2024年02月18日

こころのこよみ(第46週)



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世、それはいまにもぼやかさうとする、
 
こころのひとり生みの力を。
 
さあ、来たれ、汝よ、想ひ起こせ、
 
靈(ひ)の深みから輝きつつ。
 
そして強めよ、観ることを。
 
欲する力を通して、
 
己れを保つことができるやうに。
 
  
 
Die Welt, sie drohet zu betäuben 
Der Seele eingeborne Kraft;
Nun trete du, Erinnerung,
Aus Geistestiefen leuchtend auf 
Und stärke mir das Schauen,
Das nur durch Willenskräfte 
Sich selbst erhalten kann.
 
 
 


posted by koji at 11:30 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月14日

【シュタイナー「こころのこよみクラス」へのご案内】






シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

四季の巡りという時の流れ。

その中で、移ろいゆく人のこころ。

そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。

毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。

オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。

また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。

ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことに重きを置きます。

繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。

一年間の予定です。

ご一緒に歩んで参りませんか。

お申し込み、こころよりお待ちしております。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志

※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。
それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。
シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。

●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。

●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。

●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/

●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。



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2024年02月11日

こころのこよみ(第45週)



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東山魁夷 「碧湖」



考への力が強まる、
 
靈(ひ)の生まれとの結びつきのうちに。
 
それは感官へのおぼろげなそそりを
 
まつたき明らかさへと晴れ渡らせる。

こころの満ち足りが、

世のくりなしとひとつになれば、
 
きつと感官への啓けは、
 
考へる光を受けとめる。
 
 
 

Es festigt sich Gedankenmacht
Im Bunde mit der Geistgeburt,
Sie hellt der Sinne dumpfe Reize
Zur vollen Klarheit auf.
Wenn Seelenfülle
Sich mit dem Weltenwerden einen will,
Muß Sinnesoffenbarung       
Des Denkens Licht empfangen.
 
 

posted by koji at 15:25 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月10日

からだとこころと靈(ひ)が奏でる調べ



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旧暦では今日が一月一日。個人的にも新しい年の初めを感じる。


昨日までおほよそ20日間ほど、風邪でずつと寝込んでゐた。


夜になると咳の苦しみで眠られず七転八倒してゐる最中にも、精神的な取り組みだけで、このからだの自己回復力を頼んでゐたのだが、どうにもかうにも仕様がなく、やうやく昨日、いいお医者さんに出会ひ、人工的な処置をたくさんしていただいた。


そして、今朝、本当に久しぶりに健やかな目覚めを感じたのだ。まさに元日である。


当たり前のことだらうが、現代医学の助けを借りなければならない自分自身のからだの弱さを認めざるを得ない。


なほかつ、それでもやはり、我がものの考へ方、想ひ方、感じ方にこそ、病の根本の原因はあると思はざるを得ない。


そして、青い森自然農園の齋藤 健司さんと豊泉 未来子さんにいただいた、昨年収穫された大切な新しいお米を炊いていただく。頬が落ちるほど旨い。


素朴な食べ物と素朴なこころ。


その享受を即座に喜びの情で応へてくれるのが、我がからだである。


そのこころとからだのハーモニーに、ますます、靈(ひ)として、ことばが天(あめ)より流れ降りて来る。


からだとこころと靈(ひ)が奏でる調べを、今年から、歌つて行きたい。






posted by koji at 16:18 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年02月03日

こころのこよみ(第44週)



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東山魁夷「冬華」



新しい感官へのそそりを捉へつつ、
 
こころに明らかさが満ちる。
 
満を持して靈(ひ)が生まれたことを念ふ。
 
世の繰りなしが絡み合ひながら芽生える、
 
わたしの考へつつ創りなす意欲とともに。
 
 
 
Ergreifend neue Sinnesreize
Erfüllet Seelenklarheit,
Eingedenk vollzogner Geistgeburt,
Verwirrend sprossend Weltenwerden
Mit meines Denkens Schöpferwillen.
 
 





posted by koji at 13:51 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月27日

こころのこよみ(第43週)



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冬の深みにおいて、
 
靈(ひ)のまことのありやうが暖まる。
 
それは世の現はれに、
 
胸の力を通してありありとした力を与へる。
 
「世の冷たさに力強く立ち向かふのは、
 
人の内なるこころの炎」
 
 
 
In winterlichen Tiefen
Erwarmt des Geistes wahres Sein,
Es gibt dem Weltenschine
Durch Herzenskräfte Daseinsmächte;
Der Weltenkälte trotzt erstarkend
Das Seelenfeuer im Menscheninnern.
 
 
 
 

posted by koji at 16:22 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月22日

未来に芽吹いて行く種



昨日、京都の青い森自然農園から遥々、我が家を訪ねてくれた齋藤 健司さんと豊泉 未来子さん。おふたりから様々な未来に芽吹いて行く種をいただく。


その種とは、「からだ」にまで意識を確かに降ろすといふこと。


抽象的な思弁に右往左往するのではなく、毎日毎日、「からだ」といふものを慈しみながら生きて行くこと。


そして、暮らしの中で、歌と踊りとことばの美がおのづから湧き上がつて来る、そんな生き方を、暮らしの「かたち」を、ゆつくりと創り上げて行くこと。


そこには、食と仕事と芸術が、自然な調べを奏でてゐる。


豊かな充足と活力と安らかさをもたらしてくれる、そのやうな精神。


そんな古くて新しい生き方を、いま一度、意識的に創つてゆかうといふ試みをこの春から始めたいといふ、おふたり。


わたし自身、この「からだ」と「こころ」を超えた靈(ひ)なるものの自由な羽ばたきをもつて、なほかつ、この「からだ」のすみずみにまで降り切つて汗を流しながら新しい生を創つて行かうといふ新しく生まれて来た念ひを持つてゐて、その念ひとおふたりの想ひが重なり合ふ。


しづかな瞑想。活力に満ちた仕事。こころ満ち足りる芸術と学問。


シンプルな、念ひと暮らし。


その精神は、日本といふ「くに」に連綿と伝わつてきてゐる「祭り」の精神。


きつと、かういふ生き方は、これから3年から10年の間に、日本の社会に驚くほど広まつてゆくだらうと思ふ。





posted by koji at 15:15 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)へのご案内



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京都大原の春の景色



シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

四季の巡りという時の流れ。

その中で、移ろいゆく人のこころ。

そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。

毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。

オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。

また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。

ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことにも重きを置きます。

繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。

一年間の予定です。

ご一緒に歩んで参りませんか。

お申し込み、こころよりお待ちしております。


アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。
それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。
シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。



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『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。



●講師
諏訪耕志プロフィール
1964年大阪市出身・在住。
1994年よりルドルフ・シュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。
アントロポゾフィーと言語造形という語りの芸術に携わり「ことばの家」を主宰。
日本の古典文学を現代に甦らせることで国を愛する若者たちが増えゆくことを念願している。
現在、舞台公演、朗読・語りの会、講座、オンラインクラスなどを通して活動中。






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3/31からの毎週日曜夜『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)へのご案内



CIMG5388.JPG
京都大原の春の景色



シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

四季の巡りという時の流れ。

その中で、移ろいゆく人のこころ。

そのふたつを意識的に重ね合わせて行くことが、メディテーションへの道となってゆきます。

毎週の「こよみ」を通して、こころを整え、こころを深め、こころを暖ためてゆく、そんな学びの入り口です。

オンライン上ですが、毎週、日曜日の夜に集うことで、わたしたちはシュタイナーが残した毎週の「こよみ」のことばを芸術的に味わい、月曜日から始まる七日間をより精神的に備えたいと思います。

また、人と人との毎回の出会い、邂逅を大切にしたいのです。

ですので、「こころのこよみ」を軸に、毎回、参加したひとりひとりの方のこころからのことばを聴き合うことにも重きを置きます。

繰り返しになりますが、シュタイナーの学び(アントロポゾフィー)には様々な入り口があります。

この入り口は、人と人とが共にこころの調べを聴き合う、そんな共なる「こころのこよみ」を辿ってゆく道の始まりに、きっとなるでしょう。

一年間の予定です。

ご一緒に歩んで参りませんか。

お申し込み、こころよりお待ちしております。


アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


※この『こころのこよみ』のドイツ語の題は『Seelenkalender』です。
ドイツ語の「Seele」をわたしは、「魂」ではなく、「こころ」と訳しています。
それは、「魂」ということばが、古来、ひとりひとりの人の靈(ひ)・精神をいうことばであったからです。
シュタイナーが「Seele」ということばで言っているのは、その靈・精神(Geist)から凝(こご)ったところ、すなわち「こころ」のことだからです。



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『シュタイナー こころのこよみクラス』(オンライン)


