のほどを…という気持ちです。よりいっそう精進して参る次第です。
「長い」について。物理的に長時間だったのと、曲目によっては「普段の集いでの演奏回数/熟成」との比のギャップ(すなわち、巷の言い方ですと「練習不足」)がやや大きく、奏者に無用な負担をかけた部分があっただろう…ということです。
新年早々の開催ながら、前回よりも多くの、それでいて“質の高さ”は不変の、温かな観客の皆様に恵まれ、この点も嬉しく、とても感謝しています。ありがとうございました。こちらの方は細かくは休憩時間の設定の拙さなどあり…次は気をつけます。「“来たるべき”楽藝の会」へ向けての応援も、どうぞよろしくお願い申し上げます。
以下に、プログラムに掲載した「楽藝の会に寄せて」の全文を引いておきます。トリカード・ムジーカ指揮者・“始動”者の自分を園芸家に喩えた所は我ながらやや強引かとも思いますが、柳宗悦の文章に心打たれて始めたのがトリカード・ムジーカであるということを短く伝えるための拙い凝縮と受け取ってもらえればありがたいです。
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 柳宗悦(やなぎむねよし 1889─1961)は、「ものの見極め」のために、何よりも「直観」を重視していました。彼のいう民藝(運動)の音楽版のような活動ができれば…という(まさにこれも直観的?)発想のもとに「トリカード・ムジーカ(音楽の編み物)」を私は始めたのでした。当会を「楽藝の会」と名付けたのも、もちろん「民藝」にあやかってのことです。
 私のような者でも、幸い、音楽の美を美と受け取る直観力は授かったように思います。その私が日々受け取ってきた身近の音楽美を一日に集結させたのが本日の「楽藝の会」だといえます。柳が日本民藝館に無名の美の宿る多くの工藝品/民藝品を陳列したように、私はそばに咲く「楽の花/美の声」の担い手に参集してもらい、いわば“音楽の園芸家”として“楽藝館”内に“楽音の園”を整えんとしてみた、と私からは言えます。“園芸家”=指揮者自身の腕の方は稚拙?で、tuttiではときに柳のいう「絣」のような「擦れ」たものになるとすれば、それはすべて私の至らなさに依るものです。いや、柳は「絣美について」で、そうした絣の「擦れ」をまさに讃えていたのでもありました(微笑)。いずれにしても、「楽の花」=「奏者の楽音の美」自体は確かに在る。そしてその美は、観客のみなさまを含めここに集ったすべての人がともに耳を澄ませ同じ時間を過ごす中で、より良く醸成されていくものでもあると考えます。



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posted by koji at 22:08 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 絵・彫刻・美術・映画・音楽・演劇・写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

世は美しい 〜1/29(水)ひのみやこ 教員養成オンライン・プレ講座へのお誘い〜



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小学生の子どもたちが自分の内に最も大切に育みたがっているものとは、何でしょう。


それは、情緒です。知性ではありません。


小学生の子どもたちのこころは、大人のように目覚めてはいず、まだ、夢見る状態といってもいいでしょう。


その夢見る状態のこころが最も求めているものは、活き活きとした、楽しさと愛情に満ちた情緒の育みです。


そういう子どもたちの本性からの求めに、大人はどう応じることができるでしょう。


そのようなことを、今回の「ひのみやこ シュタイナー教員養成 オンライン・プレ講座」では語り合いたいと考えています。


ご関心をお持ちの方、ぜひ、お気軽に、ご参加下さい。お申し込みをお待ちしておりますね。



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ひのみやこ シュタイナー教員養成オンライン・プレ講座「世は美しい」& 声のワークショップ(ことばづくり)

●日時
2025年1月29日(水) 20時半〜22時

●参加費
3500円

●ご用意いただくもの
声に出してみたい文学作品(物語、昔話、詩など)をひとつご用意ください。

●お申し込み
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform

●zoom のミーティングurlは、お申込みいただきました方にお伝えいたします。


ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako





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オンライン説明会&トークライブ&プレ講座のご案内と講師陣ご紹介I〜宮城蔵王 ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座〜



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年が新たになりましたね。
ひのみやこ日本文化に根差すシュタイナー教員養成講座 in 宮城蔵王。
まだまだ、オンライン説明会、そしてオンラインでのトークライブ、さらには、オンラインによるプレ講座をいたしますよ!


1月8日(水)20:30~ オンライン説明会

1月17日(金)20:30~ オンライントークライブ
(ゲスト:設楽清和 /パーマカルチャーセンタージャパン代表)

1月22日(水)20:30~ オンライン説明会

1月29日(水)20:30~22:00 プレ講座『講義「世は美しい」 & 声のワークショップ・ことばづくり(言語造形)』(講師:諏訪耕志 /ひのみやこ コースリーダー)

2月5日(水)20:30~ オンライントークライブ
(ゲスト:岸 英光 /コミュニケーショントレーニングネットワーク統括責任者)



ご関心をお持ちの方、ぜひ、お気軽に、ご参加下さい。お申し込みをお待ちしておりますね。




参加ご希望の方は<こちらのフォーム>より
お申し込みください。 (定員5名)
https://docs.google.com/.../1FAIpQLSdPBJ6CPd3RuR.../viewform



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来たる2025年5月から始まる宮城県蔵王町でのシュタイナー教員養成の講義や芸術実践を担って下さる講師陣の方々からのことばをおひとりずつご紹介させていただいています。