●日時
毎週日曜日午後8時〜おおよそ9時
3月31日(日)を第一回目にして『こころのこよみ 第一週 甦りの祭りの調べ』から始めて参ります。


●テキスト
シュタイナー「こころのこよみ」(諏訪耕志訳) 
拙ブログに掲載しているものをご紹介します。


●参加費
毎月(平均4回のクラス) 5000円
体験参加  2000円
※3月31日のご参加費は、4月からのお月謝に含まれます。


●お問い合わせ・お申し込み
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/


●お振込み
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志
参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。



●講師
諏訪耕志プロフィール
1964年大阪市出身・在住。
1994年よりルドルフ・シュタイナーハウスにて言語造形家鈴木一博氏に師事。
アントロポゾフィーと言語造形という語りの芸術に携わり「ことばの家」を主宰。
日本の古典文学を現代に甦らせることで国を愛する若者たちが増えゆくことを念願している。
現在、舞台公演、朗読・語りの会、講座、オンラインクラスなどを通して活動中。






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2024年01月19日

こころのこよみ(第42週)



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この冬の闇に

みづからの力の啓けがある。

こころからの強い求めがある。

暗闇にその力をもたらし、

そして御声を聴きつつあらかじめ感じる、

胸の熱を通して、感官が啓くことを。



Es ist in diesem Winterdunkel
Die Offenbarung eigner Kraft
Der Seele starker Trieb,
In Finsternisse sie zu lenken
Und ahnend vorzufühlen
Durch Herzenswärme Sinnesoffenbarung.




posted by koji at 23:39 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

二千年前のキリストから芸術は変はつた!






これからの教育は芸術感覚の養ひであること。

ひとりひとりの教師が、自分自身の芸術感覚を得るための自己教育を欠かさないこと。

なぜなら、ひとりひとりの子どもの内側にあるものを見てとることができるためには、その芸術感覚がどうしても要るからです。

そして、芸術を芸術たらしめるためには、現代ならではの課題があります。

そのことを述べさせていただいてゐます。



よろしければ、どうぞ、ご覧ください。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


※サムネイルの彫刻は、平櫛田中の「幼児狗張子」



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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】

●zoomによる言語造形クラス

●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】
●zoomによるオンラインクラス開催日時
木曜クラス(毎週) 20時〜21時
日曜クラス(毎週) 20時〜21時
●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/






【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】
●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




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『大阪・第三土曜日午前オンサイトクラス
「言語造形 いのちとこころのエクササイズ」』

人のいのちを司っている「エーテルのからだ」。

幼児期にはそのからだは、フィジカルな体をなりたたせるためにまさに手一杯です。

しかし、だんだんとエーテルのからだはそのお役目から解き放たれてゆき、そこに波打っているいのちの力は、考える力、記憶する力へとなり変わっていきます。

そして、老いてくると共に、それらエーテルのからだから解き放たれて来る考える力、記憶する力が、その人の<わたし>によってしっかりと掴まれていないと、その人を興奮させ、憂鬱にさせ、果ては認知症への導きとなってしまいます。

つまり、考える力・記憶の力と、からだとこころの健康とは、すこぶる近しい関係にあります。

わたしたちは、言語造形を通して、また、それに準じるエクササイズ・練習を通して、〈わたし〉とエーテルのからだをしっかりと結びつけるための時間を創って参ります。

大阪「ことばの家」での言語造形の時間。

人のいのちとこころの健やかさをかたちづくってゆくことをより意識してクラスをしていきます。

どうぞ、ご関心のおありになる方、一度、大阪まで、お運びください。お待ちしています。

講師:諏訪耕志


【日時】
第三土曜
午前10時から13時までの毎月一回のオンサイトクラスです。

【場所】
アントロポゾフィーハウス ことばの家 
大阪市住吉区帝塚山中2-8-20
最寄り駅 南海高野線「帝塚山」 
     南海阪堺線「姫松」 
     地下鉄四つ橋線「玉出」

【参加費】
初回体験参加のみ2500円 
以降5回連続30000円


※ご参加の方は、声に出してみたい文学作品をひとつ持ってきてください。また、教室でのマスク着用はおひとりおひとりの自由に任せておりますので、どうぞご了承ください。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

日時:毎月第二の月曜日
   10時から12時 言語造形
   12時半から14時 アントロポゾフィーの学び

場所:和歌山県岩出市内の公民館

参加費:初回体験 5000円
    5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/



諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/



you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。


言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。

わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。


#シュタイナー
#シュタイナー教育
#アントロポゾフィー

posted by koji at 16:29 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月18日

言語の音楽性



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昨日の言語造形で生徒さんが宮澤賢治の作品「どんぐりと山猫」に取り組まれてゐる時、改めて強く感じたことがありました。


まるで交響樂を聴いてゐるやうな感覺。


行が進み、場面が繰り広げられて行くに従つて、めくるめくやうに音樂が、それぞれの樂器に奏でられるやうに、ひめやかに、そして同時に明らかに、響いてゐるのです。


言語藝術から生まれるその音樂的感覺は、時に、語つてゐる者も聴いてゐる者も歩き出し踊り出したくなるやうな生命の噴出、再生、甦りを呼び起こしてくれます。


その場にゐるみんなの頬が紅潮し、身もこころも開かれてくるのです。


作品の場面によつて、時に長調、時に短調と、そのひめやかな音樂の樣相はさまざまに、当然変はります。


ところで、映画などでしたら、何かの状況が描写される時、そこに觀客の感情を掻き立てるべく、よくバックグランドミュージックが流れますよね。その音樂や效果音が、映像と相まつて觀てゐるわたしたちの情を搖さぶります。


しかし、文學作品が言語造形される時には、基本的に、場面を修飾するやうな音樂は不要なのです。ましてや、場面を説明するやうな音樂や音響效果のやうなものは全く不要なのです。


そのやうな、外から重ねるやうな音樂は非藝術的なものです。


耳を澄ませてゐますと、ことばと文章の内側に祕められてゐる「内なる音樂」が聴こえて來ます。


せつかく「内なる音樂」が奏でられてゐるのに、外から人工的に音を附け足し、更にはことばの朗読に重ね合はせるやうにすることは、まことに非藝術的な行爲であります。


もちろん、映画などでつけられるバックグランドミュージックが效果的な時、それは音樂を担当する方が「内なる音樂」を聴いてをられる時です。


言語の音樂性とは、〈わたし〉が耳を澄ましながらことばの流れに沿つて自分自身のこころのからだ(アストラ―ルのからだ)を動かす時に感覺される「耳には聞こえない音樂」のことを言ひます。


その「耳には聞こえない音樂」を聴き取る音樂家が奏でる音樂こそが、きつと、言語藝術と結びあい、新たないのちを生み出します。


賢治の作品に耳を傾けてゐますと、なんと雄弁に音樂が奏でられてゐることでせう!


この言語の音樂性に親しんでいくための藝術的修練が、アントロポゾフィーから生まれた言語造形によつて提示されてゐます。


息づかひに沿つてことばのひとつひとつの音韻に耳を澄ますこと、ことばと共に動くこと、と云つた藝術的修練があるのです。


かう云つた藝術的修練を、國語教育や言語藝術の領域にもたらして行かうと考へてゐます。




posted by koji at 17:21 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月15日

アーリマンの働きに抗する子どもへの教育





よろしければ、どうぞご覧ください。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


※サムネイルの絵は、以下のサイトからお借りしました。
https://nazology.net/archives/118964


posted by koji at 18:46 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月13日

こころのこよみ(第41週)



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こころから生み出す力、
 
それは胸の基からほとばしりでる。
 
人の生きる中で、神々の力を、
 
ふさはしい働きへと燃え上がらせるべく、
 
おのれみづからを形づくるべく、
 
人の愛において、人の仕事において。
 
 
  
Der Seele Schaffensmacht
Sie strebet aus dem Herzensgrunde
Im Menshenleben Götterkräfte
Zu rechtem Wirken zu entflammen,
Sich selber zu gestalten 
In Menschenliebe und im Menschenwerke.
  

 

posted by koji at 22:32 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月11日

メディテーションにおける光の循環を一日中保つこと






2024年の年初から様々なことが勃発しています。

しかし、わたしたちひとりひとりがひとりでなしうること、それは、メディテーションをもって自分自身を整へ、光の息遣ひに生き、光を世に向けて解き放つてゆく、内なる営みです。

その内なる光は、外なる様々な事象、人の内側に、働きかけるのですから。

うまく行かないこともあると思います。

しかし、ことの要(かなめ)は、練習し続けることです。



観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】

●zoomによる言語造形クラス

●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】
●zoomによるオンラインクラス開催日時
木曜クラス(毎週) 20時〜21時
日曜クラス(毎週) 20時〜21時
●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/






【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】
●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/




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『大阪・第三土曜日午前オンサイトクラス
「言語造形 いのちとこころのエクササイズ」』

人のいのちを司っている「エーテルのからだ」。

幼児期にはそのからだは、フィジカルな体をなりたたせるためにまさに手一杯です。

しかし、だんだんとエーテルのからだはそのお役目から解き放たれてゆき、そこに波打っているいのちの力は、考える力、記憶する力へとなり変わっていきます。

そして、老いてくると共に、それらエーテルのからだから解き放たれて来る考える力、記憶する力が、その人の<わたし>によってしっかりと掴まれていないと、その人を興奮させ、憂鬱にさせ、果ては認知症への導きとなってしまいます。

つまり、考える力・記憶の力と、からだとこころの健康とは、すこぶる近しい関係にあります。

わたしたちは、言語造形を通して、また、それに準じるエクササイズ・練習を通して、〈わたし〉とエーテルのからだをしっかりと結びつけるための時間を創って参ります。

大阪「ことばの家」での言語造形の時間。

人のいのちとこころの健やかさをかたちづくってゆくことをより意識してクラスをしていきます。

どうぞ、ご関心のおありになる方、一度、大阪まで、お運びください。お待ちしています。

講師:諏訪耕志


【日時】
第三土曜
午前10時から13時までの毎月一回のオンサイトクラスです。

【場所】
アントロポゾフィーハウス ことばの家 
大阪市住吉区帝塚山中2-8-20
最寄り駅 南海高野線「帝塚山」 
     南海阪堺線「姫松」 
     地下鉄四つ橋線「玉出」

【参加費】
初回体験参加のみ2500円 
以降5回連続30000円


※ご参加の方は、声に出してみたい文学作品をひとつ持ってきてください。また、教室でのマスク着用はおひとりおひとりの自由に任せておりますので、どうぞご了承ください。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

日時:毎月第二の月曜日
   10時から12時 言語造形
   12時半から14時 アントロポゾフィーの学び

場所:和歌山県岩出市内の公民館

参加費:初回体験 5000円
    5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/



諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/



you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。


言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。

わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。



posted by koji at 15:41 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大丈夫だよ 



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年のはじめから思はぬことが勃発し、わたしたち日本の民は、安らかならざるこころもちを抱えて、この令和六年、2024年を生き始めてゐます。


かうしてゐるうちにも、寒さで凍えるやうな思ひでをられる方もゐらつしゃることに、想ひを馳せます。


しかし、わたしたちは、かういふ時こそ、「大丈夫だよ」といふ靈(ひ)からの念ひを積極的に抱きたいと念ひます。


メディテーションの折りや、普段の何気ないひとときに、この「大丈夫だよ」といふ念ひを拡げてゆくのです。


決して「かわいそう」だとか、「お気の毒に」ではなく・・・。


年末に、仙台でいたしました言語造形劇『古事記(ふることぶみ)の傳へ』の最後の場面で、天岩戸が開き、天照大御神様がふたたびお出ましになられた時、八百万の神々が唱へることばがありました。このことばは、『古事記』には記されてゐないのですが、『古語拾遺(こごじうゐ)』といふ大切な古書に記されてゐるものです。


あはれ
あな おもしろ
あな たのし
あな さやけ
おけ


たつぷり息を吸つてから、次に長く息を吐きながら、この詩の一音一音の音韻を空間に向かって解き放つやうに綺麗に発声するのです。


さうしますと、物理と精神の空間が、まこと晴れやかに輝かしく照り映え出し、わたしたちのこころの恐れや不安が祓ひ浄められるのを体験いたします。


この営みを、日々のメディテーションや想ひの中で、ひめやかにしていきます。


それは、ひめやかな営みですが、きつと、ひめやかに人のこころに及んでゆくのです。


日本人みんなが自覚的に、余計な悪しき想念や不安に苛まれることから自由になり、この精神を生きることに専念するなら、それは本当の陽の力の甦りをもたらす。


それは、物質的な次元から、靈(ひ)の境へと、自由に羽ばたくことのできる、これからの人の生き方を指し示すものです。





posted by koji at 15:03 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月08日

1/8 「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラスのご案内



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シュタイナーの学びのための月曜日夜のオンラインクラス『いかにして人が高い世を知るにいたるか』が、発足しまして丁度一年経ちました。


そして、今晩8時から、新しいテーマに入って参ります。それは、「コンセントレーション(集中)の練習」です。


シュタイナーによるアントロポゾフィーの学びは、常に、こころの三つの働き(考える・感じる・欲する)をていねいに鍛えて行くことを基本にしています。


@考える働きによって、常に精神の糧をこころに与えて行くことの大切さ。

A欲する働きによって、常にこころの練習を毎日積み重ねて行くことの大切さ。

B感じる働きによって、人と人との関係性の中で、他者を親しく知ろうとしてゆくことの大切さ。


この三つです。


このオンラインクラスでは、この三つのこころの働きを意識的に培っていくための場です。


今晩からのコンセントレーションの練習は、まさに、毎日積み重ねられていく「欲する」力の培いです。


毎週のクラスというものを通して、わたしたち現代人にとって最も難しい、精神からの習慣を培うこと、これが、わたしたちのテーマなのです。


ご関心のおありの方は、初めての方でも、どうぞ、ご連絡、ご参加くださいね。



講師:諏訪耕志



【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】



●zoomによるオンラインクラス開催日時

月曜クラス(毎週) 20時〜21時


●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円


●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。


●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/






posted by koji at 15:53 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月07日

昔話「骸骨の踊り」






悪とは、他者の中に見いだすものではなく、己れみづからの内にこそ見いだすべきものです。

それは、現代を生きてゐるすべての人のこころの奥底に、善と悪とが共存してゐるからです。

ですので、このお話の中の上七兵衛と下七兵衛も、ひとりの人の内なる存在です。

昔の人は、かういふ昔話を聴くことで、夢のやうな意識の中で己れの内なる悪しきものに触れ、そしてその悪しきものが滅びゆくのを聴くことで、内なる浄めを味はつてゐたのでした。

幼い子どもたちは、いまだに、その昔の人の意識のありやうで、かういふお話を聴いてゐます。

しかし、わたしたち大人は、神話や昔話に対して、精神科学的・芸術的に意識的に取り組んで行く必要が出て来てゐます。



観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志




posted by koji at 17:29 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月06日

破壊のかまど



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今日の1月6日という日は、太陽の神キリストが、洗礼者ヨハネによる洗礼によって、当時30歳だった青年イエスに降り給うた日でありました。


そして、幼な子イエスがお生まれになった12月24日の深夜からこの1月6日までの12日13夜こそがクリスマスのときだと、ルードルフ・シュタイナーは語っています。


今日が、クリスマスの最後の日だったのですね。


この1月6日という日において、何を感じ、何を生きることができるか。そのことをわたしもまた意識して、今日という一日を過ごしていました。


今日掲載しましたシュタイナーによる『こころのこよみ 第40週』のことば通りでありました。


それは、己れであることの虚しい想い込みが、世のことば(キリスト)の炎によって焼き尽くされる、というこころの内なる事態です。


こころには、通常、鏡が張り付いていまして、大抵、日々の物質的な外界から受ける感覚や刺激、または物質界におけるこれまでの人生の中の記憶や知識などが、その内なる鏡面に写っています。


しかし、わたしたちは、そのこころに張り付いている鏡を打ち破ることによって、日々の当たり前の意識のさらなる奥に、何かが流れ、息づいていることを感覚するのです。


その何かが流れ、息づいていることに対して、様々な言い方ができるとは思うのですが、その場のことを、シュタイナーは『こころのこよみ 第40週』では「靈(ひ)の深み」「こころの基」と言っていますし、ある講義では「破壊のかまど」と言っています。


なぜ、「破壊」なのか。


それは、自分自身で勝手に想い込んでいる自分自身の像、記憶、判断、知識などというものが、実は、本当に、虚しい想い込みに根付いているものに過ぎなくて、それらが炎に焼き尽くされて、初めて、人は、本当の生を生き始めることができるからなのです。


その炎は、キリスト、太陽の神からの炎であること、とりわけ、1月6日に、強く激しく受け取るのです。





posted by koji at 23:29 | 大阪 ☔ | Comment(0) | アントロポゾフィー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こころのこよみ(第40週)



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そしてわたしはある、靈(ひ)の深みに。

焼き尽くす、我がこころの基において、

胸の愛の世から、

己れであることの虚しい想ひ込みを、

世のことばの火の力によつて。



Und bin ich in den Geistestiefen,
Erfüllt in meinen Seelengründen
Aus Herzens Liebewelten
Der Eigenheiten leerer Wahn
Sich mit des Weltenwortes Feuerkraft.






posted by koji at 15:25 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月05日

大切なのは眠りの時間・・・グリム童話39「小さな方々と靴屋」






よろしければ、どうぞご覧ください。

靈(ひ)の世の方々との共同作業。

それこそが、これからのわたしたちの進んでゆく道です。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



posted by koji at 18:56 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月04日