今回は、「音楽」を担当して下さる主宰の杢野芝麻さんです。


●音楽  杢野芝麻
音楽の基礎は「聴く」ことです。
聴く力を、音、音楽体験をとおして育みます。
聴く器官は、周囲にある音に対しての感覚を養うことで、また、
世界と親しくかかわる自分自身の世界をとおして育まれます。
それは判断の力を培うことにもなります。
音楽の本質を皆さんと共に共有できる学びの場を、楽しみにしています。



ひのみやこ 主催 第1回 日本文化に根ざすシュタイナー教員養成講座ホームページはこちらです↓
https://himomiyako.wixsite.com/hinomiyako





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2025年01月03日

こころのこよみ(第39週)



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靈(ひ)の啓けに​沿ひつつ
 
わたしは得る 世といふものの光を
 
考への力 それは育ち
 
澄みつつ わたしにわたしみづからを委ねる
 
そしてわたしに呼び覚ます
 
考へる人の力から おのれであることの情を
 
 

An Geistesoffenbarung hingegeben
Gewinne ich des Weltenwesens Licht.
Gedankenkraft, sie wächst
Sich klärend mir mich selbst zu geben,
Und weckend löst sich mir
Aus Denkermacht das Selbstgefühl.
 


♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



【向かひ合ふ週 第14週】


感官の啓けに沿ひつつ
 
わたしは失つた みづからを駆り立てるものを
 
夢のやうな考へ それは輝いた
 
おのれを奪ひ去るかのやうにわたしを眠らせながら
 
しかしすでに目覚めさせつつわたしに迫つてゐる
 
感官の輝きのうちに 世の考へるが
 
 
 
An Sinnesoffenbarung hingegeben  
Verlor ich Eigenwesens Trieb,
Gedankentraum, er schien
Betaubend mir das Selbst zu rauben,
Doch weckend nahet schon
Im Sinnenschein mir Weltendenken. 
 
 

※ Weltendenken といふことばを、Welten(宇宙の)denken(思考)と訳さずに、古くから日本人が用ゐ、馴染みのあることばをなるべく遣ひたく、Weltenを「世の」とし、denken は、動詞のかたちをそのまま用ゐてゐるシュタイナーに倣ひ、そのかたちが伝へる動きの感覚、アクティブな感覚を活かすべく、そのまま「考へる」としました。よつて、見慣れなく、聴き慣れない言ひ方ですが、「世の考へる」としました。
 




posted by koji at 13:35 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月31日

シュタイナーのクリスマス論






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志

posted by koji at 22:08 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月30日

前田英樹氏の謦咳に接する 〜響き続けてゐるひとつの調べ〜



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今年を想い返して、最も嬉しかつたことのひとつが、夏の終わり、池袋の飲み屋で、我が敬愛の方である文芸・映像批評家の前田英樹氏と杯を酌み交はさせていただいたことである。


昨年上梓された『保田與重郎の文学』にあまりにも感動したがゆゑに、ブログに拙い感想を書き記したところ、なんとそれを読んで下さり、いくたびかメールの交換をさせていただいたあと、わざわざ盃の席を設けて下さつたのだつた。


わたしは、この二十年近く、彼の著作のおほよそすべてを愛読して来てゐて、こんなもつたいないことはないと、ひたすらに念じつつ、こんな楽しいことはないといふ時間を味ははせていただいた。


それは、前田氏が本当に気を使つて下さり、わたしのやうな素人にも分かるやうにいろいろと丁寧にお話をして下さつたからだらうと思ふ。


様々なお話をして下さり、すべてが夢の中での想ひ出のやうになつてしまつてゐるのだが、保田與重郎が亡くなつたときの小林秀雄のこと、そして、その日本の文学にこころといのちを捧げ続けたふたりの批評家のこころざしに、いま、繋がるやうな前田氏ご自身の矜持を本当に控えめに、しかし、真実の籠る眼差しでわたしに語つて下さつた語気と精神が、わたしの胸にずつと響き続けてゐる。そして、それはこれから先もずつと響き続けてゆくだらう。


それは、わたし自身がわたし自身として生きてゆくための、ひとつの調べ・トーンなのだ。


こんな幸せなことはない。


こんなありがたい生の時間はない。


本当にかけがへのない時間であつた。






posted by koji at 22:30 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年12月25日

七年前、六年前のクリスマス イエスキリスト生誕劇






七年前の今日、2017年12月25日(月)、大阪市立住吉区民センター小ホールにて、また六年前の今日、2018年12月25日、大阪市立阿倍野区民センター小ホールにて行いました、わたしたち「ことばの家」のクリスマスのキリスト生誕劇。


「人よ 思い起こせ 
人にしてこうごうしいところを 
天の高みより 降りて来られた おさな子」


ただひたすらに、そのような念いを抱く素朴な誠の心意気から発しているこの劇。


イエスご誕生のそのとき、何がこの世に到来したのか。


そのことに対する理解と共に、細やかな、とても細やかな感覚をこころに実感したい。


七年前も、今も、変わらず、その念いが募ります。


この時の劇を動画に撮影したのですが、なぜか全編、録画されていなかったのでした。


しかし、観客の方が撮影して下さった短い動画が見つかりましたので、よろしければその歌声にお耳をお貸しください。


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posted by koji at 21:06 | 大阪 ☁ | Comment(0) | ことばづくり(言語造形) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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