わたしたちを支へてくれてゐる安心感






現代を生きてゐるわたしたちは、各々の国に、かうしてからだをもつて、固有の風土、文明、文化の内に生きてゐます。

しかし、同時に、精神・靈(ひ)においては、普遍の世の内に生きてゐます。

その普遍の靈(ひ)の世にをられる靈(ひ)の方々と、この地上を生きているわたしたちは、共に力を合はせながら、生きて行くのだといふ、情を育てていくべき時代に生きてゐます。

靈の方々と共にある感情です。




観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志



posted by koji at 16:19 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年01月02日

あけましておめでとうございます



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はつはるは 我が身すすぎて 授からむ
あたらしき靈(たま) 浄め祝はむ


ながれいり あふれながるる いのち河
天地(あめつち)はじまり 世は甦らむ


ひともとの 神(かむ)さび樹(た)てる おほき木の
しづかさ我に ひびき来にけり

posted by koji at 10:31 | 大阪 ☀ | Comment(0) | うたの學び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月30日

冬、それは見えないものを考える季節



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クリスマスの日の空から観た富士山


「いま、何時だろう」「今日は何を食べようか」「あそこに行くまでには、どの電車に乗り継いでいったらいいだろうか」「車のローンの返済を今月の末までにちゃんと済ませなきゃ」・・・。


わたしたちのふだんの考える力は、そのように、目に見えるもの、物質的な事柄に対して、使われることが多いのではないでしょうか。


そのときの考える力は、特に意志の力を要せず、事柄と事柄を頭の中で結び付けるぐらいで、外からやってきたものを内に受けとり、適度に消化し、あとはすぐに外へと流していくことに仕えている、とも言えます。


また、目に美しいもの、心地よいもの、快をもたらしてくれるものが周りにある時、それらを味わい、享受するのに、取り立てて考えるまでにも及ばず、特に努力は要りません。


しかし、この冬のとき。


たとえば、葉がすべて落ちてしまった木の枝。目に美しい花や紅葉などが消え去った冬の裸の枝。それらをじっと見つめながら、こころの内で、考える力にみずからの意欲・意志を注ぎ込んでみます。


来たる春や夏に咲きいずるはずの、目には見えない鮮やかな花や緑滴る葉を想い描きつつ、その木というものの命に精神の眼差しを向けてみます。そうすると、その寒々しかった冬の裸の枝の先に、何か活き活きとした光のようなものが感じられてこないでしょうか。


植物存在に限らず、わたしたちは、何かを失ってしまったとき、何かが自分の前から往き去ってしまったとき、目を逸らさずにその空隙をじっと見つめながら、新しく訪れるもののことを考え、想い描くことによって、我がこころに新しく清らかな息吹きを感じることができはしないでしょうか。


そういう、考える練習をしていますと、やがて、自分の内に、決して失われることのない〈わたしがあること〉への情、「己れであること」の情が育って来るのです。自分自身への信頼が育って来るのです。


アントロポゾフィーの眼目が、ここにあります。このクリスマスの時期に集約的にこのような内なる練習することが、アントロポゾフィーの本質を自分自身の内に打ち樹てていくことになるように思います。


それぐらい、考える力を、見えるものにではなく、見えないものに、活き活きと意欲を働かせつつ向けてみますと、その考えられた考えが、それまでの外のものごとを単になぞるだけ、コピーするだけの死んだものから、ものや事柄の内に通っているかのような、活き活きと命を漲らせたものになって来ます。


考える力を、そのように、感官を超えたもの(目に見えないもの)に意志をもって向けていくことによって、わたしたちは内において、ひとつひとつの考えを、自然界に写る死んだ影の像から、精神における命ある像に転換できるのです。


死を生に転換できる。


そして、その考える力によって、わたしたちみずからも活き活きとして参ります。その活き活きとして来るわたしに、「わたしがあること」「己れであること」の情が、呼び覚まされて来ます。


この情は、おのずから生まれるのではなく、このようにして、ひとりひとりの人がみずから勤しんでこそ稼ぐことのできる高くて尊い情です。


「わたしがあること」「己れであること」の情とは、みずからに由るという情、「自由」の情です。


その情が我がこころに育っているからこそ、きっと、見返りを求めない、その人のその人たるところからの自由な愛からのふるまいが生まれはしないでしょうか。家族との語らいの中や、店先でのちょっとした受け答えの中などで・・・。


たとえ闇に覆われているように見える中にも、輝いているものや、輝いている人、そして輝いている「わたし」を見いだすことができないでしょうか。


「わたしがある」「己れである」という情、「おさな子」の情を育みつづけるならば。


この冬、年末年始にかけて、そのことをメディテーションする(追って繰り返しアクティブに考える)ことができ、生活の中で確かめて行くことができます。





posted by koji at 15:38 | 大阪 ☁ | Comment(0) | アントロポゾフィー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こころのこよみ(第39週)



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靈(ひ)の啓けに身を捧げ、
 
わたしは世といふものの光を得る。
 
考への力、それは育ち、
 
澄みつつ、わたしにわたしみづからを委ねる。
 
そしてわたしに呼び覚ます、
 
考へる人の力から、己れであることの情を。
 
 

An Geistesoffenbarung hingegeben
Gewinne ich des Weltenwesens Licht.
Gedankenkraft, sie wächst
Sich klärend mir mich selbst zu geben,
Und weckend löst sich mir
Aus Denkermacht das Selbstgefühl.
 

 

posted by koji at 14:35 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月29日

馬鹿の治癒



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大阪の住吉大社の太鼓橋



今年の仕事納めに、仙台での教員養成講座をさせていただいたのですが、一年の最後だからこそ、とりわけ、鮮やかに、自分自身にとって最も大切なことに気づかせてもらえたように感じています。


それは、法則に沿うことの尊さ、美しさです。


今回、演劇創りで参加された受講生のおひとりの方が、とりわけ、ご自身の内側において葛藤されていました。誰に不平を言うでもなく、ひたすらに自分自身の内側で、葛藤されていました。


その葛藤とは、これまでの自分自身の生き方の中ではさほど意識の上にのぼって来なかった、あることが、この言語造形という芸術に取り組むことで浮かび上がって来るのだということ。


そう、その方自身が静かに語ってくれたのです。


そのあることとは、己れみずからの偽りない情を偽りなく表現することへの恐れでありました。


演劇は、役を演じることを通して、様々な情に通われることであり、そして、その訪れて来た客としての情を、嘘偽りなく全身全霊で表現していくことに取り組んで行く芸術です。


その嘘偽りなく全身全霊で表現するという芸術、ことばの本質に取り組むという芸術を体験することで、浮かび上がって来た、恐れでありました。


恐れとは、現代を生きているすべての人におのおののすがたで巣食っているものですが、すべての人がそのことを自覚しているとは限りません。


そのことに気づくことは、意識の上で、情の上で、「揺れ」「動揺」「取り乱し」を生じさせます。ですので、多くの人は、取り乱したくないので、巣食っている恐れの上にふたをしてできうる限り自分自身で見ないようにしています。


しかし、その方は、この三日間の内に、ご自身の中で、そのような闇の中での葛藤を経たのちに、「わたしが何を求めているのかではなくて、ことばそのものがどうわたしに表現されたがっているのかに思い至る」、その気づきに至られたのでした。


個人的なわたしの満足ではなく、ことばというものが精神としてどう人によって表現されたがっているか、というところにまでその方の意識は至られたのです。


法則とは、そもそも、堅苦しいものではなく、精神からの靈(ひ)なる道筋なのです。


しかし、人は、たやすくその道筋を見いだすには、あまりにも幼い。だからこそ、何度ものこの世への生まれ変わりを経る必要がある。


そして、何度もの生まれ変わりを経て、その生きることにおける闇をくぐりゆくからこそ、光を見いだす道の端緒に就くことができる。


闇を経るからこそ、光を見いだす。


わたしは、そのことが、「まこと」であることを痛感しています。


その端緒に就かれた方の表現は、まこと、まこと、めざましいものでありました。


すべての仕事、すべての技術、すべての芸術は、それぞれに固有の法則を持っています。


そして、舞台の上での表現、さらには、ことばというもの、ことばづかいというものにも、固有の法則が通っているのです。


その方は、その固有の法則があることに、ある苦しみを通して実感として気づかれたのでした。


さて、わたしは、わたしに与えられた仕事を貫く法則に則ることができているだろうか。


その問いを一晩かかって問い続けておりますと、答えが朝やって来てくれたのでした。


わたしは、まだ、その法則に則れていない。


まだまだ、自分自身の考え方、想い方、感じ方の癖に引きずられて、これまでの自分に巣食っている宿痾のようなものを完全に自覚するに至っていない。


そのことを、受講しておられる方のこころのありようを拝見させてもらい、気づかせてもらえたのです。


これは、一年の終わりに至って、これ以上ないほどの本当にありがたい気づきでありました。


馬鹿は死ぬまで治らない、と言いますが、来年、もっと、その馬鹿の治癒、精神の健やかさの回復、そこから、世へ仕えることへと勤しんで行きたいと強く念願します😌





posted by koji at 11:43 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

教員養成の要としてのことばの修練



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おひさまの丘 宮城シュタイナー学園での、12月の教員養成講座を今日終えました。


オイリュトミーの他、『古事記(ふることぶみ)の傳へ』と題した古事記の原文のままのテキストをそのまま身体化し、演劇としたものに取り組んだのでした。


今から一千三百年から二千年以前の日本語です。


そういったことばを生き、神々を演じることを通して、現代人であるわたしたちの、こころばかりか、全身が感情に貫かれたなら、そのとき、神々によるいにしえの次元といまのわたしたちとが一気に繋がるのです。


そのことを目指して、ことばの意味だけでなく、その響きの質や文のリズム、さらには、音韻のかたちと動きを表現していくのです。


また、今回は、さらに、演じ手が身振りをことばに注ぎ込むことによって、ことばがいのちを甦らせるのでした。


ことばというものは、人のこころ(アストラ―ルのからだ)から発されます。こころが活き活きと働くからこそ、ことばがいのちを湛えるのです。


そのことに取り組んで行くには、自分自身のこころを活き活きと働かせる稽古を重ねていくことになります。


こころを活き活きと働かせるためには、どうすればいいのか。


そこに、教員養成において、ことばの芸術、言語造形に取り組む意味があります。


子どもたちに向き合うため、わたしたち大人は、まずもって、我がこころを活き活きと働かせることを意識的にできるようになっていく必要があるということなのですね。


そのためには、からだ全身を用いて、ことばを話す練習をするのです。


そういうことばの話し方は、実は、古代の方々がなしていたことでした。


だからこそ、古代の、いにしえの、人々、いや、神々の手ぶり、身振りをわたしたちは学んでゆく必要があるのです。


そのためのうってつけのテキストが、日本文学には数多ありますが、その原型はまぎれなく『古事記(ふることぶみ)』なのです。


ことばを口先だけでやりとりするのではなく、からだまるごとを用いて、こころを活き活きと働かせつつ、精神を表現していく。


これが、教育の要のひとつですし、人としての重きをなす課題なのです。





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2023年12月25日

友へ メリークリスマス




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三年前のクリスマスイブの日に、友人から電話があった。


彼とは、それまでの10年近くの間、本当に親しくつき合ってきた間柄だった。


その年の夏ごろ、すでに始まっていたコロナウイルス禍によってわたしの仕事がなくなって行くことを心配して、少なくないこころづけまで送ってくれた彼だった。


その彼が、その夜の電話で語ってくれたことは、自分が犯した罪を償うためにこれから牢屋に入るのだ、ということだった。


彼は、彼自身と一緒に写っているわたしの写真はあらゆるところから全部削除してくれ、と言った。そうしないと、わたしに迷惑がかかるから、と言った。


そして、いまどこにいて、これからどこに収容されるかもわたしに全く言わなかった。


こんなことがあっていいのかと思った。


どうして、こんなことが起こるのだろう。


どうして、こんな悲しみが訪れるのだろう。


不条理というものがあることをはっきりと感じた。


彼の話を聴きながら、彼と共にいた時間の中のいろんなことごとを想い起こした。


電話の最後で、彼は「メリークリスマス」と言って、電話を切った。


メリークリスマス。メリークリスマス。メリークリスマス。


今年も、どうか、静かで、聖き夜が訪れますように。






posted by koji at 22:35 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月24日

クリスマスイブの意味 シュタイナーのクリスマス論






よろしければ、どうぞご覧ください。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】

●zoomによる言語造形クラス

●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/






【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】
●zoomによるオンラインクラス開催日時
木曜クラス(毎週) 20時〜21時
日曜クラス(毎週) 20時〜21時
●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
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【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】
●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾ ♾



『大阪・第三土曜日午前オンサイトクラス
「言語造形 いのちとこころのエクササイズ」』

人のいのちを司っている「エーテルのからだ」。

幼児期にはそのからだは、フィジカルな体をなりたたせるためにまさに手一杯です。

しかし、だんだんとエーテルのからだはそのお役目から解き放たれてゆき、そこに波打っているいのちの力は、考える力、記憶する力へとなり変わっていきます。

そして、老いてくると共に、それらエーテルのからだから解き放たれて来る考える力、記憶する力が、その人の<わたし>によってしっかりと掴まれていないと、その人を興奮させ、憂鬱にさせ、果ては認知症への導きとなってしまいます。

つまり、考える力・記憶の力と、からだとこころの健康とは、すこぶる近しい関係にあります。

わたしたちは、言語造形を通して、また、それに準じるエクササイズ・練習を通して、〈わたし〉とエーテルのからだをしっかりと結びつけるための時間を創って参ります。

大阪「ことばの家」での言語造形の時間。

人のいのちとこころの健やかさをかたちづくってゆくことをより意識してクラスをしていきます。

どうぞ、ご関心のおありになる方、一度、大阪まで、お運びください。お待ちしています。

講師:諏訪耕志


【日時】
第三土曜
午前10時から13時までの毎月一回のオンサイトクラスです。

【場所】
アントロポゾフィーハウス ことばの家 
大阪市住吉区帝塚山中2-8-20
最寄り駅 南海高野線「帝塚山」 
     南海阪堺線「姫松」 
     地下鉄四つ橋線「玉出」

【参加費】
初回体験参加のみ2500円 
以降5回連続30000円


※ご参加の方は、声に出してみたい文学作品をひとつ持ってきてください。また、教室でのマスク着用はおひとりおひとりの自由に任せておりますので、どうぞご了承ください。


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

日時:毎月第二の月曜日
   10時から12時 言語造形
   12時半から14時 アントロポゾフィーの学び

場所:和歌山県岩出市内の公民館

参加費:初回体験 5000円
    5回連続 20000円

お問い合わせ・お申し込み:
  アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/






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HP「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
https://kotobanoie.net/




諏訪耕志ブログ『断想・・アントロポゾフィーに学びつつ・・』
http://kotobanoie.seesaa.net/




you tube channel「アントロポゾフィーハウス ことばの家」
チャンネル登録、どうぞよろしくお願ひします。


言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。

わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。

posted by koji at 22:04 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月23日

こころのこよみ(第38週) 聖き夜の調べ



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ラファエロ「大公の聖母」



わたしは感じる、
 
まるでこころの奥で靈(ひ)の子が魔法から解かれたやうだ。
 
その子は胸の晴れやかさの中で、
 
聖き、世のことばを証す、
 
希みに満ちた天(あめ)なる実りとして。
 
それが喜びの声を上げて世の彼方へと拡がりゆく、
 
わたしのわたしたるところ、神の基から。
 
 
 
Weihe-Nacht-Stimmung   
Ich fuehle wie entzaubert
Das Geisteskind im Seelenschoss,
Es hat in Herzenshelligkeit
Gezeugt das heil'ge Weltenwort
Der Hoffnung Himmelsfrucht,
Die jubelnd wächst in Weltenfernen
Aus meines Wesens Gottesgrund.
 











 

posted by koji at 13:08 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月22日

本を通して自由になるといふこと



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今日の午前中、『人と世を知るということ テオゾフィー』(ルドルフ・シュタイナー著 鈴木一博訳)を明日の講座に備へて読んでゐました。


この本も、やはり、数へ切れないほど読んでゐるのですが、そのたびごとに、こころが整へられることを覚えます。からだのこと、こころのこと、さらには精神・靈(ひ)のことにいたるまで、ひたすらに論理的に書かれてゐるので、読むうちに我がこころが浄められて来るのです。


さらに言ふなら、通常のこころのモードでは足りず、ずいぶんとこころのアクセルを踏んで馬力を出し、胆力を籠めて一文一文を舐めるやうに読んでゆく意志の力、欲する働きをもつて読むことで、この本がまこと愛することのできる本になるのです。


そのとき、読んでゐるわたしがわたし自身を見つめながら読むことにおのづからなり、本の中にわたしが入つてゆくやうな感覚が生まれます。


序文にかうあります。


わたしたちの時代において習いとなっている読み方では、この本を読むことができない。それなりの重なりにおいて、どの頁にしても、多くの文にしても、読む人がその人のする働きによって、その人のものにすることを要するようになる。そもそも、そのようにしてこそ、この本は、読む人にとり、その人にとってなるべきところとなりうる。この本のまことのかずかずは、生きられることを要する。精神の学が値を有するのは、ひとえにその意味においてである。


惚れぼれとする文章です。


読む人が己れを見てとり、験(ため)すことによつて、本が本としてなりたつて来る。


さらに、その本を内において生きることによつて、その本がまことの本としてつくられていく。


そして、重要なこととして次のことが言へるやうに思ひます。


それは、そのやうに本と自分自身との関わりを親しく深めていくことによつて、そこに書かれてある内容に逆に縛られなくなつて来る。


いい加減に上つ面だけで読んでゐると、「シュタイナーはこう言つてゐる、ああ言つてゐる」と言ひ募るやうになり、なんらかの権威主義に陥り、自分自身を見失ひ、借り物のことばを喋々するやうになる。


何かを学び取らうとするときは、本の著者とその本の精神を真つ向から信頼して、腰を据ゑて対象に取り組み続けることによつてのみ、きつと、人は自由になりうる。その人自身にますますなつてゆく。


不思議な逆説ですが、このことは真実だとわたしは実感してゐます。








posted by koji at 14:06 | 大阪 ☀ | Comment(0) | アントロポゾフィー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月21日

クリスマス・新嘗祭への備え 〜いのちの営みにときめく胸〜



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たとえば、米粒のようなほんの小さなものでも、そこにはいのちが宿っている。その一粒の米粒に、こころからじっと向き合ってみる。こころを込めて、そのものに意を注ぎ込んでみる。そのいのちの営みに、眼差しを注ぎつつ、受動的でなく、積極的にいのちの法則に沿って考える働きを重ねてゆく。一粒萬倍に稔りゆくすがたを想い描きながら、「いのちは繰り出す」という考えをありありと抱きつつ、その一粒の米粒を見つめ続ける。


すると、我が胸が、心臓が、その考えに促され、ときめき始める。感情が呼吸を始める。その情の息づかい、そのときめきを育ててゆくことが、クリスマスという聖き夜に向かいゆくための備え。


古来わたしたちのご先祖様たちが旧暦11月23日の新嘗祭(にいなめのまつり)という祭りを迎えるためになしていた備え。


新暦という今の数え方だと、2024年1月4日がその日だ。まさに、クリスマスの時(12月24日の夜から1月6日の朝まで)に重なる。


新嘗祭は、クリスマスの祭りであった。


クリスマス、そして昔の新嘗祭は、ひとりひとりの人の胸の奥深くに、真新しく清らかな幼なごころ、まごころ、靈(ひ)の生まれ出づる時。陽の神イエス・キリスト、歳神さまが生まれ出づる時。


その幼なごころ、初心をもって、「ありがとうございます」、そして「おめでとうございます」と述べあう時。





posted by koji at 17:01 | 大阪 ☁ | Comment(0) | アントロポゾフィー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月20日

シュタイナーのクリスマス論 〜胸の内で毎年新しく幼な子が生まれること〜






観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


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【アントロポゾフィーハウス ことばの家 オンラインクラスのご案内】

●zoomによる言語造形クラス

●日程
Aクラス 第二水曜日10時〜11時半(ご参加人数により12時まで)
Bクラス 第四火曜日20時〜21時半(ご参加人数により22時まで)

●参加費
体験ご参加 5000円
その後6回連続ご参加 24000円
※連続ご受講の際、受講者の方のご都合でのお休みに際してご返金できかねますので、ご了承ください。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/






【「いかにして人が高い世を知るにいたるか」オンラインクラス】
●zoomによるオンラインクラス開催日時
木曜クラス(毎週) 20時〜21時
日曜クラス(毎週) 20時〜21時
●ご参加費
体験単発参加  2000円
お月謝制(基本的に月に4回) 5000円

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/







【「テオゾフィー 人と世を知るということ」オンラインクラス】
●zoomによるオンラインクラス開催日時
毎月二回 いずれも土曜日
(正確なスケジュールは、下記の「含まれるクラス」欄にてどうぞご確認ください)
午前10時〜12時
●ご参加費
体験単発参加  3500円
6回連続    18000円


※連続ご参加の場合、ご自身のご都合による欠席は講座費は払い戻しはいたしません。後日、録画した動画をご覧いただけます。

●お振込み先
三菱UFJ銀行 北畠支店 普通 0662296 諏訪 耕志

参加費をお振り込みいただいた方に、zoomのIDとパスワードをお伝えします。

●お申し込み・お問い合わせ
アントロポゾフィーハウス ことばの家
https://kotobanoie.net/access/





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『大阪・第三土曜日午前オンサイトクラス
「言語造形 いのちとこころのエクササイズ」』

人のいのちを司っている「エーテルのからだ」。

幼児期にはそのからだは、フィジカルな体をなりたたせるためにまさに手一杯です。

しかし、だんだんとエーテルのからだはそのお役目から解き放たれてゆき、そこに波打っているいのちの力は、考える力、記憶する力へとなり変わっていきます。

そして、老いてくると共に、それらエーテルのからだから解き放たれて来る考える力、記憶する力が、その人の<わたし>によってしっかりと掴まれていないと、その人を興奮させ、憂鬱にさせ、果ては認知症への導きとなってしまいます。

つまり、考える力・記憶の力と、からだとこころの健康とは、すこぶる近しい関係にあります。

わたしたちは、言語造形を通して、また、それに準じるエクササイズ・練習を通して、〈わたし〉とエーテルのからだをしっかりと結びつけるための時間を創って参ります。

大阪「ことばの家」での言語造形の時間。

人のいのちとこころの健やかさをかたちづくってゆくことをより意識してクラスをしていきます。

どうぞ、ご関心のおありになる方、一度、大阪まで、お運びください。お待ちしています。

講師:諏訪耕志


【日時】
第三土曜
午前10時から13時までの毎月一回のオンサイトクラスです。

【場所】
アントロポゾフィーハウス ことばの家 
大阪市住吉区帝塚山中2-8-20
最寄り駅 南海高野線「帝塚山」 
     南海阪堺線「姫松」 
     地下鉄四つ橋線「玉出」

【参加費】
初回体験参加のみ2500円 
以降5回連続30000円


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【アントロポゾフィーハウス和歌山 クラスのご案内】

日時:毎月第二の月曜日
   10時から12時 言語造形
   12時半から14時 アントロポゾフィーの学び

場所:和歌山県岩出市内の公民館

参加費:初回体験 5000円
    5回連続 20000円

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言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーの精神科学・アントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。

わたくし諏訪耕志は、1993年から、アントロポゾーフ・言語造形家である鈴木一博氏に師事し、2003年より「ことばの家」として、大阪の住吉にて、言語造形、ならびに、アントロポゾフィーを学ぶ場を設けてゐます。


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2023年12月16日

おほもとの詩芸術を統べる道筋  マリー・シュタイナー

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posted by koji at 16:45 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月13日

こころのこよみ(第37週)



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靈(ひ)の光を世の冬の夜に荷ひゆくべく、
 
恵みに満ちた我が胸が追ひ求める。
 
輝くこころのあまたの萌しが、
 
世の基に根をおろすことを。
 
そして神のことばが、感官を覆ふ闇の中で、
 
ありとあらゆるものを輝かせ、貫き響くことを。
 
 
 
Zu tragen Geisteslicht in Weltenwinternacht
Erstrebet selig meines Herzens Trieb
Dass leuchtend Seelenkeime
In Weltengruenden wurzeln
Und Gotteswort im Sinnesdunkel
Verklaerend alles Sein durchtoent.
 
 
 

posted by koji at 13:22 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月11日

ありがたい 59歳になりました



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59歳になりました。年齢のせいにしては駄目ですが、少し抜けているところが多くなってきたようなのです(汗)。これは本当に気をつけなければ・・・!

ひと様との約束や時間を大事にしていきたい。ひと様からいただいている思いに少しでも応えていきたい。

そして、何より、このわたしを産んでくれた母が元気でいてくれること、本当にありがたい。

娘たちが想いをこめて絵を描いてくれ、メッセージをしたためてくれ、時間をかけてコーヒーカップを選んでくれました。

本当にありがたい。

わたし自身、より、からだを動かし、汗を流して、新しい生活に向かって行く一年にしようと思っています。

また、皆さま、なにとぞ、なにとぞ、どうぞよろしくお願いいたします。

諏訪耕志

posted by koji at 22:28 | 大阪 ☔ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

こころのこよみ(第36週)



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レオナルド・ダヴィンチ『サルヴァトール・ムンディ』




わたしといふものの深みにおいて、
 
いま、目覚めよ、と
 
ひめやかに世のことばが語る。
 
「満たせ、汝の仕事の目当てを
 
我が靈(ひ)の光をもつて、
 
汝を捧げるべく、我を通して」
 
 
 
 
In meines Wesen Tiefen spricht
Zur Offenbarung draengend
Geheimnisvoll das Weltenwort ;
Erfuelle deiner Arbeit Ziele
Mit meinem Geisteslichte
Zu opfern dich durch mich
 
 

※ここで、「Offenbarung」といふドイツ語を、「顕れること」「啓かれること」「はつとすること」、そのやうな意味合ひから、あへて「目覚めること」といふ意として訳してゐる。





posted by koji at 11:55 | 大阪 ☁ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月08日

当たり前に思つてゐた近代的生活からの脱却



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自主独立とは、本当のところ、どういふ状態を言ふのだらうか。そんなことを我が身で考へ続けてゐる。


そして、保田與重郎の全集二十四巻に収録されてゐる『農村記』を丹念に読み続けてゐる。


「農村生活の改良を云ふ人々は多少とも農民生活を快適にし、負担を軽くしてやらうと思ふ人々である。農村の父たちはさういふ文化的都会生活的動向を、家のため、村のため、さらに国のためにおそれてゐるのである。・・・ある農家の青年に、君らが毎日重い荷物を運ぶ時これを馬車に一鞭あてて運ぶと云つたことを想像しないかと問うたところ、彼は言下に自分らはもつと大事なことを考へてゐると一蹴した・・・。」


「農村に於て誰の目にも自明な改良策をこばむものは、固陋でもなく、無智でもなかつた。それはアジアの自衛そのものであつた。」


「血気軽率の人は、必ず欺瞞に立脚した扇動者に奉仕するに到るだらう。かの扇動者らは、己の祭る幽霊や悪魔を、軽率な善人の祭る神とすりかへ、彼らに幽霊や悪魔を祭らせ、扇動して犠牲となす技術を了知してゐるのである。故に多事の日にこそ文学を深く学んで、美辞麗句の欺瞞性を見破らねばならぬ。困苦欠乏と貧乏を固守すると見える古い百姓の、その心持と考へ方を、その原因に於てさまざまに考へることは、今日の文學の緊急の課題の一つである。」



令和の代において、もはや、農民だけでなく、都会に住む大多数の日本人が「困苦欠乏」の中で生きてゐる。


しかし、ここに言ふ「農村生活」を「令和の代の市民生活」と言ひ換へたとしても、「生活の改良をこばむ父」は、どこにゐるだらう。


そして、日本中、「血気軽率の人」ばかりになつてしまつてゐて、扇動者が言ひ募る「時間がない!」といふことばに見事に煽られてゐはしないか。


快適さ、効率性、利便性、それらよりも「もつと大事なこと」とは何だらう。


「家のため、村のため、さらには国のため」に護らねばならない「もつと大事なこと」とは何だらう。


それらのことを、扇動者に動かされず、ぢつと立ち止まつて、ひとり考へる力。


2023年、令和五年の終はりに近づき、わたしたちは、ますます、この力の重要性を痛感せざるをえない状況ではないか。


どうしても、立ち上がつて来る問ひがある。


果たして、これまで当たり前に思ひ込んでゐた「経済を盛んにして、国民を豊かにするべく、我々から富を奪ひ盗つてゐるこの社会の仕組みを変へていかねばならない!」といふことは、本当に真実なのだらうか。


悪事を働いてゐる者を制することは当然のことだとして、しかし、搾取してゐる一部の者たちからその富を奪ひ返すといふ考へ方そのものに、近代を生きて来たわたしたち現代人の大いなる強欲さがすでにどこかに潜んではゐないだらうか。


本当に、難しい議論である。この近代的な生活を二十世紀から変はらずにさらに二十一世紀においても追ひ続けて行くことが、人の「みち」なのであらうか。いまさらと多くの人は思ひ、そんなこと、出来るはずがないと多くの人が鼻であざ笑ふだらうが、近代的生活のあり方を止めることができないかといふことである。


しかし、丁寧に、礼儀正しく、しかし、情熱を持つて、考へ続ける人と人とが出会ひ、語り合ひ、「もつと大事なこと」を確かめ合ひ、創り出すことが、きつと、できる。


そんな2024年、令和六年にするべく、いまから、ひとりひとり、各々、何かを始めることができる。




posted by koji at 17:19 | 大阪 | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月04日

こころのこよみ(第35週)



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<ある>とは何かをわたしは知りえるのか、
 
それを再び見いだしえるのか、
 
こころが活き活きと働くならば。
 
わたしは感じる、わたしに力が与へられてゐるのを。
 
それは、己れみづからが世そのものを、
 
手足となつて慎ましく生き抜いていく力だ。
 
 
  

Kann ich das Sein erkennen,
Daß es sich wiederfindet   
Im Seelenschaffensdrange ?   
Ich fühle, daß mir Macht verlieh'n, 
Das eigne Selbst dem Weltenselbst   
Als Glied bescheiden einzuleben.
 
 
 




posted by koji at 13:29 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年12月03日

約束を果たす






前田英樹氏著の『倫理という力』(講談社現代新書)に記されてある「約束」といふことについて語らせてもらひました。

サムネイルの彫刻は、長野県安曇野にある碌山美術館蔵の荻原守衛(碌山)作「女」です。

観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志

posted by koji at 18:15 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

人さまを畏(おそ)れよ






前田英樹氏著の『倫理という力』(講談社現代新書)に記されてある「人さま」といふことについて語らせてもらひました。

観て下さつて、どうもありがたうございます。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


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人は誰もが教へ手になる






聴き手がゐない状態で、ひとりでパソコンの前で語りましたので、とてもぎこちない感じです^^;。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志

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心臓で考へる






これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

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2023年12月01日

シュタイナーの学びは日本でこそ生きる






シュタイナーは、人の考へる力をこの上なく大事なものとして捉えてゐますが、その上で、感じる力、情の働きこそが、密(ひめ)やかな学びにおける、まこと、よき教へ手なのだと説いてゐます。

その感じる働き、情の働きからこそ、ものごとの本質に迫ってゆく学び方、生き方を、日本では、古来、「もののあはれを知る道」「ものへゆく道」と呼んでゐました。



これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


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2023年11月28日

言語造形「われらが萬葉集 その七 柿本人麿 吉野の宮 萬葉集36〜39」








• われらが萬葉集 https://www.youtube.com/playlist?list=PLygaPNag2hOf3jmQ1qehQwKzIUi2rCvpM



※この「われらが萬葉集」で詠はれるすべての歌は、土佐の国学者、鹿持雅澄による訓みです。


我が国最古の和歌集『萬葉集』。

言語造形による朗唱でお聴きいただきます。
  
ことばのひとつひとつの意味よりも、響きのリズムと母音の広がり、子音のかたどり、それらの音楽的要素・彫塑的要素を感じてみませう。
  
共に味はつていただくことができればなによりです。


 
なぜ、『萬葉集』といふものが、この世に生まれたのか。
  
それは、当時の日本が危機に直面してゐたからです。
  
我が国の先祖伝来の精神文化が、隣の大国・唐からの最新の文化・文明に、駆逐されさうになつてゐたからです。
  
ご先祖様から受け継いできたものの考へ方、暮らしの立て方、人生の送り方、そして、何よりも、古くからのことば遣ひ、それらが失はれさうになつてゐたからです。
  
明治の文明開化の約一千年前にも、同じやうな深刻な矛盾を、我が国は抱えざるをえなかつたのです。
  
『萬葉集』は、古くからのことばに対する信仰、ことばに対するたいせつな感覚を保持し、未来永劫の日本民族に、そのことばの美、言霊の力、言語芸術を、なんとか残さうとして、大伴家持によつて編まれたものです。ことばの伝統は精神の伝統であり、それを守り、育むことで、民族はその精神文化を保持することができるのです。
  
この『萬葉集』が編まれたことによつて、その後も辛くも、日本は日本であり続けることができたのだ、さうわたしは確信してゐます。



言語造形(Sprachgestaltung)とは、ルドルフ・シュタイナーのアントロポゾフィーから生まれた、ことばの芸術です。ことばを話すことが、そもそも芸術行為なのだといふことを、シュタイナーは、人に想ひ起こさせようとしたのです。

わたしたち「ことばの家 諏訪」は、大阪の住吉にて、その言語造形を学ぶ場を設けてゐます。

「ことばの家 諏訪  言語造形のためのアトリエ」
https://kotobanoie.net/



posted by koji at 20:55 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

透き通つた明るさを勝ち取つてゆくこと



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参政党の内紛を観てゐて、あらためて分かつて来たことがある。


人の世は、つまるところ、政治では埒が明かない。いや、むしろ、近代政治は、人の世をとことん貶めるところまで貶めるだらう。


そして、近代政治が行はれ続けてゐるかぎり、世はますます混乱を来たし、破局が訪れるかもしれない。そして外なるものの支へが失はれるやうな惨状を呈するときが来るかもしれない。


しかし、それらやつて来るすべてには意味がある。


それは、さうなるからこそ、物質的なものへではなく、靈(ひ)・精神の方へと、初めて人の眼差しを向けさせ、こころに水平の次元ではなく、垂直の光の柱を樹てさせる。


さうなるからこそ、人の靈(ひ)・精神が、漸く目覚める。人は、そこからこそ、初めて、奮ひ立つ。


世に、外なる支へを求めることができなくなつて初めて、自分自身から世に光と熱を放つてゆかねばならないことを悟る。


それは、生き方の大転換だ。


人と人とが諍ひ、罵り合ひ、傷つけ合ひ、果ては殺し合つて、悲しいことだが、漸く、人はまことの観点に立つことができるのだらう。


争ひには、勝者と敗者が生まれるが、もしくは、どちらも、敗者となりうるが、とりわけ、敗者の内にこそ、偉大なる靈の目覚めが生まれうる。


人は、敗れて、心底打ちのめされて、初めて、気がつく。


だから、人生の中で、敗れ去ることを恐れてはいけない。


敗れても敗れても、何度でも立ち上がるのだ。


この世の力に敗れるからこそ、あの世の光をへりくだりつつ求める。そして、神なるものに我が身が通はれることを、心底、乞ひ求める。


神と共にあり、神と共に働きつつ、生きてゆくことを至上の喜びとするやうになる。


それは、靈(ひ)と共に生きることであり、この身がだんだんと靈(ひ)に浸され、通はれ、貫かれ、透き通つた明るさを勝ち取つてゆくことである。


神への無言の直観。 靈(ひ)の訪れ。 大地の底から立ち上がつて来る倫理の原液。


多くの人が叩く減らず口に惑はされず、そこに決して同調せず、我がこころの内こそを清浄に整へる。


そして、目の前のもの、人、すべてと、自分自身との間に流れてゐる透き通つたものを観る訓練をしていくこと。


この生き方を、我が国では「神(かむ)ながらの道」といつて来たし、パウロが告げ続けたキリストのこころざしを生きることでもある。



ちはやぶる神代もきかず竜田川からくれなゐに水くくるとは 
在原朝臣業平 (百人一首17)







posted by koji at 18:40 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 断想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

己れの声を聴きながら



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そもそも、和歌(うた)は読むものではなく、声に出して歌うものです。
 
 
なぜか。
 
 
和歌とは、そもそも、なげきであったからです。
 
 
なげきとは、長く息を吸い、長く息を吐くことだからです。
 
 
息遣いから、声が発せられ、ことばの響きが宙に拡がってゆく。
 
 
そうして虚空に拡がりゆく響きと調べが、人の乱れに乱れていたこころを鎮め、落ち着くべきところに落ち着かせるのです。
 
 
この声の作用は、頭で考えられるだけのことばよりも、いつそう、深く、強く、人のこころとからだに降りて行きます。
 
 
なぜなら、考えは過去に根差すものですが、声は現在にあるものだからです。
 
 
ひたすらに、声を出す人の「いま」を響かせます。
 
 
よって、声あることばの力によって、情が慰められ、思いが整えられ、動揺に耐えることができ、己れを建て直す機縁が得られます。
 
 
何千年前から日本人は、そのようにして、激しい情の渦に巻き込まれそうになる己れのこころを律し、こころの解放と自由を生きるために、和歌を声に出して歌いつづけてきました。
 
 
その声は誰に聴かれたでしょうか。
 
 
もちろん、人に聴かれました。
 
 
人に聴いてもらうべく、ことばを整えました。
 
 
より上手く、より深く、我がこころのありゃうを人に聴き取ってもらえるようにことばを整えました。
 
 
しかし、本質的なこととして、まずもって、他でもない自分自身によって聴かれるべく、その声は発せられたのです。
 
 
己れの声を己れが聴く。
 
 
これほどに、ことばの持つ力が実感されるときはありません。
 
 
己れの声は、己れの「いま」であります。
 
 
嘘をつくことのできない「いま」であります。
 
 
己れの「いま」を、己れが見いだし、己れが深く受け取り、己れが己れを消化するため、人は、和歌を歌ったのです。
 
 
『万葉集』『古今和歌集』『新古今和歌集』・・・それらは、ことばの芸術に通じるわたしたちの御先祖様たちが、なんとかこころの悶えを抑えようとして抑ええた、ことばの事績の集積なのです。
 
 
そういう声による自己陶冶の道を、いまに甦らせるのが、言語造形の道です。
 
 
ことばに鋳直され、造形された、先人のこころの振幅を、わたしたちは、言語造形をもって、いま一度、追体験してみます。
 
 
そのとき、わたしたち現代人と、古(いにしえ)の人とが、一挙に、こころを通わすことが生まれ得る。
 
 
それは、国語の、さらには歴史・国史の最善の学びようだと、わたしは思います。





posted by koji at 13:01 | 大阪 ☁ | Comment(0) | 言語造形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月26日

こころのこよみ(第34週)



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ルオー「聖顔」




密やかに古くから保たれてきたものを
 
新しく生まれてくる己れのありやうと共に
 
内に活き活きと感じる。
 
それは目覚めた世の数々の力を
 
わたしの人生の外なる仕事に注ぎ込み
 
そしてだんだんとわたしを、ありありと刻み込んでゆくだらう。
 

 
 
Geheimnisvoll das Alt-Bewahrte
Mit neu erstandnem Eigensein 
Im Innern sich belebend fühlen:  
Es soll erweckend Weltenkräfte 
In meines Lebens Außenwerk ergießen 
Und werdend mich ins Dasein prägen.          
 


 

posted by koji at 22:17 | 大阪 ☀ | Comment(0) | こころのこよみ(魂の暦) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英詩と和歌 ことばに仕える体験



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冠木 友紀子さんの通訳藝術道場に集まられた方々と言語造形を通して、昨日、東京西日暮里にて英詩と和歌をからだとこころまるごとで味わう時間を持つことができました。


イギリスの18世紀から19世紀にかけて生きたWilliam Wordsworthの、まことに慎ましい趣きの一片の詩「Written In The Album Of A Child」。


その豊かな深い精神が、冠木さんの導きによって顕わになるのです。


冠木さんは、まずは、その詩を朗唱され、その響きにわたしたちは耳を澄ませます。


その上で、ことばのひとつひとつに光と影と動きが宿っているということを、英語という言語の内部へと踏み入りながら、冠木さんは語られるのでした。


それはまた、ことばのリズム、強弱、長短、また音韻のもつ形がその詩の持つ精神を表現してはいないかという、問いかけでもあるのでした。


その問いに応えるように、わたしたちは、言語造形を通して、ことばひとつひとつに沿ってからだを用いながら、その詩を声に出してみるのでした。


そのとき、その詩のもつ表情、雰囲気、しぐさ、感情、願い、それらの言うに言われぬ何かがわたしたちの周りに立ち上がって来るのです。


そして、天空と大地の間に立っているわたしたち人というものの営みがいかにモラーリッシュでありうるかということ。


からだとこころと精神の共同作業である言語造形によって、その詩に潜んでいる真の道徳性がありありと感じられるのでした。


そして、次に、萬葉集の巻頭第一首目の雄略天皇による御製歌(おほみうた)に全身全霊で取り組んでいただいたのでした。


神ながらの精神から詠われている萬葉集の歌をわたしたちは、緩やかに、かつ、伸びやかに腕を振り、息を解き放ち、歩いて行きながら、腹の底から、母音の「O」の響きを通奏低音として、虚空へとことばを響き渡らせます。


この巻頭第一首目の長歌(ながうた)のもつ、音韻の運びやリズム、形や動きによって、ことばの意味以上に如実に実感させられるもの、それは、日本という「くに(近代的な意味での国家ではない)」が、そもそもどういう「くに」であるのか、という、民族の精神に関わることでした。


そこには、まことに優しく、愛と雄心(をごころ)に満ちた、こころもちと、くにがらが、湛えられているのでした。


朝から夕方までかけて、わたしたちは、英詩と和歌を通し、ことばというもの、そのものが持つ願いを感じるまでに語らいは至りました。


ことばとはわたしたち人が使うものである、という通念を正すこと。


ことばとは、わたしたち人が仕えるべきものである。


なぜなら、そうすることによって、ことばがそもそも湛えている高く深い精神が、わたしたち人を、物質性を超えた、より高い世へと導くからです。


ことばを大切にする民族は守られます。国語を大事に育てゆくことこそが、最も根底のくにの護りなのです。そして、それこそが、平和の礎となります。必ずです。それは、萬葉集の編纂者、大伴家持の悲願、こころざしでもありました。


洋の東西を問わず、詩人たちは、古来、俗語を正す(松尾芭蕉)という使命に貫かれた人でした。


詩を、文学を、ことばの芸術を、身でもって味わい、その言霊に沿うような生き方へと歩いてゆくこと。それは、人をまことの道徳性へと導きます。


そのために、言語造形という芸術が、ルードルフ・シュタイナーを通して、この世に生まれたのです。


こういった機会を設えて下さった、通訳藝術道場主催の冠木さん、そしてお集まりくださった皆様、こころよりお礼を申し上げます。


これからも、「言霊の幸(さきは)ふ国」、国民総詩人化(!)に向けて、働いて行きたいと思います。






posted by koji at 19:08 | 大阪 ☀ | Comment(0) | 講座・公演・祝祭の情報ならびにご報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年11月22日

聴くといふこと( 聴覚について)





よろしければ、ぜひ、ご覧ください。

これからも、アントロポゾフィーに学びつつ、言語造形の研鑽に励みつつ、発信を続けて参りますので、どうぞよろしくお願ひいたします。

アントロポゾフィーハウス ことばの家 諏訪耕志


posted by koji at 00:02 | 大阪 | Comment(0) | 動画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする